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内線規程の1350-3表(C、D種接地線の太さ)では、
”接地する機械器具の金属製外箱、配管などの低圧電路の電源側に施設される過電流遮断器のうち最小の定格電流の容量”
により、接地線の太さが決まるようになっています。
ここで、次のような場合の接地線の太さはどうなるのでしょうか。

主幹なし電灯動力分電盤で、
回路1(3Φ3W210V キュービクルからの225AF/150AT送り)
と、
回路2(1Φ3W210-105V キュービクルからの225AF/50AT送り)
により構成されている。

この場合、1350-3表によると、小さい方の過電流遮断器である50ATにより接地線は3.5sq(銅線の場合)となるようなのですが、この太さでは分電盤内で回路2の電源側が完全地絡した場合でも接地線が短時間で損傷しないような太さとなっていますが、225ATの方の回路1が完全地絡した場合は3.5sqでは接地線は損傷してしまう太さとなっています。

そこで、次の疑問が生じました
1 なぜ”最小の定格電流の容量”となっているのでしょうか? ”最少”ではなく”最大”となるべきではないでしょうか?
2 私の解釈の仕方が違うのでしょうか。

どなたかご教示くださるよう、お願いします。

A 回答 (2件)

 >1


1350-3表に記載されている最小とは、同じ分電盤内という意味ではなく、機械器具に供給する系統の最小という意味です。
つまり、系統を直列と考えた時の最小定格電流なので、
 配電系統ブレーカー → 主幹ブレーカー → 分岐ブレーカー → 機械器具
という流れの中で、最小の分岐ブレーカーの定格電流を適用すればよいという事です。

 >2
確かに分かりにくい表現なので、改善の余地は有ると思います。

この条項は機械器具に対してなので、それぞれの系統に対してはそれぞれの接地線の太さを適用しなさいという事を表しています。
資料1-3-6を読んで頂ければ、並列回路を指していない事が理解できると思います。
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この回答へのお礼

疑問がすっきりしました!!!
わかりやすい解答をどうもありがとうございました。
もし、また疑問が生じた場合は是非回答をお願いします!!!

お礼日時:2012/07/25 23:49

>接地する機械器具の金属製外箱、配管などの低圧電路の電源側に



とあります。
いろいろ書いていますが、結局 ○○の電源側に となるので

>主幹なし電灯動力分電盤

の電源側をずーっと見て行くと 受電設備までさかのぼれると思いますが その中で最小の定格電流の容量が流せればいいよ ということだと思います。

主幹なし分電盤の接地ということで回路1、回路2とも同じ箱の中で電源側ではないと思います。
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この回答へのお礼

No.2の方と同様の回答をいただき、ありがとうございました。
補足があったことから、No.2の方をベストアンサーにさせていただきました。
また何か質問させていただいた場合は、是非ご教示ください。

お礼日時:2012/07/25 23:52

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