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73歳の父が、抹消性T細胞性リンパ腫で化学療法中です。
一回目の投与で効果なく、肺炎を併発しました。
医師は、肺炎が治っても、リンパ腫の治療はしないと断言され、余命半年ですと言われました。
最期にポテリジオという、新薬を投与することを考えていますが、依頼すれば、様態を見てしてくれるのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんにちは。



ポテリジオに現在承認されている適応症は「成人T細胞白血病リンパ腫」のみで、末梢性T細胞性リンパ腫への適応拡大は本年申請予定であったと記憶しています。従って承認は最速でも2014年中ですので、現在PTCLに使用するとなると「適応外使用」となります。
このお薬について、現在適応外使用の実施例があるのかどうかは私は情報を持っていませんが、担当の先生に、「この薬は使えないか?」とお尋ねになれば何らかの反応は得られるのではと思います。
ただ適応外使用の場合、お薬によっては薬代に健康保険が全く効かないケースも有り、この場合ポテリジオですと1バイアル16万円とかなりの高額になってしまう可能性があります。

ポテリジオの類のお薬の使用は、患者さんのこのお薬に対する反応性を事前によく確認してから出なければ使用できないこと(副作用だけが目立ちがんに対する効果が認められない)、また、病気の性質上、また適応外使用という特殊性の故に、ある程度影響力のある先生の指導のもとでの投与例がないと投与に踏み切れないということもあると思います。

一つの解決例としては、もし現在実施中のポテリジオ治験があるならば、それに参加するという手もありますので情報を集めてみると良いかもしれません。但し治験の場合、条件によっては治験に入れないこと、またポテリジオの投与を受けられない群に割り付けられる可能性もありますのでそこはご理解が必要です。

お役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

詳細に教えていただきありがとうございました。
現状では、父の病気に対する手だてがないことがわかりました。
今は、ただ、肺炎が治まるのを願うばかりです。

お礼日時:2013/06/15 22:06

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