プロが教えるわが家の防犯対策術!

界面活性剤が皮膚細胞に与える影響について調べています。
ここのカテで良いのかわかりませんが、わかる方いましたら教えてくださいm(_ _)m

(1)界面活性剤すべてに(程度の差はあれ)「細胞膜破壊」「たんぱく質変性」の作用があるのですか?

(2)界面活性剤の種類によって作用の強い・弱いがあるとはどういうことですか?
(両親媒性構造を持つがゆえの作用なら、細胞膜(又はたんぱく質)との反応性は同じように思えるのですが)

(3)脂肪酸ナトリウムやエステルではなく、ただの「脂肪酸」は界面活性剤といえますか。「細胞膜破壊」や「たんぱく質変性作用」はありますか?

A 回答 (1件)

(1)界面活性剤すべてに(程度の差はあれ)「細胞膜破壊」「たんぱく質変性」の作用があるのですか?


 いいえ、タンパク質のレシチンも界面活性剤ですよ。(マヨネーズ)
 細胞膜破壊、タンパク質変性は塩基の影響によりますから、石鹸などは細胞にとっては命取りです。

(2)界面活性剤の種類によって作用の強い・弱いがあるとはどういうことですか?
 意味が分かりません。界面活性剤は対象とする物質によって異なります。
 \A/
 B|C という3つの界面がある時にA/B界面、A/C界面、B/C界面によって異なります。

(3)脂肪酸ナトリウムやエステルではなく、ただの「脂肪酸」は界面活性剤といえますか。
 低分子の脂肪酸ナトリウム(酢酸ナトリウム)などには、水/脂肪間の界面活性作用はありません。
 その物質が界面活性を示すか否かは、その物質単独では判断できません。

(4)「細胞膜破壊」や「たんぱく質変性作用」はありますか?
 脂肪酸ナトリウムはナトリウムイオンのため弱塩基を示します。強力ではありませんが・・.石鹸が目に入ったら目にしみますね.
    • good
    • 1
この回答へのお礼

すぐに回答くださりありがとうございますm(_ _)m
細胞膜の破壊は界面活性剤が細胞膜に吸着・ミセルに取り込む事で破壊が引き起こるそうですが、
それは分子の構造的に親水基・疎水基の両方を持ち合わせているからですよね。
なので、レシチンであれ何であれ、両親媒性分子は細胞膜破壊の作用があるのではと思ったのですが…。

(2)は界面活性剤の種類によって「細胞膜破壊」「たんぱく質変性」の強さに差があるとは
具体的にどういうことなのか?細胞膜に吸着する性質は皆同じなのに??と思ったからです。

脂肪酸については、石鹸(脂肪酸ナトリウム)ではなく、「(遊離)脂肪酸」のことで、
あるサイトに、「遊離脂肪酸は両親媒性の為、大量に存在すると洗剤作用(界面活性作用)により、
細胞膜を溶解させ、細胞を破壊する」と書かれてあったので、気になりました。
実際に、遊離脂肪酸は皮膚の炎症の原因になっているようです。

お礼日時:2013/07/15 17:52

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!