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今、簿記の勉強をしていてよくわからないのですが


株は身近ですが社債は触れる機会がありません。
同じようなものでしょうか?

A 回答 (4件)

確かに、社債と株式って似てますよね。


どちらも有価証券で、それを売買して利益を獲得できます。
もうひとつ、社債と株式は、保有していることで発行会社からお金がもらえるのはご存知ですか?
それが「利息」とか「配当金」と呼ばれるものです。

社債を保有していることでもらえるお金を「利息」と呼び、
株式を保有していることでもらえるお金を「配当金」と呼びます。

呼び名が違うので、とうぜん両者のお金の意味合いは異なるんです。
ではいったい何が違うのだと思いますか?

実は、「利息」は毎期一定の金額を受け取ることができるお金であるのに対して、
「配当金」は毎期株主総会でそのもらえる金額を自由に決定できるのです。(ゼロとすることもできるし、1億円!なんてことも理論的には可能です。)

はい、実はこの「利息」と「配当金」の違いこそが、社債と株式の違いに結びつくのです。

具体的には、、、
これらの有価証券を発行する会社側は、
毎期一定の金額を支払っても良いな~と考えていれば社債を発行し、
一定の金額は払えない!支払う金額を自由に決定したい!と考えていれば株式を発行します。

つまり、会社側から見て支払うお金の形態をどうしたいかによって、発行する有価証券を社債として発行したり株式として発行したりするのです。



ちなみに、他の方が説明されているように、社債は返済義務のある有価証券であるのに対して、株式は返済義務の無い有価証券である、という分け方もできます。

有価証券を発行する側の会社が、将来その有価証券を買い戻さなければならないのが社債であり、
永遠に買い戻さなくて良いのが株式です。
おそらく感覚としては、株式のほうが絶対得だろ!って思いますよね。
その感覚で間違っていないと思います。
ただ株式をたくさん発行すると、それだけ買収される可能性が高まるので危険だったりします。(一昔まえにホリエモンがやってたやつです。)

なので、社債は「将来買い戻さなければならない義務」として貸借対照表上の「負債」に計上され、
株式は「将来買い戻す必要はない」ので負債ではなく「株主資本」に計上されます。

予断ですが、社債を将来買い戻さなかったり、先に述べた利息を支払わなかったらどうなるかというと・・・
ペナルティとして上場廃止にさせられたり、はたまた倒産させられたりします。

簿記の学習上は、負債を発行する側は危ないんだな~という感覚を持っておくと良いですよ。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 20:55

社債にあって株に無いモノ


・約定利率
・償還期日

株にあって社債に無いモノ
・総会での議決権
・配当金 <- ゼロ円から無限大まで様々
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 20:55

社債は、「借金」ですね。

「後で必ず返すからお金貸してね」というものですね。
金融機関からお金を借りる時の利息より、金融機関に預けた時の利息は少ないわけですね。この差分が金融機関にとっては儲けになるのですね。
それなら銀行を経由せず、

金融機関への預け入れ利息<社債の利息<金融機関からの借り入れ利息

という関係になるような、社債の利息にしておけば、

・お金を出す側は銀行に置いておくより良い
・お金を調達する側からは、銀行から借りるより良い

ということになって、両者とも美味しわけですね。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 20:55

>株は身近ですが社債は触れる機会がありません。


>同じようなものでしょうか?

資金調達という観点では同じですが、全然違います。

社債は、債権です。
金融機関に対してではなく、社債を購入してくれた人からの借金です。

株主は通常、株主総会で議決権があり、経営に関与できますが、
社債の所有者は、株主総会での議決権がありませんし、配当金も受けられません。
そのため、社債は金融機関で運用するよりも高めの利子が付与されます。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 20:54

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