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日本語の質問です。
「~ではない」と「~でない」の違いはなんでしょう?
それとも違いは有りませんか?

例えば、
(1) 「それは真実ではない」
(2) 「それは真実でない」

私の考えでは、(1)の場合、何かと比較して「~は真実だけれども、それは真実ではない」という様に
比較する場合は(1)。
単に真実じゃないということであれば(2)
と考えております。

よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

これは「「だ」型文」とも呼ばれる「同定文」として、「名詞「それ」は名詞「真実」だ」という名詞同士の「A=Bだ」の関係になっています。


これを「それは真実である」という「ある」という動詞の形式的用法に換えたとしても「だ」型文と断定の陳述機能では、「「それ=真実」=ある」として同義に当ります。

ところが、これを否定文にする場合、否定の助動詞「ず」を用いれば「「それ=真実」にあらず」とそのまま受けられますが、口語体で形容詞「ない」を用いる場合は不自然になる場合があります。

それは「それは真実でない」という形容詞文では「「それは真実でない」だ」のような「だ」型文」が使えず、つまりは断定の陳述機能が弱いため、「それは真実でないコト」として連体接続に、また「それは真実でなく…」といった並列接続のようにはつなげられても、しいて言い切りにするには丁寧表現の「です」を加え「「それは真実でない」です」の形が求められます。

どうしても常体表現のままで言い切りたい場合には、陳述機能を高めるため係助詞「は・も・こそ」などを立てて、「「それは真実(だ)」<は>ない」→「それは真実ではない」とすることで同定文の否定形として落ち着くことになります。

もっとも、これが形容動詞文であれば語尾に「だ」の言い切り機能が含まれているので、「それは確実でない」「それは確実ではないです」とそのまま言い表すことができます。
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>それは真実ではない


主格・主格・述格・(述格)、述格が省略?。
>それは真実でない
主格・述格、完結した文章。
実は、先の表現、打ち明け話には、よくつかわれるのでは、実は・これこれ・というわけです、実は(主格)、です(述格)、この間に、これこれ=主格・述格で完結した文章がいくつも入ります。
これを一つの完結した文章にすると・・・、修飾語だらけになり非常に理解しにくくなるのでは、文学作品では評価の対象にもなることもありますが、学術的な書物のときはどうでしょう。
短い文章にあえてそれをし使用すると、どんな印象が・・・・。
前後にどんな表現があるか、数多く当たってみるのも面白いのではと思います。
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似た表現、綺麗でない、綺麗ではない、または、綺麗ではある、綺麗である。


昔、ある声楽家が言っていました、先生曰く、「上手だわ、でもだめなのよね」、放任どうしてよいのか悩んだらしい。
綺麗ではない=綺麗の言葉の基準?、で見る限りは該当しないが・・・?、感動する、かも?。
真実ではない=100%真実とは言えない、んがほぼ真実と言えるかもしれないが・・・?。
前の言葉の意味を100%で解釈するか、50%以上の確率で解釈するか・・?多少こじつけかな?。
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ただ強調して言ってるだけじゃないのかなーはを付けるのは

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「では」は、格助詞「で」と係助詞「は」の複合形です。

格助詞は、意味関係を表し、係助詞は強調を表します。

真実でない  … 真実→ ない
真実ではない … 真実→!ない

図解すれば(?)こんなところですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E8%A9%9E
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「は」のあるなしで,意味がどう変わるか。

「は」の役割は何か?
という問題ですね。

「は」は,
「で」ばかりでなく,「に」や「へ」などと共に用いられ,「では」「には」「へは」などと使われます。

「が」とともに(「がは」として)用いることはなく,単に「は」となります。
また,現代の日本語では「を」と共に用いるときに「をは」と言うことはありませんが,昔は「をば」という言い方がありました。(「をば」も,今の日本語では単に「は」と言います)

で,本題の「は」の働きですが,
No.3回答の中にも示されているように,また質問者様の理解のように,
「取り立て」「比較」あるいは「強調」など
と理解しておけばいいでしょう。
 
そのなかの「取り立て」というのは,どういうことかというと,
簡単に言うと,
そのコトをこれから話題にして発言(あるいは文章化)するよ!という合図になっているということです。
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意味の違いは確実にあると思います。


その違いというのは、〈比較する場合〉もあると思いますし、〈強調〉の意味合いもあると思います。

ただ、現在では「でない」という言葉は書き言葉で稀に見られますが(たとえば食品のパッケージにある「遺伝子組み換えでない」など)、会話上ではほとんどが「ではない」を使っているように思います。

『広辞苑』の助詞「で」の説明には、

(口語では助動詞「だ」の連用形とする)「ある」「ない」などを伴って指定の意を示す。…の状態で。平家物語1「偏に女御の様―ぞましましける」。天草本伊曾保物語「この金かねを下さるることは恩に似て恩―ない」。「吾輩は猫―ある」

とあり、天草本伊曾保物語の「恩に似て恩でない」という用例も示されていますので、現代の「ら抜き」と同列に扱うことはできないように思いますが、使われる頻度が少ない語であることは確かなので、違和感がある方は多いのだと思います。

「でない ではない」をキーワードにネット検索してみれば、こちらのサイトやYahoo!知恵袋などに種々の回答が示されています。
そこを読んでみても、「ではない」の「は」は〈強調〉や〈取り立て〉、〈対比〉の意味であろうというご意見が多く、あとは特に外国人向けの回答として、「でない」という言い方は昔の言葉遣いであって、今は「ではない」と言うべきであるというご意見などがなされていました。

過去の質問を検索してみるのも参考になると思います。
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い抜き言葉や、ら抜き言葉と同様です。


砕けた言い方です。


遊んでいる
遊んでる

見られる
見れる

だけれど
だけど

そうなのだ
そうなんだ
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2)は「ら」抜き言葉と同じく広まってはいるものの、間違いではないかと。

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