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「きょうし」の「し」は「師」で「しょうぼうし」の「し」は「士」。「かいごし」は「士」で「かんごし」は「師」?
仕事の漢字につける、ふたつの「し」を書き分ける法則がよくわからないのですが、ルールはありますか?

A 回答 (3件)

おおまかな考え方はあっても単一の法則はありません



・国家や公的な機関から資格として法律で名称が定められている「師」
 医師、歯科医師、看護師、薬剤師、美容師、調理師 などなど

・国家や公的な機関から資格として法律で名称が定められている「士」
 歯科衛生士、介護福祉士、弁護士、消防士、救急救命士 などなど

・特定の技能を受け継ぐ「師」 <-資格は問わない
 漁師、猟師、講師、教師、

・特定の技能をもつ「士」 <-資格が必要な場合も不要の場合も
 力士、運転士、整備士、

・元来、男の就く職業や地位に名前を付けた「士」
 学士、博士、兵士、戦士、


どちらかと言うと「士」は広い意味で用いられ、「師」はその中でも伝統とかより高い技能を持つモノに付ける傾向があるようです
でも、時代と共に名前の持つ意味合いや位置づけが変化するので

例えば講師のように簡単に名乗れるようなものになってしまったものもある
また、少し昔は女性の看護職を看護師とよび男性の看護職を看護士と呼んだ時代もありました
これは、男=士という昔の慣例から発生した呼び分けだと思われます

結論としては、一つ一つ覚えるしかないということになる

こんなページもある
桐生市医師会のサイト
http://kiryu.gunma.med.or.jp/1914/
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この回答へのお礼

回答 ありがとうございます!
桐生市医師会のサイトも拝見しました。
ありがとうございます。

「傾向」があるだけで「法則」「ルール」は無い、ということが
よくわかりました。

そして、改めて、こんなに書き分けがあったのか、と驚きました。
たくさん挙げて頂き、ありがとうございました。

がんばって覚えます。

お礼日時:2014/06/08 12:56

師、士、そしてもう一つ司というのがあります。


保護司(刑務所から出てきた人が社会復帰できるように一定期間面倒を見る人)などそうですね。

よく法則があるかのように言われますが実はありません。
偉いのが士で職人系の人が師だといわれます。

そんなことはありません。

医師だってえらいっちゃー偉いし、消防士も偉いですが職人技をもつといえばもちます。
法則はありません。
こじつければ多少法則じみたことはいえますが例外が多く、それなら法則がないようなもんでしょ、
と言いたくなります。

つまりこれは覚えるしかないのです。
教科書はもちろん、新聞、雑誌、看板等でよく見かける職業の字面ですから
その都度覚えてしまいましょう。

法則で覚えようとしても混乱するだけです。
師、士、司については法則をあてにしないほうがいいです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます!

そうですね、みんな専門職ですもんね。
職業に応じた職人技はお持ちですよね。

偉いのは、皆さん、偉い!と思います。
どのお仕事の方々を見ても、仕事ぶりに頭が下がりますもん。

そういえば「司」もありましたねー
複雑なんですね・・・

ひとつひとつ覚えます。

お礼日時:2014/06/08 12:49

「師」は人に教えたもうもの。

先生と呼ばれる職です。
「士」は専門技術の実務者。人に仕えるのではなく、職に仕えるもの。

看護師は、看護婦という旧来からの一般職名に、男性が該当しない職名であることから作られた新語で、
「士」自体が男性系の職能を指すので、看護士だと今度は女性を指さなくなるため(看護婦の時代の男性看護師の職名は看護士)、適切ではないとのことで、平成14年に法規、資格の全体で「看護師」に改められた、例外です。

元々、日本語は文語と口語が分かれていて、明治時代に言文一致運動で動き出した100年程度の日本語なので、
職業みたいなそれより古い単語は、どちらを当てても間違いではない、曖昧なものです。
正確に文字を当てるよう教育するようになったのは、戦後教育からで実質50年程度。それ以前の教育を受けている人がまだ存命ですから正解はない。
そのルールからすると、国が定めた「看護師」は不適切な命名になります。
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この回答へのお礼

すばやい回答、ありがとうございます!
なるほど~
正しい漢字を当てようとすること自体、無理な話なのかも。
どちらを当てても間違いではない、ということは
ひとつひとつ覚えるしかないのですね。
同じ音で違う漢字があるのは、難しいですね~

お礼日時:2014/06/08 12:41

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