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日照簿記2級の第135回目の過去問第5問の問題を 解いていて分からない部分がありましたので質問させていただきます。

当月の標準原価配賦額を求めるため標準原価@1560円に当月完成品の値4300を掛けて求めようとしたのですが答えは当月投入量の値4100を掛けていました。参考書やネットで調べた限りだとそういう決まりだとそこまで説明がありません。

そもそも完成品換算にする理由もわかりません。

簿記に詳しい方ご教授お願い致します。

A 回答 (1件)

原価差異は、当月投入に対する標準原価と、実際原価(実際発生額)を比較して計算します。

原価差異は、当月の作業がどうだったのかを判断するものだからです。

まず、換算量とかを考えなくていい直接材料(始点投入)を前提にみてみます。
仮に、月初仕掛品なし、当月投入100個、完成品80個、月末仕掛品20個というデータで、原価標準と実際発生額が与えられているとします。このときの「実際発生額」は、「当月投入」100個ぶんの金額です。投入した時点で材料を消費したわけですから、そのあと完成までいこうが、仕掛品として残ろうがこの話には関係ないわけです。だから、それと比較する標準直接材料費は当月投入量で計算するんです。

加工費についても同様で、「当月どのくらいの加工作業をしたのか、それで実際発生したのはいくら?標準と比べてどうだったの?」ということがやりたいので、いくら完成したか、という完成品量は関係ないとお考えください。
なぜ完成品換算量にするか、ということですが、端的にいうと、そもそも原価標準とは「完成品1個あたり」の標準原価だからです。何個ぶんの仕事をしたか、というのを把握するためです。

受験勉強、頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ヨクトっとさん何度もありがとうございます。本当に助かっています。
今回解答してくださった範囲も理解でき、少しずつですが全体の理解が進んでいます。 
試験まで何度もお世話になると思いますがよろしくお願いします。

お礼日時:2015/05/30 17:53

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