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質問させて頂きます。

1.She said she was Japanese.
2.She said she is Japanese.

「これら2つの英文は文法的に正しいが、それぞれ意味合い(状況)が微妙に違う」と説明している本があるのですが、肝心の何が微妙に違うのかの記載がありません。学校では「時制の一致」というルールを話法で習ったのですが、そのルールでこれらの文を見ると2の文は文法的に正しくないことになると思うのですが、実際は正しいのでしょうか?また、これら2つの文が文法的にに正しいのであれば、その微妙な違いとは何なのでしょうか?教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (4件)

時制の一致は、厳密にいうと存在しません。


この二つの例文を、どの時点に言っているかによります。
1の場合は、話している時点において、すでに「日本人だった」わけです。すなわち現在は日本人(日本国籍ではない)意味となります。

2は、現在言っているなら、現在日本人(日本国籍)ということになります。


英語の時制は、どの時点で話しているかにより、かわります。すなわち、そういう意味で「時制の一致」などないことになります。

日本人はすべて翻訳や文法解析で英文を理解しようとしますが、「言葉は、すべて最初から述べられる事柄の順に理解される」このように判断されるのが正解です。

英語話者は翻訳はしません。英語の語順で理解します。 日本人が日本語を(英語のように)翻訳して解釈しますか? 文章も会話も話している順番に理解していきます。それは英語に限らずほかの外国語もまったく同じです。

そうい意味においては、英語を理解するのは、書いた順番に理解していくことが必要です、ならぜなら、そういうにしか彼らは考えていないからです。

日本人の英語の学び方は、ほとんどが「翻訳」です。でも、現実は、並んだ言葉の順番でしか誰も理解しないし、話す場合でも、英語式の言葉の並べ方をします。 言葉は学問ではなく、現地で現実に使用されているものです。
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この回答へのお礼

詳しい解説を頂まして有難うございます。いろいろと文献を見て同じような結論に達しました。
みなさん、どうも有難うございました<m(__)m>

お礼日時:2015/06/25 20:53

回答者No.2です.



>詳しい解説を聞けば聞くほど、「時制の一致」というルールが段々わからなくなってしまいました。


お気持ちはよくわかりますが,どうしても日本語で考えるからでしょうね.

wind-sky-windさんがおっしゃっておられることは,英語では

    「言った時点でどうだったの・・・?」

の部分を後半部分で記述するのが原則・・・ということではないかと私は理解しました.今の場合ですと,

    「言った時点では日本人であった」

だから

     She said she was Japanese.

そういうことで,余程のことがない限りおそらく「今も日本人であろうが,ひょっとすると今は日本以外の国に帰化している可能性もなくはない」ということですね.


これに対して,ご存じのように

    「彼女は,地球は太陽の周りを回っていると言った」

となると,事情は変わってきます.数百億年後には太陽自体が消滅している,従って地球人も消滅するらしいですが,百年や千年では変わることのない真理ですから,時制の一致の制約を受けずに

     She said the earth goes around the sun.

と現在形で表す・・・と文法書にあります.


少しなりとも理解が深まれば・・・と思います.失礼しました.
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この回答へのお礼

再度詳しい解説を頂まして有難うございました。
もしかしたら不変の真理というのは100年くらいの単位の事柄のことではないのかもしれないですね。

お礼日時:2015/06/24 16:34

神様からのご回答が出ていますので,私からの回答は賑わいを添えるだけのものです.見過ごして下さい.




例えば,

     She said she studied English every day.「彼女は毎日英語を勉強すると言った」

これを,日本語感覚で

     She said she studies English every day.・・・①

とは普通はしない.その理由は,彼女が言ったときは

   「毎日勉強していたかも知れないが,現在は毎日勉強していないかも知れないから・・・」

ということでしょう.努力が継続しないことはよくあることですから.


以上は一般論ですが,もし「彼女が現在もなお毎日英語を勉強しているのだとすれば,①のように表現することに問題ない・・・と言っているのだと思います.お示しの文においても,彼女が別の国に帰化していない限りは,

     She said she is Japanese.・・・②

と言っても構わない.これを

     She said she was Japanese.・・・③

と言えば,今は別の国籍を手にしている可能性もある・・・ということではないか思います.「微妙な意味合いの違い」とはそのことを指していると思いました.


参考になりましたら.
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この回答へのお礼

なるほど!
解かりやすい解説を頂きましてありがとうございました☺
とてもよく理解出来ました。

一方で、詳しい解説を聞けば聞くほど、「時制の一致」というルールが
段々わからなくなってしまいました((+_+))

お礼日時:2015/06/24 09:19

She said, "I am hungry." とあって、


She said she was hungry. とするのは、
am という現在は said という時点なのであって、
この文を書いている今から見ると、hungry なのも過去、said と同じ時点、
というのが時制の一致です。

hungry というのはすぐ解消されるので、あまり問題になりませんが、
She said, "I am Japanese." として、
この文を書いている今も彼女は日本人のはずです。

それが She said she is Japanese.
ところが、she というのが過去のストーリーと言えるくらい、
今生きていないとか、消息不明であれば、今のことはわからないので、
あくまでも said の時点、日本人、というので
She said she was Japanese.

こういうことはよく言われるのですが、実際には時制の一致はルールという通り、
彼女が身近な人で、今も日本人に違いない場合でも、
said の時点という点を強調して
She said she was Japanese. ということもあります。

とにかく、引用符を使わない間接話法というのは、
今書いている立場で客観的に時間を見るもので、
said の時点、と同じならそれと同じ過去形、
書いている今も当てはまるような習慣的、一般真理であれば
現在形になる余地がある(ただ、この点を強調しすぎるのはよくない)
ということです。
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この回答へのお礼

詳しい解説を頂まして有難うございました<m(__)m>

彼女の現在の状況に左右されるんですね。目から鱗です。
とても参考になりました!もう少し他の意見を聞きたいです。

お礼日時:2015/06/24 08:37

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