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雌の飼い猫(12歳)が、進行が非常に早い肝臓がん(腸にも少し転移)になり、20日に手術をしましたが、がんが大動脈まで浸潤していて、切除したら出血多量で死んでしまうとのことで、そのまま閉腹しました。
手術前はそれでも多少は、食欲も体力もありましたが、術後四日間というもの、ほとんど食べ物を受けつけません。シリンジで無理矢理、ほんのわずかな量を口に入れましたが、結局、3回ほど吐いてしまったので(食べていないので、量はごく小量です)、無理強いはやめました。
私は一日でも長く生きて欲しいけれど、それは私の勝手な都合であり、やはり一番の願いは、この仔がなるべく苦しまずに逝くことです。この仔が食べないことを選択しているのは、がんをこれ以上成長させずに、自分もできるだけ、枯れたように死にたいということなのだろうか、と考えてしまうのです。
もしも皮下点滴をして、命が数日延びても、その分、身体が吸収するものが増えたことで、死ぬ時に液体を吐いたりして、より苦しんだりするのなら、したくないのです。それに、これ以上、病院に連れていって、恐い思いや痛い思いをさせたくない。でも、もしも皮下点滴をすることで、多少でも死ぬ時の痛みが軽減するのであれば、やりたい気もするのです。どうか、アドバイスをください。

A 回答 (6件)

こんにちは。


 やっぱり、アメリカではeuthaniseを勧められるケースだろうと思いました。アメリカと日本では安楽死に関する考え方は随分違うようです。アメリカでは、治らない病気、治るかもしれないが、法外な料金がかかるような病気の場合、当然の選択肢として安楽死が存在し、そしてそれが選択されるケースがほとんどであるようです。

 あなたの安楽死に対する考えは、日本とアメリカでは随分違いがあるんだという点も含めて、なるべくきちんと伝えましょう。その上で、客観的に見た場合の治療の選択肢を示してもらい、それをあなたの判断で選択するようにしましょう。治療は当然症状に対する緩和ケア、という形になるでしょう。補液も最低限の投薬もしないでただ過ごすよりは、してあげられることはある、というのが私の考えです。いくつかの方法が取りうると思います。
 私は実際診察したわけではありませんので、ご参考程度にして頂きたいのですが、私でしたら腫瘍による体の反応を緩和するためにステロイド剤を処方し、通院、あるいはご家庭で皮下補液を行ってもらうように勧めると思います。なるべく苦しい部分を薬と補液でアシストしてあげ、あとは穏やかに過ごさせてあげよう、という考え方です。
 言葉の壁、文化の壁がありますからなかなか大変と思いますが、ご希望の治療が受けられるようお祈りいたします。
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この回答へのお礼

Nyanzow様

何度もごていねいな返信をいただきまして、たいへんありがとうございます。
心より感謝いたします。

先生からは、手術後10日したら、診察のために連れてくるようにと言われているので、30日の月曜日に連れて行こうかと考えています。手術前も入れて、丸5日半、ほとんど何も食べず、わずかな食べ物も吐いてしまったので、もうだめかと思っていましたが、手術のダメージから多少回復したのか、昨日、今日とほんの少しですが、缶フードを食べてくれました。

手術前に言われたことは、Nyanzowさんが書いてくださったのと同じで、彼女(うちの仔のこと)の不快感を和らげるために、ステロイド剤を投与しましょう、ということでした。しかし、点滴に関しては、何の言及もありませんでした。点滴が必要となる前に、安楽死を選ぶべきだということなのかもしれません。
がんのステージとしては、手術した時点で、肝臓から腸への転移が見られたとのことで、進行の速さを考えると、これから末期に向かいつつあるところだろう、と言われました。

安楽死に関しては、どう考えるべきなのか、未だ、わかりません。
現在は、気分がよくなくて、食べ物をあまり摂れず、寝たり座ったりという状態ですが、これがもっとひどくなってきた場合、どうしたらいいのか。。。でも、ひどい苦しみが何ヶ月も何年も続くならともかく、そうでないならば、この仔にも、生きられるまで生きて欲しい、Nyanzowさんがおっしゃるように、できるだけ苦痛を排除してあげて、と思っています。先生とも相談した上で、自分の考えもきちんと伝えて、決めていきたいと思っています。ただ、病院にはできる限り、連れて行きたくないのです。

変化があったら、ご報告します。
また、アドバイスをいただけましたら、たいへんに幸いです。

お礼日時:2004/08/27 04:47

最終的に延命処置をとるかどうか決めるのは、言葉が話せない動物にかわって飼い主さんだと思います。

ただ私個人の意見としては病気で苦しむ動物を、病院という元気な子でさえストレスを感じる場に置き、元気になる見込みがないまま延命処置をとるのはあまりいいことだとは思えません。住み慣れた家で飼い主さんと過ごす最後のひとときがとても貴重だと思います。何年生きるかと言うことより、大事にしてくれる飼い主さんのもとで幸せに暮らしてこれたことが、この子にとって何より幸せなことだと思います。

この回答への補足

ご返信をくださった皆様

ありがとうございました。

手術後10日めに、病院に連れていき、ステロイド剤を注射してもらいました。それで少し気分がよくなったのか、食欲が少し戻ってきてたようで、つかの間、ほっとしています。
とにかく、不快感を取れるのならば、なるべく病院がすいている時に連れていって、ケアをしてあげたいと思っています。
でも、がんは進行しているわけで。
安楽死のことは、未だにどう考えていいか、わかりません。。。

ポイントは、本当は、皆様全員に差し上げたい気持ちです。

補足日時:2004/09/05 16:26
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この回答へのお礼

Purnao20様

ご返信ありがとうございました。

はい、私も延命措置を取るつもりはありません。
延命措置は、やはり私の都合、勝手で、この仔にとっては、苦しい時期が長引くだけのことだと思うからです。
下記のNyanzowさんが書いてくださったように、延命ではなく、苦痛を和らげる措置は取りたいと思っていますが、Purnao20さんが書いてくださったように、できる限り病院には連れていきたくないのです。
このうちで、いつもそばにいて、できる限り静かに過ごさせてあげることが、いま私ができる最大のことだと思っています。

お礼日時:2004/08/27 05:03

meow7サマ初めまして。


今とてもつらいでしょうね。心中本当にお察しします。

我が家の先代猫(16歳・雄)は、6月に「脂肪細胞腫」という癌で旅立ちました。
その間、ずっと点滴を受け、開腹検査に挑み、体力が持たず(年齢も関係していたのですね)翌朝なくなりました。
全身に転移していて、体力がもったとしても、
おそらく余後は望めなかったでしょう。

これはそんなあたしの経験によるものですが、
あたしは点滴を受けさせてよかったと思います。
猫が脱水症状を起こすと、それこそ見ていられないほど苦しみます。
入院する直前は「脱水症状を起こしかけ」ている状態でしたが、
点滴を受けたことで少し楽な顔になったんです。

点滴を受けるコトによって過酷な苦しみの末の死があるわけではありません。
癌そのものがとても苦しいモノで、
進行がそれだけ早く、命が消えていくこともわかってしまうほどなら、少なくとも「皮下点滴」という手段をとる限りではこれ以上悪くなるコトはないと思います。
つまり、皮下点滴でがんが活性化することによって…というのはあまり考えられません。

どのような最期を迎えるか、
それはmeow7サマがとことん納得できる方法をとることが大事だと思います。
これ以上命を延ばしたくないと思い、それでmeow7サマが納得出来るならそれでいいと思いますし、
出来る限りの事はしてやりたい、と思うなら獣医さんととことん話し合い、最善を尽くすべきだと思います。
言葉の壁があるということで、同じ言語の医師と話し合うより100倍くらい気力がいることだとは思いますが、もし点滴を受ける気があるのであれば、今後どのような方針でネコちゃんの生涯を見守っていくかを、よく相談してみてください。

難しい問題かなとも思います。
私たち飼い主にしてあげられるベストなことはなんだろうと考えても、
後悔してしまうことはたくさん出てくるから。
だけど全然納得できないままよりは、
納得した上での結果がある方が絶対いいと思います。
少なくともあたしは、先代猫にやれるだけのことはやれ、獣医さんとも納得行くまで話をしたので、悲しみだけが残るようなことはありませんでした。

あまり参考にはならない意見かもしれません。ご容赦くださいませ。

meow7サマのお気持ちがとてもよくわかります。
今はお辛いと思いますが、しっかりと猫ちゃんと向き合ってあげてください。
頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

U-cat様

お優しいメールをありがとうございました。

今朝、先生と話をし、次ぎのようなことを言われました。
「基本的には、点滴には賛成しない。治る可能性のある病気ならば、何でもするが、彼女(うちの仔のことです)は治らない。点滴で、一時的に具合がよくなっても、結果的にはそれは、彼女の苦しみを引き伸ばすだけのことであり、それは人間のエゴです。
従って、彼女が食べないのならば、シリンジなどで無理矢理食べさせることにも、賛成できない。彼女の意志を尊重すべきである。
考えなければいけないことは、いつ、安楽死をさせるかということ。彼女にその決断はできない。できるのはあなた(私のことです)だけである。彼女が本当に苦しむ前に、安楽死をさせるべきである。」

つまり、がんの痛みや脱水症状などで苦しむ前に、安楽死をさせた方がいいとのことなのです。でも、安楽死させるために、この仔を大嫌いな病院に連れて行き、恐い思いをさせることなど、今の私には考えらないのです。それに、彼女の意志を尊重すべきならば、人間が勝手に安楽死をさせる権利があるのでしょうか? でも、この仔が苦しむのもいやなのです。

全く何も食べないので、あと1週間ももたないのではと、昨日は動転していました。
でも、この掲示板のどこかで、味噌汁をあげるといいとあったので、ほんのわずか、シリンジであげたところ、食欲が少し出たのか、ほんのわずかですが、自分から缶フードを食べました。
猫は水だけでも1ヶ月もちますと、先生に言われたので(でもその間にがんが進行するから、そんなにはもたないと思いますが)、多少は時間があるようなので、もう少し考えたいと思います。

お礼日時:2004/08/26 01:13

猫さんも質問者さんも苦しいですね。


お察しします。

うちの猫はガンではありませんでしたが、瀕死のところを点滴で一週間ほど生き延びました。
生かしておく事が良かったのかどうかは今でも悩むところですが、点滴をする事でそのときは楽になったようです。
安楽死はさせたくなかったのですが、苦痛にゆがんだ顔で長時間置くことはさせたくなかったので、ずっと点滴をしてもらいました。

点滴について、お知り合いの家の猫さんのことが引っかかっているのですね?
その辺の事も踏まえて、獣医さんとよくお話をされてはいかがですか?
獣医さんとメリット、リスク、金銭的な問題をよく話して、質問者さんが納得する形を取ってあげるのが一番だと思います。
例えば、「楽になる」「家族とはなれて寂しい」「獣医に行くと怖がる(注射は痛い)」などの要素が出てくるでしょうから、それのうち何処にウエイトを置くか、何を優先させるかよく話し合ってきめるのが良いと思います。
点滴をするなら早いほうが良いでしょうし、しないならしないなりに自宅でできる事があるかもしれません。
早く獣医さんとお話して動いてあげたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

ご返信を、たいへんありがとうございます。

点滴をすることで、この仔の気分がよくなると同時に、がんも多少元気になるのではないか、と思ったのです。それで、死ぬ時に余分に苦しんだらいやだ、と思ったのです。
今のところ、苦しいそぶりはまったくなく、おだやかに寝ています。もしかしたら、もうろうとしているのか。。。
この仔が食べることを拒否しているのならそれを尊重するべきではないかと、思っているのです。
痛い恐い思いをさせて栄養などあげず(それは、がんにも栄養を与えることにもなるわけですよね?)、この仔の動物としての本能を尊重したい気がするのです。

明日の朝、先生に聞いてみようと思います。
でも、英語なので、細かいニュアンスを伝えずらくて。
こちらで、皆さんのご意見をお聞きしたかったのです。

以前から考えておくべきことだったのでしょうが、とても丈夫な仔だったし、あまりに急なことで、動転しています。

お礼日時:2004/08/25 15:46

ふたたびこんにちは。


 皮下点滴と、お知り合いのネコさんが液体を吐いて無くなったこととは、全く関係ありません。皮下に入れた液体がそのまま胃に流れ込むわけないんですから。皮下に入れた点滴液はあくまで血液に吸収され、全身を潤す役割を果たすと考えてください。
 脱水しているネコは、本当にけだるく、気分が悪そうにしています。しかしひとたび点滴をしてあげて体に水分が満ちると、ぱっと表情が明るくなり、動きも良くなり、食欲も出てきたりします。
 ネコが点滴の意味を理解しないのは当然です。しかし「可哀想」という人間側の感情だけで治療を受けさせないのは、やはりネコさんのためにならないのではないでしょうか。ネコさんのQOLを考えれば、皮下補液は、私は必要だと思います。
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この回答へのお礼

再び、早いご返信を、たいへんありがとうございます。

そうでしたか。。。
吐いた液体と点滴は関係ないんですね。
それがお聞きできて、少しほっとしました。
あとは、病院へ連れて行った場合のストレスと、点滴を受けたプラス面のどちらを取るのか、ですね。
少量食べたものを吐いたことを考えると、胃が働いていないのだろうと思います。食欲が戻るとはとうてい考えられないのです。先生からも、術後2,3日で、食べなくなるだろう、と言われていたので。
病院では、犬が泣き喚いているし、待たされるし。。。これ以上、恐がらせ消耗させたくないのです。
でも、少しでも気分がよくなるのなら、やってあげたい気がしてきました。
実は、アメリカに住んでおります。
今、夜中なので、朝までに結論を出そうと思います。

お礼日時:2004/08/25 15:16

こんにちは。


 皮下補液は、してあげるべきでしょう。脱水は直接的に命に関わってくる問題です。また、脱水してくると血液に老廃物が蓄積され、ネコ本人はかなり気持ち悪かったり、もうろうとするような状況になってしまいます。補液によって死期が早まったり、苦しみが増大するようなことはほとんど考えられません。
 むしろ残りの命をなるべく気分を安らかに過ごさせてあげるために、補液をして、なるべくいい状態で過ごさせてあげるのが賢明だと思います。
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この回答へのお礼

さっそくのご返答を、たいへんありがとうございます。

友人の猫が、やはり同じような進行性のガンにかかり、点滴を何日かした後、皮下点滴を2回?し、最後の点滴の翌日、血が混ざったような液体を大量に吐いて、亡くなったそうです。
この仔にはそんな風には苦しんでほしくないと思ったのです。でも、やはり皮下点滴(皮下補液と同じ意味ですよね?)は、した方がいいのでしょうか?
あと、手術の傷跡を見るたびに、かわいそうでかわいそうで、もう痛いや恐い思いをさせたくないのです。。。
治療の意味などわからない猫には、痛い、恐い思いしかないでしょうから。
水だけ、シリンジであげて、後はそっとしておいてあげたい気がするのです。

でも、した方がいいのでしょうか。。。
ごめんなさい。
どうしていいか、まだわかりません。。。

お礼日時:2004/08/25 13:51

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