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統計初心者です。対立仮説と帰無仮説の扱い方に混乱してきたので、確認をお願いします。

有意確率は「帰無仮説が、起こりうる確率」で、これが5%以下なら、ほぼ起こらないものと見なして帰無仮説を棄却し、対立仮説を採択する。

このような、考え方であっていますか?

A 回答 (1件)

基本的にはそのような認識で合ってます。



ただし、もう少し難しく言うと注意したいのは帰無仮説がある水準で否定されたからと言って対立仮説がだだしいということを直接的に示したものではないのが、本来の統計学的な限界点であると言う点です。これには、そもそも帰無仮説が完全に成立しないのにそうであるという帰無仮説を否定することで対立仮説の妥当性を示そうとするという矛盾がこの方法にはあると言うのと、帰無仮説を示すために十分な統計数をとってるかどうかなどは全く考慮に入れずに評価してる点です。そして、有意水準の1%や5%ってのはよく使われますが、全く根拠のないものであって、実用的にわかりやすいからそう言う水準が使われるというに過ぎません。実際、nが増えるほどp値は0に近くし、多重検定の場合はこの水準では不十分だったりもしますからね。

実用的には、対立仮説を直接示すのは困難であるがゆえに、一般に直感的に理解しやすいものをこのように扱ってるというに過ぎないわけです。
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この回答へのお礼

助かりました

詳しく解説していただき、ありがとうございます。

お礼日時:2017/06/27 18:31

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