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Pt100の温度計は、規定電流が0.5mA・1mA・2mAのいずれかですが
銘板にも納入仕様書にも記載がないことが多く、標準は2mAと聞いています。
(銘板に1mAと記載されているものを見たことがありますが)
実際現場では、規定電流を気にせずに温度計と変換器を組み合わせて使用しています。
なので次の3点ですが

① 記載のないものは規定電流2mAと見なして良いか?
②2mA定格で製造・検査しているものは、それ以下の1mAまたは0.5mAで測定しても精度をクリアしている?
③  ②の理由から、2mAのものは記載の必要がなく、記載していない?

回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「測温抵抗体」とは、温度によって「抵抗値」は変化する素子です。



その抵抗に対し、一定の電圧をかけて「電流」を測定するのが通常の計測でしょう。質問者さんのおっしゃる「規定電流」とは、そのときの「最大電流」を指しているものと思います。「精度」に関するものではありません。
「最大電流」なので、「大は小を兼ねる」で、「2 mA」なら「1 mA」や「0.5 mA」で使用しても問題ありません。

JIS-C1604-2013 「測温抵抗体」には、下記のように規定されています。

「7 測定電流
 抵抗値を測定するときに抵抗素子又は測温抵抗体に流す測定電流は,直流又は 100 Hz 以下の交流電流とする。製造業者が定めた測定条件下において,より高い周波数を用いてもよい。ただし,試験・検査に用いる測定電流は,最大測定電流を超えないものとする。一般には,次の値を用いる。
 0.5 mA,1 mA,2 mA
 なお,最大測定電流は,自己加熱の大きさが定められた許容差クラスにおける許容差の 25 %を超えない値とする。」
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この回答へのお礼

規定電流は最大定格電流と考えていたので、定格電流以下での使用は問題ないですね。
回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2018/01/28 08:41

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