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司法試験超多浪は一定数いるのに医学部超多浪があまりいないのはなぜでしょう?

司法試験に10浪で合格した、という話は稀に聞きますが
医学部に10浪して入った、というのはほぼ聞きません。

これはなぜでしょうか?

お詳しい方回答宜しくお願いします

A 回答 (6件)

たくさんいますけど?



一番の大きな違いは、潰しがきくか聞かないかの違いでもあると思います。
司法試験浪人は多くの場合は大卒者がなるので、腐ってもそれなりの大学出であることが多いため潰しで何かしらの仕事に付ける場合か、あるいは、何かしらのバイトなりをして食いつなぐことが可能であるからです。医学部浪人は18歳からやるなら単なる高卒のニートに近いものがあるので、リスクが大きすぎると言えるでしょう。

次に、教育にかかる期間の問題があります。司法試験後の弁護士は、資格さえ取れれば実力や需要次第では数年で有能な弁護士として活躍する可能性も残ってますが、医者はどんなに頑張っても6年+2年の研修期間は超えられません。また、一般的に専門医資格をとるにはあと4-5年かかりますから一人前といえるまでに18で入っても30ぐらいの年になるのです。

最後に、よく勘違いしてる人がいますが、医者というのは一部の特殊な専門分野を除いて、ぷろとして当たり前のことが当たり前に確実に行える能力があってこその一人前であり、名医ですから、一部の天才がいたところで所詮は有能な一人の駆け出しの医者にしかなりません。美容整形などで腕をふるうとしても、客の信用を得るためには経験数がものを言いますが、どんな天才でも他の医者が1年で身につけるものを1ヶ月でマスターするような冒険的なことができるようなことは医者にはないのです。そのような一匹オオカミで才能を多分なく発揮できるのは胡散臭い健康食品や美容商品を売ってるベンチャーをやるぐらいしかみちなないです。医者というのは旅客パイロットに本質的には似てます。パイロットがどんなに腕が良くても安全な飛行を何十年と続けられて初めて名パイロットになれるのであって、曲芸飛行とかがうまいとかは別の話ですよね。その鍛錬の賜物が医者の成果ですから、時間を短縮することなど難しいのです。その点裁判官ともかく、弁護士というのはいかにクライアントの希望を満たすのかの法的な提案(コンサルティング)業務もふくまれてますから、そこにはその人のこれまでの人生は頭脳をフル回転させて活躍できる場があるのです。
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それは医学部入試には面接があるからです。

浪人にはメリットがないので、浪人したことについて突っ込まれるとなかなか答えにくいですね。ですから、医学部に10浪して入ったというのはなかなか聞かないですが、医学部10浪はたくさんいますよ。彼らは浪人中に無駄金を費やしていることもあり、どうしても国立一本になってしまいます。そうすると科目数も多いですし、センター試験の科目間の有利不利の影響も受けやすいですし、他の志願者の動向も気にしないといけません。そもそも、医者になるためには何が何でも医学部入試を突破しなければならず、入りやすい医学部を狙うべきなのですが、実力不足なのに国立一本という時点で方策が間違っていますね。
さて、次は医師国家試験の多浪ですが、何も知らないアホ回答も相変わらずありますね。学部卒業程度の知識しか問われないとか、医師国家試験の問題を見たことあるのでしょうかね。医師国家試験は専門医でも意見が分かれるような難問が多く出題されます。また、毎年変化する細かなデータも出題されます。そうなると卒業して時間が経つ人たちは太刀打ちできないですね。医療は常に進化してますし病院で行われていますので、卒業して実臨床に関わっていない既卒生はどうしても合格率が下がります。ちなみに、医師国家試験の全体の合格率は90%、既卒の合格率は60%くらいです。浪人を重ねるほど合格率は低下していきます。今年の国試だと10浪以上の合格率は5%です。それでも医者になってちゃんと下積みを行えば将来的には回収できると思われますが、厳しいですね。
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これはなぜでしょうか?


 ↑
医師の国家試験が易しいからです。
合格率などは93%です。

それに比して、司法試験は、かつては
2%ぐらいのときもあり、世界一難しいと
言われたこともあります。
あまりに難しいので、現在のように変えたのです。



どうしてなのか。

需要が違うからです。

医師は不足していますが、法曹は
日本では需要が少ないからです。
裁判を経験した日本人は、かなり少ないでしょう。

弁護士の平均年収などは400万ぐらいです。
200万以下の弁護士は8%もいます。
需要が無いのです。

これに対し、医者に掛かったことの無い日本人は
まずいないでしょう。
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案外、簡単な理屈かと思います。



確かに医学部を卒業すれば、ほぼ100%が、最終的には医師免許を取得できます。
従い、資格取得と言う観点では、司法試験合格と医学部入学を比較するのは妥当性もあります。

ただ、司法試験の受験者の概ねは大卒者(≒社会人)で、医学部受験者は、基本は高卒者でしょ?
後は、質問者さんが、それぞれの立場で考えてみれば、割と簡単じゃないですか?
要は、「潰しがきく/きかない」と言う部分で、大きな違いがあります。

仮に10浪して司法試験を断念しても、「30歳前後の、一流大卒」として生きて行けるし。
その間も「働きながら」と言う選択も可能です。
更に、会計士とかも同じですが、無資格でも知識はあるので、法曹界なら、検察事務官とかパラリーガルなど、有資格者のもとで「実務」は出来るから、「勉強したことが、無駄にはならない」と言う選択肢まであって。
中には「有資格者より実務は出来る」と言う人も居て、そうなると、そこそこ稼いでる人だって居ますよ。

でも、10浪の末に医学部を断念した場合は、「28歳,高卒」で・・。
こちらは、医者の真似事をしたら犯罪だし、そもそも出来る知識もありません。
やや極論すれば、「人生を棒に振る」に近い状態に陥るかも知れません。
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資格試験と学部の入試を比べるからおかしな事になる。



医学部入試ならば法学部あるいは法科大学院の入試と比べれば多浪生は医学部の方が遙かに多い。
司法試験なら医師国家試験と比べるべき。
司法試験は5回までしか受けられないから10浪はない。
司法試験予備試験なら誰でも受けられるから何浪でも出来る。
医師国家試験は医学部卒業が受験資格で学部卒業程度の知識を問うものだから浪人は余りいない。
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医師免許の方が簡単だからだと思う。

司法試験は本当に精神的に病む位難しいらしいですよ。
因みに身内に司法試験合格が居ますが娘は医師ですが鼻で笑われました笑
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