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こんばんは
学校でも歴史習ったし歴史番組も見たし、ネットでも見たし、本も読みました。
ただ幕末の肝心なことがあまり書かれてません。
外国と戦争になろうとしているときになぜ内乱が起き、最悪レベルの内乱に発展したのか?
外国と戦争になりかねないときに最も起きてはならないことは内乱だと思うんですが?
大政奉還までしたのにさらにギリギリまで内乱を続ける馬鹿っぷり。
その時外国に攻められたらひとたまりもなさそうだけど外国がなぜ攻めなかったのかも気になるし、
記載がないのも気になる。なんででしょうか?
死の商人と呼ばれる人たちが両陣営につき争わせようとしたという情報はネットに乗ってましたが、
軽く乗ってただけなのでもっと詳細を知りたいと思います。
日本人は内乱へと誘導され危うく滅亡しそうになったことは明治政府になれば把握してたことで、
その予防措置もとったんですか?
幕府がけちょんけちょんにやっつけられたことで明治維新が成功した?幕府の力が温存されてたら明治維新はなかったんですか?

A 回答 (11件中1~10件)

>その時外国に攻められたらひとたまりもなさそうだけど外国がなぜ攻めなかったのかも気になるし、



双方が交戦団体であると諸外国に認めさせたから。
単なる治安の悪化で済ませてしまうと、どちらかに(もしくは両方に)加担する外国勢力が現れて、勝った側を傀儡にして国を乗っ取るのが定番だけど、交戦団体と認めさせることによって加担できないようにした。ゆえに、口だけの内乱ではなく、国際的にも認められる内乱となった。

意外かもしれないけど、幕末の勢力は国際慣習は熟知していたのですよ。

>死の商人と呼ばれる人たちが両陣営につき争わせようとした

兵器は売りましたよ。小銃ぐらいは先端の物を売りましたけど、軍艦なんかは足許をみて木造船を売ろうとしたり、それを見抜いた日本人は複数の国を秤にかけたりもしました。

>幕府の力が温存されてたら明治維新はなかったんですか?

そうでしょうけど、幕府は破産状態でした。だから大政奉還に応じたんです。そういった意味では新政府側も幕府側も上の方は外患対策として緩やかに収めたのです。
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他国の革命と比べると、比較的小規模でしょう。


徳川初期のルールで、1国に城一つ、しかもほとんどが関ヶ原の戦い当時の合戦しか想定していませんから、東北転戦も、各個撃破でほとんどが戦わずに武装解除だったようです。
天皇の勅書、錦の御旗のチカラが強く、どちらが朝廷を味方にするかの外交交渉がメインでした。鳥羽伏見の戦いで、徳川慶喜が戦わずに素早く逃げたのがその証明。

生麦事件などで、陸での戦いになれば、武士は強いという思い込み。
本国から遠く、外国側の戦力がわずかしか動員できない。長州が外国と戦った馬関(下関)戦争では外国側は4か国連合でした。1国だけで攻撃する度胸はないでしょう。
戦艦、銃器の購入により、短期間で日本は戦力アップしてます。日本を制圧占領するより、貿易相手として親交を結ぶ方が得と判断。

第一次大戦の時、主戦場はヨーロッパでしたが、両陣営はアジアに分散してた戦力を本国に帰して前線に投入。結果、アジアの植民地が手薄になり、日本軍がほぼ無血でいい場所を獲得しています。
それと同じく、もし幕末の日本に進軍したら、他の場所を手放すオチが予想できます。むやみに戦争を始めることはできません。
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内乱の構図を描いたのは、おそらく米国の死の商人です。


発端は、その米国系の商人が日米修好通商条約における国内外の金銀交換レートの差を利用して当時の並の国の国家予算級の大金をボロ儲けしたことに始まります。

その米国商人は、南部の独立に困っていたリンカーン大統領にその金を融資し、北軍の軍資金にしたのです。それで軍服に武器弾薬食料を調達し、南軍を粉砕したわけです。南北合計100万人の死傷者を出すことになりました。正しく死の商人ですね。

南北戦争が終結すると、莫大な軍服と武器が不要になりました。それでその中古品を英仏の商人と手を組んで日本に売りつけようと図ったわけです。
それで英国のグラバー商会は薩長の志士に飲み食い女遊びさせて倒幕を焚き付けることに成功していました。
幕府にはフランス商人が付いていましたが、将軍慶喜や勝海舟は西郷大久保のようなアホと違って内戦は欧米列強を利するだけと正確に認識していたので大政奉還を申し出たわけです。

結局、西郷大久保ラインは鳥羽伏見の戦いを起こしましたが、将軍慶喜は錦の御旗を観て戦意を失い、江戸城に戻ると後を勝海舟に任せて自身は謹慎。最終的には勝・西郷会談で江戸無血開城となりました。

戊辰戦争はその後も続きましたが、勝海舟の思惑通り、幕府としての組織的抵抗は江戸無血開城で終わってしまい、これからの大激戦で南北戦争のような百万人単位の死傷者が出る事態は避けられました。
米英仏の死の商人たちは大儲けし損ねて相当ガッカリしたはずです。
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>外国と戦争になろうとしているときになぜ内乱が起き、最悪レベルの内乱に発展したのか?


>外国と戦争になりかねないときに最も起きてはならないことは内乱だと思うんですが?

 ⇒単純に権力を握りたい輩がいたってことではないですか。内乱になろうが何だろうが俺たちが権力を握れればそれでよいと。旧幕府はアジア諸国が次々と植民地化されていることに危機感を感じ、戦争しても勝ち目がないことがわかっていたので開国してソフトランディングしようとしていたわけです。もちろん開国することで植民地化される可能性があったのは間違いない。でもその時点で戦争をしたら勝ち目がないのがわかっていたし、それは可能性どころかイコール植民地化というのは清の例を見ても明らか。そんな状況が読めずにそれでも権力を奪いたい馬鹿がいたってことでしょう。

>その時外国に攻められたらひとたまりもなさそうだけど外国がなぜ攻めなかったのかも気になるし、
 ⇒一説によると、イギリス議会では薩英戦争後に日本侵攻が議会で討議されたのですが却下されたとのことです。理由は「日本人は他のアジア人と違う。彼らは統制された軍隊を持ち、個々人は常に武器を携帯し、恥を命をもって雪ごうとする。彼らをなめてかかってはならない。日本を征服するためには相当の部隊を送り込まなくてはならないが、それは非常に難しい」という意見にまとまったとのこと。結構手ごわいぞって見られていたみたいですね。

>幕府の力が温存されてたら明治維新はなかったんですか?
 ⇒幕府が考えていた諸侯による協議制になっても一新(維新は後に明治政府が根拠なく作った言葉)は一新だったとは思います。少なくとも明治政府ほどの無能が政治の中枢を握ることはなかったんじゃないかなと。
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その通りですよ!


明治維新はある面、差別されていた武士(下士)達の革命運動です。
その後も、基本的に武士達(一部公家)の政治が続き、太平洋戦争で敗戦するまで日本の民主化は成されませんでした。

だから幕府が現在も続いていたら、こんな投稿はできないからです。
ロシアや中国、北朝鮮と同じ社会情勢のままです。

残念ながら人類史を見ても、民主化を勝ち取るには武力革命しかありません。
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日本が内乱のピークでどん底の時外国はねらい目


だったと思うのですが、
日本に手を付けられなかった=侵略できなかった
理由は何かありますか?
 ↑
日本は中国などと、異なり
武士が支配していました。

つまり
武力があったと思われます。
当時の、彼等の手紙にも、それが
指摘されています。

例えば、英国人の手記ですが。

日本には、百万ものローニンがいる。
日本を占領などしたら、彼等がテロをしまくり
収集がつかなくなる。

内戦やっているから侵略しやすい
というのであれば、戦国時代はどうだった
でしょう。

最も侵略しやすかったと思われます。

しかし。

やはり当時の宣教使などの手紙で
日本の武力の高さが指摘されています。




不平等条約で細く長くむしれることのほうが
メリットあると考えたのでしょうか
 ↑
それが有ったでしょうね。

第二次大戦後、アジア、アフリカ諸国の
民族意識が強くなり、独立運動が盛んに
なりました。

戦争で疲弊したヨーロッパは、軍隊を出して抑えるよりも
貿易した方が儲かる、という判断をして
独立を認めるに到った、とされています。
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薩英戦争で善戦した事が侵略を防いだのかもしませんね。

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欧米列強が日本を狙って攻撃したり、対抗する国と手を組んだり、内戦になる要因は多々あったでしょう。



第二次大戦後に、東西冷戦の巻き添えで内戦の末に分裂した国家がいくつもあります。
朝鮮戦争は未だに終結していないし。
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様々な要因が有って、複数の学者が検証して、本にすると何十冊にも


なる分量ですよ。
一つの要因は物価高騰で庶民は苦しんで居ましたが幕府も各藩も
財政ひっ迫で、物価高騰に対して対策の施す術が無かったのです。

佐渡の金山が枯渇して来ていたので、補う為に、改革を実行したが
全て失敗に終わったので、金の含有量を減らした、小判を発行
しましたが、庶民は気が付いて、小判を使い分けたので、インフレ
が進み物価が高騰したのです。
その上に、小判が大量に欧州に流れ込んだ事が、拍車を掛けました、
南北戦争で不要になった銃を各藩が競って、購入し小判で支払いました。
金と銀のレートが、欧州と東アジアでは違うのを利用されたのです。

小判の多くは、米国がロシアから購入したアラスカの代金に成ったと
言われてます。

250年間続いた徳川幕府が終り、武家の行き先が見えないのですから
抗う勢力が必ず出ますが、内乱が少なかったのは、徳川慶喜が
大政奉還して自身は蟄居謹慎したからです、武家の棟梁である
将軍が蟄居謹慎したのですから、他の大名も従わざるを得ないのです。

植民地に成らなかったのは、武士軍団が強い事を欧州列強は、
知っていたので、様子見で、弱った処でと思っていたら、内戦が
早く終わり、改革の速度が速くて、あっと言う間に国家体制が
出来上がったので、付け入る事が出来なかったのだと、勝手に
根拠が無いのに推測してます。
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こんばんは。


いろいろと熱心に勉強されているようで、とても感心です。
そんな風に、興味を持ち、深く追究しようとするところも、
本当に素敵ですね。

では…まずは、
国として体制が揺らいでいる。
結果として他国から攻撃を受けそうな状況にある国家の中で、
内乱や内戦という最悪の事態に陥っている。あるいは
陥っている状態だった国がどれくらいあるかというと、
おそらく予想以上に多いだろうと思います。
たとえば、お隣の中国ですけど、
英国とのアヘン戦争という戦争状態になりましたよね。
英国と戦争状態になっていながらも、この前後では、
国内でも内乱続きでした。
日露戦争の最終局面では、ロシア国内で、
帝政が倒れるような革命が勃発してしまい、
戦争継続どころではなくなってしまいました。
それもロシアが講和を受け入れる理由の一つになっています。
フランス革命から皇帝ナポレオンの時代でも、
その前後では、英国やロシア、プロイセンなど、
周辺国家と戦争状態になることが頻発しています。
つまり他国と戦争状態になりそうだという状態だからこそ、
国内で内乱が起きてしまう可能性も高くなる。
そういう傾向もあるのではないかと考えられます。

もちろん他国と戦争をしている、
あるいは戦争が起こりそうだという状況にあって、
内乱を起こしている場合ではないでしょうに…。
というお考えは、本当に正しいですよね。
ですが実のことを言うと、むしろ逆で、
戦争を起こさなければならないほど、
国家が危機に瀕しているからこそ、内乱が起きる
要素が多いというのも事実だと思われます。
太平洋戦争時の日本は、戦争をする国家としては、
あまりにも日本人が優秀すぎたのだと思います。
良い意味でも、悪い意味でも…。
あの頃は日本人みんなが、日本という国を、
信頼していたのだろうと思います。
それはそれですごいことですよね。
ちなみに、ナチスドイツによるユダヤ人隔離政策も、
ユダヤ人による内乱の発生を抑える意図も、
あったはずなんです。つまりそういうことなんですよね。

一方で幕末の日本は違うと思います。
国としての体制が弱く、他国から攻められそうな
状態にある幼い日本という国家を、
国民は信用していなかったのでしょうね。
なので反体制派が出現し、そのトップに力のある
人物が台頭するようになってしまう。
そうすると、内乱はすぐにでも起きます。
つまり、内乱が起きるかどうかというのは、
その国を信じ切れるかどうかで決まってしまうのだと、
そのように考えられるかと思います。

ではそうすると…
なぜそんな内乱ばかりで不安定な日本は、
他国から攻められて占領されずに済んだのか…。
ここも気になることろですよね。
この理由が全てだとは思えないですけど、
一つの考え方として、島国なので、
どの国とも隣接していないです。
そのため、どの国も日本を攻めようとすれば、
大規模な軍事行動が必要になります。
ここで、特に英、米、仏、蘭などの列強国であれば、
抜け駆けして日本に攻め入ろうとするすれば、
お互いに牽制行動をとる可能性が高いです。
つまり日本というかるたの札に手を出したいけど、
そのためにお互いの国同士がにらみをきかせあっていた。
そういう境目に立っていられたことで、
攻め込まれずに済んでいたということが考えられます。
また、英国によるアヘン戦争のように、
対清国に対するある意味、挑発行動ともいえる
理不尽な政策をとり、
清国はその挑発に乗ってしまいました。
英国に戦争理由を与えてしまったわけですね。
日本はそういう理不尽な扱いという挑発に、
意外にも乗っていかなったということもいえます。
(たとえば日米和親条約を断固拒否としていたら、
米国には対日戦争の理由ができてしまうわけですし‥。)
戦争理由を他国に与えていなかったので、
どの国も攻めるに攻められなかったのではないでしょうか。
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