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先に

 <形容動詞>説は誤りである
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9598 …

他で<形容動詞>という品詞区分の誤りを指摘しましたが、未だにこの内容を理解できずに、

異常な動きをする。異状な動きをする。 どっちが正しいのですか? その2
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13842283.html

などというピント外れな質問をもっともらしく繰返されている方があります。

<形容動詞>という品詞区分を肯定されている方々は下記のような疑問にどのように解答されるのでしょうか???????

下記に対し、接尾語「げ」の活用だと理解されるのでしょうか???
「なり」を活用語尾というのであれば、そうする他ないのですが?????


「~げなり」の「なり」が助動詞になることはありますか?
手元の文法書を見ると、形容詞の語幹・終止形に「げなり」がつくと形容動詞になるとありました。ネットの古語辞書で逆引き検索をすると、確かに「~げなり」の「~」に入るものはほとんどが元・形容詞のようです。
では、ほかのもの+「げなり」の場合はどうなりますか? 具体的には、例えば下のものです。

A【動詞+げ+なり】
・人のおはしまし通ふやうにこそ聞こしめしげなれ。
B【助動詞+げ+なり】
・我が供に蛇のあるとも知らぬげなり。
C【名詞+げ+なり】
・当時まことに無勢げなり。

古語辞書で「げ」を引くと、
①(動詞の連用形、形容詞の語幹、形容動詞の語幹、一部の助動詞の連用形などに付いて)いかにも…のようすである(略)の意を表す
②(名詞に付いて)気配、らしさの意を表す
とありました。
つまり、「形容詞の語幹+げ」・形容動詞としての「~げなり」のほかに、A「動詞+げ」、B「助動詞+げ」、C「名詞+げ」があるのではないか?と推測しています。

形容動詞は「たいそう」をつけて判別する…というのもよく聞きますが、文脈からいくと、上の例文だと、
AとBは「たいそう聞いているようだ」「たいそう知らないようだ」にはやや違和感があります(「少し聞いているようだ」はいけそうですが)。
Cは「たいそう少ないようだ」はいけそうです。

私の考えでは、A・Bの「なり」は断定の助動詞(「…げ」を名詞扱い)で、Cは形容動詞になるのではないかと思うのですが、どうでしょうか?
文法解釈について詳しい方がいれば教えてほしいです。

(※当時は形容動詞・助動詞など考えて使っておらず、現代で分類をし直しているだけというのは承知です。今の文法の考え方ではどうなりますか?)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …

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A 回答 (2件)

形容動詞の場合、語幹は、他の品詞(主に名詞)と見分けにくいですね。


また語幹にご指摘のような長々しい句が来る場合は無いし、その場合は全体を形容動詞とすることは無理があります。よって「知らぬげなり」は形容動詞ではありませんし、「悲し気な」も同様と思います。
思いつく形容動詞は、静かな/華やかな/穏やかな等数少ないものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%AE%B9 …
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>形容動詞は「たいそう」をつけて判別する…というのもよく聞きますが、


それは初耳です、小生は「な」をつけて連体形の形にして判別します。「~げなり」の場合は「げな」になります。
形容動詞は連体形では直接名詞を修飾したり、連用形では用言を修飾したりしますが、時に対象の状態を説明する述語になり、AはBであるという断定の助動詞による述語とは全く性格が異なります。
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この回答へのお礼

早速の応答をありがとうございます。

少し説明不足かもしれませんが、此処で指摘しているのは以下の内容です。

形容動詞というのは「華麗なり」を一語とし、「華麗」を語幹、「なり」を活用語尾とする品詞区分です。

活用とは単語が次に続く語により形を変えることですが、質問の例では、

B【助動詞+げ+なり】
・我が供に蛇のあるとも知らぬげなり。

の「知らぬげなり」を形容動詞とし、「なり」を肯定判断の助動詞ではなく活用語尾とすると、「知らぬげ」を語幹とするか、接尾語「げ」を語幹徒する他ありません。

しかし、「知らぬげ」は単語ではなく句であることは明らかであり、語の活用という定義に矛盾します。さればとて、「げなり」の活用では意味をなしません。さらに、当方が回答に記した、

 「高足駄の爪皮も今朝よりとはしるき漆の[きわぎわしう見えて誇らし]【げ】なり」(『たけくらべ』)

の場合、一体語幹は何で、活用語尾は何なのか更に不明になります。いくら何でも、「げ」の活用とは言えないので、形容動詞肯定論者である鈴木一雄・森野宗明は『解明国文法』で、これを【臨時に作られる形容動詞】と解釈し、語の語形変化であるはずの〈活用〉を語句にまで延長し次のように述べています。

 形容動詞の不安定という点で注意されるのは、ある型にはめれば、臨時にどしどしかなり長い語句を一語相当の形容動詞化することができるということである。「……がちなり」「……顔なり」「……げなり」がその典型的なもので、どこまでが一語相当にまとめられて形容動詞化されているのかを見きわめるのが、解釈上一つのポイントになる。

これでは、日本語の語とは何か、語の活用とは何かという本質的な点に全く矛盾、混乱を齎すということになります。

この点、いかがお考えでしょうか。■

お礼日時:2024/07/09 23:56

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