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デザイナーズハウスの購入を検討しております。デザイナーズハウスを購入した方でデザイナーズハウス特有の失敗事例等あるでしょうか?私の知っている方での失敗事例は、家の構造を1階から2階まで吹き抜けにしてその吹き抜け上の屋根を天窓にしていて開放感を持たせてました。しかし夏は天窓からの熱で灼熱の家に変わるそうです。また台風で屋根の天窓にひびが入り交換しようとしても、窓のサイズが特注で値段を高く取り付けもクレーンが必要なので100万円かかるそうです。暑くなる問題もあって天窓を埋めてしまいました。雑誌にも何度も載った家だったのですが、住んでいる方はデザイナーズハウスは住むもんじゃないと言ってました。皆様もご存知の失敗事例がありましたら教えて下さい。

A 回答 (6件)

現在、建築家に設計&管理を依頼して、新居を建築中の者です。



まだ、住んでないので、質問内容の答えとは違うかもしれませんが、他の皆さんの回答に、あまりにも納得してしまう事項が沢山あったので、つい参加させて頂きました。

まず、私のタイプは、#4さんの述べる所の「B」タイプです。
スタートは、雑誌やTVに出て来るようなデザイナーズハウスに憧れるところから始まりました。
しかし、、、打ち合わせをしていくうちに、見た目重視のやり方についていけず、何度も揉めました。(我が家の設計士さんは結構頑固!)

見た目とは(我が家はRC)、外観は庇無しのガラス面の比率の高いもの。内部は、一部吹き抜けの大空間、で物入れが少ない。おまけに、予算を言っているにもかかわらず、約2倍の見積もりが上がってきたために(ほとんど特注物だったため)、かなりの面積を有するガラスは全て単層とし、コストダウンのため、快適性を削っていったような形です。

確かに、我が家がもっとお金持ちで、別荘でも建てるのなら、どうぞ好きなようにやって下さいと、建築士の先生の才能を思いっきり発揮できるような物(そう!家は作品なのです)をお任せできたと思います。でも、先にも述べたように、私は「B」タイプですから、今後、長く住める快適な家を希望しているのです。

私なりの見解をまとめると、以下の通りです。
1)自分の主旨に合った設計士を探す。
2)温熱環境や、収納は、長く住むつもりなら重要。
3)設計期間に余裕がないと、見た目重視(=住み難い)の家にされてしまう可能性が大。
4)時に、予算も考えず、設計が先行してしまう事がある。
、、、と、ここまで書くと、建築家に依頼した事を凄く後悔しているかのように取られますが、今は、頼んで良かったと思っているのですよ。というのは、建築に入ってからは、的確に施工会社に指示、先導して下さっているので、安心して任せていられます。
設計完了までが勝負ですね。

最後まで、思いつくまま書いてしまってすみません。新築でなく、建売りを希望されているのだとしたら、的はずれの回答になってしまったかもしれませんね。

いずれにしても、住み易い素敵なお家が手に入ると良いですね。

この回答への補足

皆様いろいろお答え下さりありがとうございます。お礼の記入が遅れたことをお詫びいたします。皆様のお答えを見るといろいろ考えさせられます。建築士さんとの意見の食い違い等は本当にストレスがたまりそう・・・最近ある住宅展示場の家を見に行き気になる家がありました。【http://www.wonder-device.com/index2.html】デザイナーズハウスとは違うし、注文住宅と言うよりは規格品ですがそのぶん、住宅設備などに特注品が無く、万人に向けそうな所が良いかなと思います。質問の主旨が変わってしまいますが、この家について何かご存知の方情報を教えて下さい。私自身は住宅展示場の営業さんも対応が良く、家も気に入ってるのです。お願いします。

補足日時:2005/05/23 11:04
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我が家も同くロフトを含む3階まで拭きぬけ、屋根が天窓になっています。

国内有数の「湿気が多くて暑い」地域にそのような家を建てて3年。今のところ何の不都合もなく住んでいます。20畳のリビングの6畳ほどが抜きぬけになっています。天井には空気を循環させるためにファンを付け、夏は2階の吹き抜けのクーラー一台、冬はリビングの床暖房。それだけで特にどのフロアも(リビングや吹き抜けに関する場所ですが)快適です。天窓に関してはいまだトラブルはありませんが、今後取り替えることになればどうなるかとは思います。天窓があることでの暑さというのはあまり感じません。
でも、やはり天窓は暑いというのはよく耳にしますし設計の方からも「覚悟してください」とは言われました。
 
しかし、吹き抜けにすることで暑さよりも高い位置の窓が拭けなくて困っています。またほこりに関しては家全体のほこりが一階に降りてきてしまう気がします。天窓や吹き抜けの開放的な窓からさんさんと光が入るのはいいのですが、家具の上にほこりが目立ってどうしようもありません。黒のレザーのソファーなので大変です。「明るい」「開放感のある」家は私の中では埃っぽい家なんです。

ほんと、家って建てて住んで初めてわかること多いですよね。でも一生の買い物だと思うので納得のいく家が建つといいですね。がんばって下さい!
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最初にデザイン性重視の家を考えて、プランを詰めるうち趣旨がどんどんかわり、部材と外構に多少こった(この辺が未練)普通の家(しかも吹き抜けなし)で建築中です。


シンプルモダン・デザイン性・無機質な家具etcにあこがれたのですが、自己分析は「あこがれ」であり「住みたい家」ではなかったようです。
ちなみに知り合いのリフォーム専門の先生に聞いた一言が、方向転換したきっかけです。
(先生談)
「車にたとえると分かりやすいわよ」
「あなたがオープンカーに乗ってる人をみてどう思うか?」で傾向がわかるのよ
A:かっこいい!自分もぜひ(メインカーとして)買いたい
B:かっこいいけど、自分で使うには不便だよな・・・セカンドカーならいいけど。。。
C:あんな車、暑くて寒くて荷物もつめなくてバカみたい(^^;
後悔しないのはAの人だけ。
セカントハウスを作るのならデザイナーズおおいに結構!なんだけどみんな気がつかないのよね~
ご参考まで
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デザイナーズハウス(?)の設計者です。

#2の方は施工者でしょうか?

自分自身、設計して問題だと感じるのは、やはり#2の方のおっしゃるように、
1.温熱環境
みなさんデザイナーズハウスに何を期待されるかと言えば、吹き抜けのあるダイナミックな空間ってやつが多いのですが、それは裏返せば夏暑くて冬寒いということです。ガラスばりの家もそう。設備とランニングコストにお金をかけても、やっぱり暑かったりします。
2.美しさ優先の納まり
雨漏りの原因になります。

ですね。私が昔勤めていた事務所の所長は、(今は独立しました。)ガラスを多用する人だったのですが、風通しを全く考えない人でしたので、ガラスは全部FIX(かっこいい家ができます。)で、暑くて死にそうでした。

#2の方のおっしゃる実務うんぬんができない建築家は、さすがに論外だと思いますが。。。

なので、「暑さ寒さ」と「カッコ良さ」のバランスがとれているかは要チェックです。デザイナーハウス(?)というのは、機能性よりも、それを越えたところで住まいに感動できる人向けって感じがします。
(天窓から落ちる影が刻一刻変化して、きれいだったとか、ガラス面に雨があたって、きれいだったとか。)「そんなやついるか~」と突っ込んだ人は、もっと素朴な味わいの住宅をつくっている建築家もいっぱいいるので、そういう人に頼むべきでしょう。
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こんにちは。


私の仕事上の経験で恐縮ですが、デザイナー物件で後からやり直す事例の多い内容は、ご質問にもあります「温熱環境」かな?という印象を持っています。
それらを即「失敗事例」と考えて良いかは別として、実際にお住まいの方が「困ったな」と思われて直されているのでしょうから、ご参考になれば幸いです。

近々接した「温熱環境」ものでは・・・
(1)デザイナーさんのこだわりゾーンとして設置されたL型窓は、部屋の幅と天井まですべてが「単板ガラス」というものでした。見た感じ凄く迫力があるのですが、冬は「結露水の迫力」の方が凄いようで・・・
でも美しいので、後からインナーサッシを入れるのを躊躇してしまいます。住人はカビに敏感。どうしよう・・・
(2)建築家さんのカッコイイ戸建なんですけど・・・巨大なガラス窓(ピクチャーウインドウといってます)で寒くて寒くて大変だった住人は、建築家さんに黙って「掛けるな」と言われていた?らしいカーテンをついに掛けてしまいました。

温熱環境以外でも、実務的には厳しい物件が多いかも・・・
(1)室内の壁が、家具などの配置を前提にしていない。
(2)エアコンが故障したら壁を解体しなければならない。
(3)一点ものの資材を使っていて、メンテナンスが困難。
(4)キッチン廻りに食器棚や冷蔵庫スペースが無い
(5)床暖設備と仕上無垢材の相性調査をしていない・・・etc

施工的にも、RC打ち放しなどの窓廻りの処置で、壁面とサッシ面を平らにおさめて外観を美しく、室内からは枠を大きくして出窓風に見せる・・・など、美しいおさまりがあります。が・・・雨仕舞いが悪くコスト高になり施工は難しい・・・。経年変化で雨漏れする率が高いようですね。

いずれにしても、デザイナーの皆さんは自分のポリシーを大切にされている方が多いでしょうから、関わるデザイナーさんがいう「デザイン」とは何か?というのが大切かもしれません。「コストもデザインの一部」と言う方や「人が住んで使って初めて自分のデザインは完成する」なんておっしゃる方もいるようです。ですから・・・
ただ単に見た目「カッコイイ」とか「雑誌で見たやつ」とかいう場合は、一度立ち止まって考えた方が良いと思います。
その「カッコイイ」家は住みにくくても「そこに帰ると思うだけで満足」とか、外から眺めるたびに嬉しくなる・・・という要素があっても良いでしょうし。
どんなものでも、機能や性能が良いだけですべてOKというわけではありませんよね。

大前提は、建った家に住むのはデザイナーでも誰でも無く「施主自身」ですから、ご自身の「住まうイメージ」を大切にしてみる事だと思います。
また、もし知った方がいらっしゃるようでしたら、購入希望物件は専門家と一緒ご覧になるのが一番だと思います。客観的・専門的な意見は、大きな買い物にとても有効だと思います。
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