プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私の会社でも、将来の退職金を投資信託で個人それぞれが運用することになりました。
そこで投資信託の勉強を始めたのですが、どうしても資産が増える(又は減る)仕組みがわかりません。

例えば、基準価格1万円で購入したとします。これが10年後に1万5千円になっていたら、5千円の儲けが出ると考えてよいのでしょうか?(手数料等は無視します)
つまり、10年間の変動は全く関係なく、買ったときと売ったときの基準価格の差が運用益になるのでしょうか?(株の売買と同じ仕組みかな)

それとも、毎日基準価格が変動するわけですから、毎日運用益がたまっていく(又は減っていく)ものなのでしょうか?

大変くだらない初心者の質問ですが、どなたか教えてください。

A 回答 (4件)

確定拠出年金のファンドの選択について書きます。


一般的セオリーとしては、資産配分(あなたのポートフォリオ)は、あなたの年齢などのとり得るリスク許容度によって異なります。

株式への投資は長期では大きなリターンが期待できますが、変動が激しく短期間では損失を被る確率も高くなります。債券への投資は、変動が少なく安定的なリターンが期待できますがインフレには弱く実価値で目減りが生じることがあります。両者の値動きは異なるので、組み合わせることで全体の変動を低くすることができます。

また、海外への株式も組み入れることで変動を抑えることができます。とくに少子化、財政危機なので高度成長時代のような経済成長が日本に期待できない今、海外株式は有用な投資先だと考えます。

あなたがまだ40才以下で比較的長期で年金運用するならば株式の比率を大きくし、債券比率を少なくします。定年に近づくに従って債券比率を上げていきます。この比率は一旦決定したら文書化し、厳密に運用し、定期的(例えば1年ごと)に見直しを行います。株式で大きなリターンが得られ株式分の比率が大きくなったら、次の年には債券部分を補充して総資産を同じ比率に調整します。こうすることで、「高値で買い、安値で売る」ことを防ぐことができます。上昇下落タイミングを見計らったスイッチングの成功率は低いようです。

個別のファンドについては、ご自分でお調べになって納得なさってから決定された方がよろしいかと思います。一般的にはインデックスファンドのほうが運用手数料が低く長期ではリターンが高くなるとされています。

あくまで参考までに、あなたが30代で、リスクが取れると仮定して、私ならこうするという例を書いておきます。

株式70% (日本株インデックス35% 海外株式35%)
債券30% (日本 22% 外国 8%)

したがって
・三井住友日本株式インデックス年金ファンド 35%
・DC大和外国株式インデックス 35%
・三井住友DC年金日本債券インデックスファンド 22%
・DC大和外国債券インデックス 8%

めんどうくさいというなら
・大和住銀DC年金設計ファンド(70)か
・三菱プライムバランス(成長)
どちらか1つ100%でも、運用手数料がやや高くなりますが同じ効果が期待できます。
個別のファンドの特色はモーニングスターHPなどでお調べください。

参考URL:http://www.morningstar.co.jp/fund/sr_query.asp
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この回答へのお礼

丁寧なご説明ありがとうございます。
私は30代なのですが、若いうちは利率のよい株式の比率を増やし、歳をとるにしたがって安定感のある債権比率をあげていくということですね。
正直、会社側からたくさんの商品を並べられて混乱していたのですが、大変わかりやすいお話のおかげで、頭がスッキリしました。
ぜひ、参考にさせていただきます。

お礼日時:2005/05/28 21:41

どうしてもわからないものには投資しない方がよろしいかと思います。


どのくらいリスクを負えるかで、投資先が変わりますから、儲かることばかり考えない方が良いと思います。
説明書で読むべきは、予想配当率でなくて、小さな字の注意事項です。

私が持っている某投信、基準価額半分以下です。こんなこともありますから。

ここで、お勧めファンドを回答したところで、下がったら「教えてgoo」の人のせいだと思うのが人間ですから、お答えはできません。

名前が出ているファンドは、インデックス(株式、債券)、株式、債券、国内、海外そんなところでまとめることができますよね。
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この回答へのお礼

ご説明ありがとうございます。
細かい注意事項をよく読んで、リスクについても勉強したいと思います。
基準価格が半分以下になったら、私の将来の退職金はなくなってしまいます(;;)。

お礼日時:2005/05/28 21:45

買った時と売った時の基準価格の差が運用益です。



商品の中には、毎年(毎月もある)運用益を分配する商品や、分割(これも株とおなじですね)商品もありますので、増えているか減っているジャの判断は、全体の時下総額を名産する必要があります。

やはり、全体の配分(ポートフォリオ)を考えながら、運用先の商品を選ぶ必要がありますね。

この回答への補足

下記にも書きましたが、もしおすすめできる商品がありましたら、アドバイスいただけますでしょうか?

・三井住友日本株式インデックス年金ファンド
・フィディリティ日本成長株ファンド
・三菱バリューオープン
・三井住友DC年金日本債権インデックスファンド
・DC大和外国株式インデックス
・DC大和外国債券インデックス
・三菱海外債権インデックス
・大和住銀DC年金設計ファンド(30,50,70)
・三菱プライムバランス(安定、安定成長、成長)

わたし自身の運用額は今のところ60万円前後です。

補足日時:2005/05/28 08:01
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この回答へのお礼

ご説明ありがとうございます。

>買った時と売った時の基準価格の差が運用益です。

ということは、たとえ10年間預けっぱなしでも、10年後に9千円になっていたら元金は千円減っていたということになるのですね。
預金と違って、長い期間預けて入れば、その分運用益がたまるというものではないということが意外でした。

お礼日時:2005/05/28 07:50

企業型確定拠出ですね。



>買ったときと売ったときの基準価格の差が運用益になるのでしょうか
↑そうです。

>毎日運用益がたまっていくものなのでしょうか
↑預金ではありませんからこういうものではありません。

強烈にわかりやすくいえば、あなたもお感じの通り株と同じです。運用期間中の値動きはどうであれ、最終的に上がってればいいわけです。

経済情勢の変化に応じて時々はレコードキーピングのデータを確認しつつ、スイッチングなども使ってみましょう。

この回答への補足

補足で教えてください。

株をイメージすると、同じように安い基準価格で買って、高い基準価格で売るという考えでよろしいのでしょうか?

ちなみに投資信託会社(j-pec)の商品は以下の通りです。おすすめがあったらおしえていただけますでしょうか?
・三井住友日本株式インデックス年金ファンド
・フィディリティ日本成長株ファンド
・三菱バリューオープン
・三井住友DC年金日本債権インデックスファンド
・DC大和外国株式インデックス
・DC大和外国債券インデックス
・三菱海外債権インデックス
・大和住銀DC年金設計ファンド(30,50,70)
・三菱プライムバランス(安定、安定成長、成長)

わたし自身の運用額は今のところ60万円前後です。

補足日時:2005/05/28 07:51
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この回答へのお礼

丁寧に教えていただき、ありがとうございます。

>運用期間中の値動きはどうであれ、最終的に上がってればいいわけです。

私は預金しかしたことがないので、すごく驚きです。
ということは、ある程度上がったときに売る(スイッチング?)必要があるのですね。参考になりました。

お礼日時:2005/05/28 07:45

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