カナダのインターナショナル高校に通っています。
皆さんにお尋ねしたいのですが、うちの高校では
エッセイライティングの時
Personal voiceを禁止しています。
つまり In my opinion とか I think だとかが
使えません。
また people usualy なども使わないようにしてくれ、と
言われます
(なぜなら私はpeopleじゃないからusualyかどうか
わからないから)
普通の高校です。私はエッセイライティングが大の苦手で、しかも性格的に「人間皆考え方違うよ」って考えるタイプでIn my opinion だとか言えないのは辛いし、書きにくいです。
証拠をつきつけて(こじつけで)これだ!って答えを決めてしまうのが、嫌なんです。
海外の大学を修了された方のエッセイのサンプルなど見ても
In my opinionとか使ってらっしゃいますよね。つまり一般的に大学ではPersonal voiceは認められていると思っていいんですよね。
私はなぜこのような方法を学校がとるのか理解できません。
エッセイライティングが苦手と書きましたが、たまにPersonal voice
が認められ、書くといつもよりずいぶん楽にかけるんです。
みなさんはどう思いますか?
No.1
- 回答日時:
おそらくありきたりな書きかたをしないように制限をつけて、表現力を養う目的があるのだと思います。
あなたも、
>たまにPersonal voiceが認められ、書くといつもよりずいぶん楽にかけるんです。
といってますよね。
楽な方向に逃げてしまっているだけなのです。
苦手を克服するうえでもがんばってくださいね。
ご回答ありがとうございます!
確かにありきたりな書き方ではあるかもしれませんね。
ただ、「エッセイの目的」が「自分の意見をまとめ、証明すること」と思っていたので、大変だったのです。
楽な方向に逃げてる、それは本当にそうだと思います。
しっかり言い当てられてしまった感じです。
これから数をこなして、苦手を克服していこうと思います。
No.2
- 回答日時:
あなたが自分の意見を書きたいとか、自分の意見を書いた方が書きやすいと考えるのは自然の感情だと思う。
しかし、学校が「自分の意見」は書かないでくれと言っているので、それに応える方法を教えたいと思う。
これってつまり新聞記事のように書きなさいということなんだと思う。
日本の新聞でも英字新聞でもいいけど、読むと「私は(中略)思う」という言葉は寄稿文以外はまず出てこないです。これは記事に客観性をもたせるためのテクニックです。
じゃ、どうしたらいいかということなんですが、慣れれば簡単なことです。
具体的には、例えば、日本の若者の間であることが流行っていて、それについて書くときなんだけど。
何を例にすればいいのか分からないですが、例えば私ごとですが、最近私の娘の小学校で英語の授業が急になくなりました。
これについて私は「子供は英語の授業を喜んでいたので続けてほしい。いったん始めたことを簡単にやめるのはおかしい。いったいなぜやめたのか」という意見を持ちます。
このことについて、私は少しリサーチしたのですが、パーソナル ボイスをなくすならば以下の文章になるかもしれません。
「○○小学校で今年4月から英語の授業が廃止され、子供たちや父母の間で不満の声が出ている。
○○市教育委員会によれば、英語の授業が廃止されたのは英語教師を外部から派遣する市の助成金が今年4月で打ち切られたためという。
このことについて、ある父母(できれば実名を出す)は「子供たちはせっかく正しい発音を身につけはじめていたのに残念だ」と話す。また○組の○ちゃんは「外国人の先生の授業は面白かった。もっと続けてほしかった」と話す。
児童教育に詳しい○○大学の○○教授は「教育は継続が大切。予算の都合とはいえ、簡単に打ち切るのは疑問」と話している」
しょうもない例文を書いてしまいましたが、自分の意見だけ書くより、いろんな人の意見も載せた方が説得力ないですか?また例文のような文章を書くためには、教育委員会に電話する、父母にインタビューする、どこかの大学の先生に電話してみる、という「行動」が必要です。また本やインターネットで調べないといけない場合も多いです。そういう行動をすると、自分が思ってもみなかった事実に出会えるわけで。
(私の場合はリサーチで、市教育委員会の予算の上に県の雇用対策予算がからんでいたという事実を知った)
あなたの学校の方針とは、つまり生徒に作文しなさいということだけじゃなくて、リサーチすることまで要求してるんだと思う。
長文になって恐縮なんだけど、最後にパーソナル ボイスがない文章であっても、基本的に自分の意見は入るものです。多くの場合は、自分の主張に沿うようにデーターや信用に足る他人の意見を組み合わせてあります。
丁寧な回答ありがとうございます。
正直、今までネットで検索してきたエッセイサイト様のどれより分りやすかったです(大手から個人まで・・・)
大げさかもしれませんが、読んだとき、なにかが開けた感じがしたので…。
>新聞記事のように書きなさいということなんだと思う。
あ、ほんとそうですね!今気づきました!日本でも新聞は寄稿文しか読まなかったので、これから新聞(日本語・英語)にかかわらず読んでいこうと思います。
例文なんですが、本当に大変わかりやすかったです。
エッセイ上、3つのトピック文、それぞれ3つの証拠、計9個も
ソースを見つけるのにいつも疲れていて…。
先生のよってはネット禁止とかいいますからね!分厚い本そんなによんでられますか!と言いたいとこなのですが。
本当にありがとうございました!!次していただいた回答に図々しくも補足質問したので、お答えいただけると幸いです。
よろしくお願いします。
No.3
- 回答日時:
2ですが追加。
以前、アメリカ人と作文の添削をしあったことがあるけど(私は英語、彼は日本語)、アメリカ人は大学であなたと同じようなことを勉強したみたいです。
私は社会人になってから客観的な文章の書き方を覚えたので、アメリカは進んでいるんだなあと思った記憶があります。
この回答への補足
続けての回答ありがとうございます。
ずうずうしくも質問なのですが、私がいつもつまづくのは
thesis statement と attention grabber(cather)なんです。
thesis statement に関しては自分の思いをパーソナルボイスなしで
書くのが苦手で、attention grabber に関しては最初の質問通り、
people usually などが使えないので一体どうやって注目を集めれば、と悩んでしまうのです。何かアドバイスいただけませんでしょうか?
よろしくおねがいします。
No.4
- 回答日時:
意外とよい学校ですね。
すばらしいと思います。それは日本にもありまして、「作文」ではなく「小論文」を書けということです。
「作文」は小学生でもかけますが、小論文は高校生になってもむずかしいです。
たとえば、作文なんてその人を知らないと読む気も起こらないですよね?でも、新聞のような客観的な文章なら読む気も起こります。
いまはレベルアップしなければならないときなんだと思います。
レベルが違うがために、そのギャップが埋められず苦しいのでしょう。そのギャップを埋められるかどうかがその学校を出る真の意義です。なるべく考えを変えて見直してみてください。
回答ありがとうございます。
日本では小論文なんですね、そういえば、日本で小論文書いたことありません…。作文とレポートしか経験ないので慣れなかったのも納得です。
私の学校のエッセイの場合、他人に話すため、attention grabberというか、要するに注目を集める文章を最初に書かなければいけないのですが、これが「作者を知ってもらう」の働きもしているのだと思います。
それが苦手なんですねσ(^_^;)
もうすぐ卒業で自覚するのが遅すぎました、これからエッセイ課題が増えるので先生の力を借りたりしてレベルアップしていきます。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
Personal voice だとか people usualy といった姿で書くことを禁じられている......とは、とても面白いことだし、素晴らしい教育のありかただとも思いますよ。
それに、最初から「私としては......」なんて感じで書き出すと、とかく読む人にとっては面白くなくなるものなんです。もちろんそうした観点からエッセイを書きたい.....といったイモーションは当然あってしかるべきものですが、そうした書き方が禁じられたとしたら、それなら別の書き方をすればいいだけのことだと思います。けっして難しいことじゃありません。
わたしもこれまで本業のかたわらでずいぶんエッセイを書いてきましたし、自分で言うのも変ですが、けっこう面白いと評価していただいています。そうした自分の作品を思い出してみると、これまでほとんど In my opinion とか I think といったPersonal voice として書いたものはありませんし、people usualy といったものもありません。
こうした制約があるなら、体験した事実をそのまま短い文章にまとめ上げる.....そうした姿の文章の中に、あなたが感じた感動や喜びや悲しみ、あるいは異論や疑問などをはめ込む......というのはいかがでしょう。
「ある日とうとう道に迷ってしまった」といった書き出しで始め、「この一帯は石造りの壁に囲まれた狭い路地ばかりで方向感覚がまったく失われてしまっている。ただやみくもに歩けば狭いこの街のことだから、いずれはどこか知ったところに出るのだろうが、なにしろ夏のローマときたら蒸し暑くてそんな気持にもならなかった」.....その時、坂の上に声がして一団の小学生が姿を現わす、男の子は女の子にチョッカイを出してふざけている、女の子の興味を引こうと足元の石を蹴った、その石がちょうど道を聞こうと近づいていた私の靴にコツンと当たってしまった、男の子はびっくりして立ちすくんでいる、そんな男の子に代わって女の子のひとりが「ごめんなさい」と頭を下げた.......。
これはわたしの友人が書いた「コロッセオ」というエッセイの要点ですが(ここではあえてわたし自身の作品を例にとらないことにしますので)、こうした日常の出来事をテーマとして、ふとしたことから親しくなった子供たちが慣れない英語で懸命に道を教えてくれる、その純情さに筆者が感動する、とかく犯罪の多いローマでも、筆者はこうした子供たちとの振れあいを通じてローマという街が好きになっていく.....といった心の動きを上手に書き記していて、とてもいいエッセイになっています。
こうした書き方というものは、とても自然なものだけに、ちょっと考えれば誰にでも書ける書き方なんです。しかも、最初から「私の意見」なんて無駄な文字数を使わなくても、そこにはほのかに「私の感動」といったものが滲み出してくるものなんです。
大切なことは、一度書いてみてから、要らない部分を徹底的に削除すること、切り落とした文章がエッセイに深みを与える.....といいますからね。
こうした書き方をぜひ一度試してみて下さい、きっとエッセイなんて思ったよりも書きやすいものなんだとお思いになることでしょう。(デザイナー・エッセイスト)
プロの視点からの回答ありがとうございます。
お友達の例も質問とは別に「気になって」しまいました。きっと
こういう感覚を読者に起こさせることが大事なのですね。
学校のエッセイはほとんど、小説・本(クラスで習う)を読んで、それの重要ポイント、キャラクターの性格などをまとめるものなのですが、
キャラクター一人一人のせりふを穴があくほど読んで理解しなきゃいけないので、それも自分を焦らせて、失敗させてしまう原因なんだと思っています。
これからがんばります。
ありがとうございました。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
<thesis statement と attention grabber(cather)なんです。
thesis statement に関しては自分の思いをパーソナルボイスなしで書くのが苦手で、attention grabber に関しては最初の質問通り、people usually などが使えないので一体どうやって注目を集めれば、と悩んでしまうのです。何かアドバイスいただけませんでしょうか?>thesis statement と attention grabberと書かれても私は英語を本格的に勉強してるわけじゃないし、作文の授業を受けたこともないので、あなたの学校の場合、どういう風に書けばいいかわからないです。thesis statementなんですが、以下にニューヨークタイムズの社説のページを張っておきましたので、ここに載っている文章の書き出し部分を参考にしたらどうでしょう(Iを使わない、Iのいない文章です)。
新聞の社説はかたいので、やわらかい雑誌のコラムを参考にするのもいいかも。
attention grabberなんですが(実は初めてこういう言葉を知った)、これってつまり結論、それも意外で一見とっぴょうしもない結論のことなんだと思う。これをthesis statementの直後にもっていくと注目度が高まります。
また私ごとなんだけど、2,3年前うちの娘の小学校の学芸会を見たときなんですが。「3匹の子豚」をやっていて、娘は3匹のうちの一匹の役がもらえたらしくて「役に選ばれるなんてすごいな」と思いました。
ところが学校に行ってみると、1匹の豚役にそれぞれ7,8人が同時に舞台に立ち、うちの娘はその大人数の中の一人にすぎなかったのです。私は小学校のとき、一つの役に一人がなるもんだったんでものすごく驚きました。
さてここで、その理由として
1 親が自分の子供がステージに立つのを見たがるので、1つの役の人数を増やした。
2 日本の小学校教育というのは、「平等」を尊重するあまり、変な方向に進んでいるのではないか
と考えてみます。2の考えは意外と受け止められるだろうし、学校教育への挑戦状なんだし、それを書くには裏づけが必要になってくる。学校の先生はどういう風に考えているのか、他の学校でもやっているのか、日本全国で同じようなことをやっているのか、それはいつからなのか、他の国ではどうだろう?という疑問がわいてくるので、それをきちんと調べれば面白い論文になるような。(もっとも私は「なんかおかしいよね」で終わらせてしまいましたが)
people usuallyについては先生は、それを削りなさいと言っているのかもしれないです。people usuallyをなくしても文章はそんなに変わらないですし、断定的になってそのぶん文章が強くなる場合が多いです。
またpeople usuallyというのは「それはいったい誰なのか」という疑問が持たれると思います。この場合は「日本人」「カナダ人」「日本人の一部」「日本人の若者の一部」というように対象を明確に絞っていけば、先生につっこまれることは少なくなるような気がします。
参考URL:http://www.nytimes.com/pages/opinion/index.html
補足への回答ありがとうございます。
それに、私の学校の呼び方を使ってしまい、ご迷惑をおかけしました。
ニューヨークタイムズの社説のページ、これから読まさせていただきます。社説って日本語でも敬遠してしまうものなので思いつかなかったのですが、最初に仰られた通り、新聞などがサンプルとしては一番いいんでしょうね。
attention grabberは、エッセイの一番最初にくる、そのままアテンション掴め!という文章なんですが、出だしが思いつかないんですよね。思いつくもの思いつくもの、先生に否定されて正直自信を失くしていたのですが、これから社説を読んで読んで勉強します!
娘さんの学芸会、いつもリアルな例をありがとうございます。
読んでいて納得したのが「自分が疑問に思うこと」を裏づけできる情報を集めること、です。今まで読者を納得させなければ、と焦っていただのですが、レベルもありますし、これからは単純に自分の疑問を解くエッセイを書いていこうと思います。
people usuallyはIn generalなどで代用しようかな、と卑怯ですが、考えています。peopleからgeneralという不特定多数に変えてみようかと。ただ書かれているような「日本人の一部」some of Japaneseも駄目だしを食らったので(なんでもsomeってどのくらい?らしいです)まさか「日本人のうちで3000万人はこう思う」とは言えないので(汗)
断定的に文章を書くのは正直苦手なのですが、自信を持って、裏づけをしっかりして書いていきたいと思います。
何度もありがとうございました。
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