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日本の祖先とは大昔、大陸がつながっていた時に移って来た中国人や韓国人、モンゴル人なのでしょうか?
それとも大昔から住んでいる日本人という人種がいたのでしょうか?おしえて下さい。
宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

 祖先をさかのぼっていくと、世界中のどんな人でもある一人にたどりつきます。

あちらこちらで同時に現生人類が誕生したわけではないからです。したがって、年代によってたどり着く所が違ってきます。

 今から約15~20万年前頃、アフリカの誰か一人から人類が始まりました。つまり、ここまでさかのぼると、どんな分け方をしようが人類はみんな同属になってしまいます。ちなみに肌の色は私たちに近い黄褐色であっただろうといわれています。
 約12万年前頃の氷河期の氷がかなり溶けたころ、アフリカの人類は大移動をはじめました。この頃から肌の色、眼の色、習慣、ことばなどに違いが出始めました。この違いによって、いわゆる四大人種、すなわちネグロイド、モンゴロイド、コーカソイド、オーストラロイドにわけられます。

 その内のモンゴロイドは、アフリカを出て、当時温暖で陸続きだったスンダランド(今の東南アジア辺り)で人口を増やした人たちをさします。この人たちを特に【古モンゴロイド】と呼びます。この人たちは、やがて北方(大陸)と南方(海)のルートから日本にも定住し始めました。これが最初の「日本人」です。この人たちには、眼が大きめ、顔のほりが深い、丸顔、体毛が長く濃いなどの特徴があります。日本語の基本語-たとえばミミ(耳)、テ(手)、ヒ(日)など-に共通点があるといわれています。現在のアイヌや琉球の人たちはこの頃の特徴をよく残しているといわれています。血液型はOやBの人が多いようです。また縄文人に多いともいわれています。イヌイットやアメリカ大陸原住民もこの古モンゴロイドの人が移動したものです。

 また、この古モンゴロイドは大陸北方のバイカル湖付近でも大いに人口をふやしました。マンモスやオオツノジカなどの獲物が多かったからです。この人たちもやがていろんなルートで日本に定住してきました。この人たちを【新モンゴロイド】と呼びます。この人たちは、そこが寒冷地であったため、寒さに適応しています。そのため、一重まぶた、ほりの少ないのっぺり顔、細長い顔などに特徴があります。血液型はA型が多いようです。また、弥生人に多いともいわれています。この人たちのことばもやはりSOV(主語-目的語-動詞型)で、混じりながら一緒に日本語を形作っていったようです。

 新モンゴロイドは古モンゴロイドより後に日本に来た人が多いようですが、それは侵略というようなものではなく、静かな移住・同化といったようなもののようです。古いことばが他のどこの地域とも似ていないからですね。つまり、新モンゴロイドの人たちがやってきた頃には、日本語がかたまり始めていたと考えていいわけです。いずれにしても環中国(満州、中国南部を含む)地域の人たちと近縁だといえます。

 私たち日本人のほとんどは、このモンゴロイドの子孫であることは、どんな説をみても間違いないところです。新モンゴロイドと古モンゴロイドの移住のしかたや年代などはいろんな説があり、まだはっきりとはしていないと思いますが、現在一番主流じゃないかな、と思うものを書いてみました。
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 現代日本人と血統的に一番近いのは、朝鮮半島の人々です。



 原日本人たる縄文人は、北方系アジア人の血(アイヌ系統に近い)を多く受け継いでいますが、それに南方系のフイリピン(黒潮の影響で、フィリピン沖で海流に乗ると、沖縄・鹿児島・高知・和歌山・千葉などにたどり着く。それ以後は大きな陸地には、命のあるうちにたどり着けない。)、中国の揚子江河口付近・福建省(数字の数え方などは一緒)、山東省(徐福伝説)、渤海国(越の国)、朝鮮半島などの人々が日本にたどり着き、混血したものと考えられます。

 特に縄文時代、東日本の人口が20万人、西日本が10万人程度だったもの(縄文時代5000年以上でも人口は30万人まで)が、弥生時代になって300~500万人に一気に増加します。そして、DNAや骨格も大きく変わっており、住居も生活するには不健康な低湿地にも多く作られるようになります。(水稲栽培開始。)

 人口の急増や生活様式の激変、DNAの変化から見て、日本人の血のかなりの部分は、朝鮮からのものといえます。
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最近の研究では、DNAの追跡でロシアなど諸外国にいきつくとの話も聞いています。

従って、大陸系、北方系、南方系移民の混合という理解が一番妥当かと思われます。
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日本人は多種族人民が有力のようです。


北方系と南方系、モンゴル系のDNA証明は幼児の青いお尻はモンゴル班といいます。
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現生人類はアフリカが発祥地ですから最初から日本に住んでいたわけではなく大昔から住んでいた日本人というのもありません。


われわれ日本人の祖先は東南アジアや東北アジア、あるいは朝鮮半島のほうからきた人たちが混合して今の日本人になったといわれていますが、その頃すでに中国人や韓国人、モンゴル人といったような人種がいたわけではありませんので彼らが日本人の祖先とも言いかねます。もちろん彼らの祖先もアフリカ発祥です。
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