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こんどからMC1年になります。
文学・歴史・哲学の大学院の修士論文の2年を通したペース配分について教えてください。
とくに経験者の方。

厳しい倍率でDCに進もうとしているので、かなり優良な論文を書かないといけません。

A 回答 (1件)

 こんにちは。

私は法学系の修士を修了した者です。分野が違いますが、参考にでもなればと思い書かせていただきます。

 まず、MCの2年間はあっという間に終わります。特に2年目は、理解不足、知識不足、文章の校正(書き直し含む)などでもたもたしていると、論文提出期限に間に合わなくなります。そのため、留年する人もいますのでスムーズにステップアップしようとするには、要領よく研究を進める必要があります。
 ではどうすればよいのかですが、matekiさんは具体的な研究テーマを決めておられるのでしょうか?まずはこれが決まらなければ、話になりません。遅くとも、M1の前期終了時もしくは後期開始後すぐの頃までには、暫定的でも決めている必要があります(大学院によっては研究計画書の提出期限がありますので、その期限日の中間日くらいまでには決めておいた方がよいと思います)。その際、必ず指導教授と何度も相談をして、分野やテーマを絞ってゆくことになると思います。
 指導教授にはDCに進むこともきちんと伝えて、テーマ選択の助言をしてもらわないといい評価には結びつかないと思います。
 
 テーマが決まったら、資料集めと読み込みに入ります。これも一応1,2ヶ月の間に要領よく集めて文献カードにしておきます。かなりの量の資料に目を通すことになると思いますので、これも最初はざっと目を通すぐらいにして、とにかく必要な資料を把握することに努めた方がいいです。
 そして、精読して自分が立てた項目や問題意識が誤っていないかどうかを検討する作業に入ります。最初に考えた問題から変わっていくこともありますので、これを早めに終えておくと、その次の修正が楽です。
 ざっと、読み込みを終えたらもう一度項目立てをやり直します。これが大体M2になってすぐくらいの時期です。それから本格的に論文作成に入ってゆくのですが、少なくとも3,4回は書き直すことになると思います(論文構成や、文章表現の上手でも2回くらい)ので、理想的には夏休み前くらいには初稿(下書き)を書き上げて教授に見てもらいましょう。どういう文章をどのくらいの分量書けばよいのかについては、諸先輩方の論文や他校の論文を参考にされるといいですよ。
 秋口になったら本格的に論文作成に取り組み、2稿目3稿目を書くことになります。同時に資料の再読がありますので、並行してこなします。ただし、外国語文献をこの時期に訳し始めているようだと、下手をすれば間に合わなくなるので特に外国語文献の資料は夏休み中には整理しておくことが必要です。
 こうして、M2の暮れまでにできあがるように計画を組んだ方がよいです。提出期限が年内の場合には当然ですが、年明けの場合でも必ず修正点が出るので前倒しの計画を立てて研究を進めた方がいいです。
 ちなみに私は、年が明けても死ぬほど書いていました。しかも、焦って書いた論文がいいものであるはずがありません。ひどい評価でした。

 大学院でも論文の研究だけでなく、講義などもあろうかと思います。また、外国語が非常に得意であれば問題ないですが、DC入試には外国語のテストもあると思います(資料の読み込みでも必要ですが)ので並行してそれらをこなさなければなりません。文章の練習もしなければならず、やることいっぱいで大変ですが頑張ってください。
 
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