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ある大学受験参考書(『大矢英作文講義の実況中継』)の中で、「目的と行為が直接に結びつかない場合」には目的用法の不定詞ではなく、so that 構文を用いるように書いてあります。
(1) Draw me a map for me not to get lost.
(2) Draw me a map so that I won't get lost.
(1)は△で、(2)が正しいそうです。
地図がなくとも迷わないこともあるし、逆に地図があっても迷うときは迷うので、不定詞は適切ではない、と説明があります。
この説明に従うと、例えばスワン『現代英語用法辞典』に掲載されている。
I'm going to Austria to learn German.
この例文も不適切になるように思われます。「目的と行為との直接的な結びつき」を解説している文法書を見つけられなかったので、どなたか教えてください。文献の教示でもかまいません。

A 回答 (1件)

初めて聞きました。

まず、I'm going to Austria to learn German. は不自然ではありません。「行く」目的を表しているからです。

Draw me a map for me not to get lost.
これが不自然なのは別の理由と思いますが。「~しないために」は not to だけで表しません。「~するためではなく」ととられてしまうからです。「~しないために」は so as not to か in order not to とします。

不思議なのは例文に「~しないように」と否定を使っていることです。

Draw a map for me to get to the station.
Draw a map so that I will get to the station.

これらは特に不自然な感じはしません。

>地図がなくとも迷わないこともあるし、逆に地図があっても迷うときは迷う

こう言ってしまったら元も子もないと思いませんか。地図がなくていいなら Draw a map と言わないし、地図があって迷うのは、地図が下手か、道がやたらと複雑か、その人が方向音痴かのどれかで、不定詞がどうのとか関係ないと思いますが。

この回答への補足

早速の丁寧な回答ありがとうございます。
目的と行為云々は、著者が「ふつう日本の英語教育では無視されているところ」(p.121)とわざわざ強調しているところなのです。初耳だったし、何冊か文法書を調べてもこのような説明は見当たりませんでした。それで納得がいかず質問した次第です。
どうやらネイティヴ・チェックを受けていない参考書のようですね。売れている参考書なので、誤解が広まっていくかもしれませんね。

補足日時:2006/07/28 11:06
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
例文についてはネイティヴ・チェックを受けているそうですので、補足欄は訂正します。ただし、本文のチェックについてはよく分かりません。

お礼日時:2006/07/29 00:52

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