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 自分は大学で線形代数や統計を学んでおり、それを生かせる資格としてアクチュアリーがありことを知りました。ただ、調べたところによるとアクチュアリーというのは理系の超難関資格で、合格するのに10年を要するとか、東大早慶で平均以上じゃないと難しいとか、想像を絶する難易度のようです。
 しかも、自分は入試で数学を使わなかったので、実は高校レベルから復習しているところなんです。大学は2流といったところでしょう。
 そこで、アクチュアリーの方、試験を受けた方、また、情報をお持ちの方、実態はどのようなものなのか、回答お願いします。

A 回答 (2件)

ご質問者さまのレベルがわからないので、過去問題を見て判断していただくのがよいでしょう。



日本アクチュアリー会のホームページでサンプル問題が掲示されています。
http://www.actuaries.jp/examin/sample.html

過去問題と回答は、アクチュアリー会から購入するしかないのですが、
古い問題は、無料でダウンロードできます。
http://www.actuaries.jp/examin/books_f.html

古い問題を見る際に注意いただきたいのですが、数年前に制度の大規模改訂があって、
旧数学1・数学2     → 数学
旧保険数学1・保険数学2 → 保険数学
旧年金数理        → 年金数理(変わらず)
旧会計経済        → 会計経済・投資理論(投資理論追加)
その他・一次試験に「損保数理」が追加。
ということを念頭において見てください。

無料ダウンロードできる昭和末期に比べると、今は一次試験はもう少しだけやさしくなっている気がします。
ただし試験範囲は広くなっているので負荷はそれほど変わらないかもしれません。
また、採点は結構厳しいようです。各科目60点以上が合格なのですが、
受験後の感触で「8割近くできた」であっても落ちることも多いようです。

私は文系学部出身なのに昔無謀にもチャレンジしたことがあって、
1科目クリアしただけでリタイアしました。
(1次試験5科目、2次試験2科目クリアで合格)

生命保険会社勤務なので、周囲に(会社から半強制で)受験する人が何人かいますが
旧帝大の理学部数学科出身者が何人か受験して、2次試験クリアまでたどりつくのが3割くらいといった印象です。
合格は早い人で4年、遅い人で10年くらい。3年で合格すれば神様扱いです。

途中で断念する人も多いのですが、それは、試験自体が難しいということもあるかとは思いますが、むしろ忙しい業務の合間をぬって長期戦の試験勉強を戦い抜く精神力が続かないといったことに原因があるような気がします。
(受験生の大半は、生命保険・損害保険・信託銀行・その他大手銀行の数理・主計部門で超多忙な日々を送っています)

やはり、一番必要なのは「時間とモチベーション」なのではないかと思います。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。経験者の意見は参考になります。
やはり超難関なのは本当のようですね。

ところで学生の間に受験をすることは出来ないのでしょうか?アクチュアリーのホームページを見たところ審査があるようですが、それで通るものでしょうか?
重ねての質問に恐縮ですが、回答お願いします。

お礼日時:2006/08/10 13:27

#1です。



もし今年度の受験を考えておられるのなら急いでください。


> ところで学生の間に受験をすることは出来ないのでしょうか?

文部省管轄の4年制大学に2年以上在学し、62単位以上取得していれば受験可能です。
ただし、8月18日(金)までに「受験資格照会書」がアクチュアリー会事務局に届いている必要があります。


> アクチュアリーのホームページを見たところ審査があるようですが、それで通るものでしょうか?

さあ?
大学三年生が受験できるようになったのは、割と最近のことなのでそこはなんとも。
ただ、アクチュアリー会の事務局や試験委員は、受験生に輪をかけて忙しい方々(大手生損保会社の係長や課長さん)なので、そんなにややこしい審査はできないはずです。
「本当に文部省管轄の大学か?」くらいしか調べないんじゃないでしょうか。
「4年制大学に2年以上在学し、62単位以上取得」という条件をクリアさえしていればOKなのではないかと思います。
推測で申し訳ありません。


それから、余計なおせっかいかもしれませんが、もし今年受験されるのであれば、よほど自信があるのでない限り1次試験5科目を一気に受験などと欲張らず、「数学」「会計経済・投資理論」「保険数学」の3科目、もしくはそれ以下にターゲットを絞ったほうがよいと思います。
アクチュアリー試験は税理士試験と同じく「科目合格制」なので、一度合格した科目は再度受験する必要はありません。「確実に合格を狙う科目」「捨てる科目」を決めて、こつこつ合格を積み重ねるのが遠回りのようで合格の早道です。
受験料も受験科目数比例でお高くなりますし。

「数学」はご質問者さまのご専門で得意科目のようですので、まずこれは確実に取りこぼさないようにしましょう。
「会計経済・投資理論」は、理系の学生さんにはなじみがないかもしれませんが、一般的な経済理論が中心で一からの勉強でもそんなに負荷にはならないと思います。
「生保数理」「損保数理」「年金数理」は生損保業務にかかわってくるところなので学生さんにはなじみにくいかと思います。
ただ、その中でも「生保数理」は「アクチュアリー」という資格の中核をなす部分ですので、早めになじんでおくのがよいかと。

(#1で「生保数理」を間違えて「保険数学」って書いてしまってましたね、ゴメンナサイ)
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。
科目ごとのアドバイスもいい目安になりました。
とりあえず在学中での受験資格は満たしてあると思うので考えてみます。

お礼日時:2006/08/11 22:39

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