No.3ベストアンサー
- 回答日時:
#1さんの回答のような一面が俳諧の世界ではあったと思われます。
いわゆる「点取り俳諧師」と呼ばれるものです。
弟子の詠んだ俳句を採点するのが職業ですが、賄賂を贈って来た人にはいい点数を与えるといった風にです。
そうすれば「○○も認めた文化人!」と言った風に評価がしてもらえます。そういう副収入が結構大きかったと思われます。
ただ、芭蕉はそういう俳諧の廃れを嫌がり神田川の水道工事に従事したりしています。
参考URLを張っておきます。真偽は分かりませんが参考になると思います。
参考URL:http://tisen.jp/tisenwiki/index.php?%BE%BE%C8%F8 …
No.4
- 回答日時:
句集を出すとき、弟子の句を載せてあげるかわりに、お金をとったりもあったようです。
伊賀出身であること、歩く速度が異様に速かったこと、外様大名の領地ばかりに旅をしていることなどから、忍者説もあります。
京都付近で、追いはぎに襲われた時、余りにも、持ち合わせが無かったため、おいはぎにあきれられたこともあったとか。
No.2
- 回答日時:
伊賀上野を出てからは一時土木作業に拘わったりしておりましたがその後深川に芭蕉庵を建て点者という俳句の添削や指導で生計を立ていました。
またお金持ちから招かれ「連句」を指導して生計を立てていましたが、清貧に甘んじるところがあり、指導が厳しく遊びと考える人たちとは交わることなく(パトロン)の「去来」など芭蕉十哲の人々から物心両面にわたり援助を受けていました。しかし名前は広く知れ渡っていましたので、各地の素封家や裕福な商人を頼りにして方々旅をしていたのはご存知のとうりです。芭蕉の句は当時は大変斬新なもので各地では大変歓迎され旅費などは心配いらなかつた様です。本来江戸におれば俳句だけで生活できなくもなかったのですが、定住することで自己の文学が停滞することを恐れ旅に明け暮れました。No.1
- 回答日時:
師匠が句会などで評価されて名前が売れると、金持ち連中が挙って弟子入りし「私は○○師匠の弟子だ」と自慢します。
つまり、その金持ち連中は「弟子の座を金を出して買う」訳です。いわば、パトロンになる訳です。
そういう「名前を買った弟子達」は、実際に師匠から何かを教わったりはせず、単に金だけ出していたようです。
もちろん、師匠も定例句会などでそれなりに活動を続けてないと、人気が落ちて弟子が離れてしまうので、それなりに努力はしていたようです。
でも、句会で良い評価を得る為や、地位を安定させる為、審査員に賄賂を贈ったり、派閥争いとかもあったようです。
「弟子が取れれば金になる」と言う世界だったようで、内情は金まみれでドロドロとした世界だったようです。
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