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南半球の陸地は、北半球に比べて極端に少ないです。
昔のヨーロッパ人も、「北半球にこれだけ大きな大陸があるのだから、南半球にも同じぐらい大きな大陸があるはずだ」
と考え、現在残っている当時の想像図でもそういった大きな大陸が描かれていることが多いです。

私もこの昔のヨーロッパ人の意見には同意できるのですが、
地球上の南北でここまで陸地の割合が違うのには、何か地学的な原因があったのでしょうか?
また、場合によっては南北の陸地が同程度だったり、逆に"南半球の方が陸地の多い地球"もあり得ましたか?

A 回答 (2件)

北半球に大陸が多いのは、たまたまでしょう。

あえて直接の原因をあげるとすれば、それは大西洋プルームがアフリカとユーラシアを北へ押し上げたから、ということになると思います。(プルームについては最下段↓のサイト参照)

大陸は何度もくっついたり離れたりしながら現在の形になったといわれています。一つに集合した大陸のことを超大陸といいますが、パンゲア超大陸はその最後の超大陸です。超大陸は、形を変えながら何度もできたと考えられています。現在はゴンドアナ超大陸(約7億年前くらい)以降の移動についてがほぼ定説になっているようです。
ゴンドアナ超大陸は主に南半球の方にかたよっています。

パンゲア超大陸以降の移動のようすのアニメーション
http://astro.ysc.go.jp/plate-tectonic-recon.gif
大陸移動についての説明(ここが一番わかりやすいと思いました)
http://kohiyama.wem.sfc.keio.ac.jp/system/multim …

大陸移動説の概要、パンゲア超大陸以降の移動のようすのアニメもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%99%B8% …
ただし、左下のウェゲナーの図は古いため、現在の説とは違っていますので参考に今回は参考にしないほうがいいでしょう。

プルームについて(Wikiのプレートテクトニクス頁)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

やっぱりたまたまですか。
ゴンドアナ大陸というのは聞いたことがありますが、
この大陸のときは南半球に偏っていたんですね。知らなかったです。

ご紹介いただいたサイトの説明もわかりやすかったですし、
大陸移動のアニメーションもなかなか面白かったです。
将来的には太平洋がなくなってしまうなんて、今ではまだ想像もできないですね。

どうもありがとうございました!!

お礼日時:2007/10/01 10:23

プレートテクトニクスという言葉をご存知でしょうか?


簡単に言うと大陸は動いていると言う理論です。
実際、大陸は少しずつではありますが動いています。
南極も昔は温暖な地域にあったそうです。

現在の形となっている理由はプレートの配置に原因があるでしょう。
偶然、南半球のプレート上に大陸が乗っていなかったということもいえます

地球の歴史でみれば南北同程度だったり南のほうが多い時期があったかもしれません。(専門ではないので断言しません)
そもそも、最初は一つの大陸(=パンゲア)だったと言う説が有力ですし
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

プレートテクトニクスは何となく知っています。

ということは、南半球に大きな大陸がないのは単なる偶然で、
たまたま今の時代がこのような配置になっているだけなんですね。

どうもありがとうございました!!

お礼日時:2007/10/01 10:18

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