大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

例を挙げると、英辞郎に、

As is often the case with victims, she doesn't want ....
被害者にはよくあることだが...
As was pointed out at the time, he was no longer ....
すでに指摘されたように...

などの例文がありますが、
この最初の "as is(was)" を文法的にどう解釈するのか分かりません。

as が 主語なのでしょうか?
それとも何らかの主語が省略された表現なのでしょうか?

英検3級止まりの英語力でも分かるように説明していただけたら助かります。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

(1) Do in Rome as Romans do.


ローマ人がするようにローマでは振舞え(郷に入りては郷に従え)
(2) As she said, the river was full of trout.
彼女が言ったように川は鱒であふれていた。
(3) Associate with such a one as you can look up to.
尊敬できるような人と付き合え
(4) As is often the case with victims, she doen't want...
被害者によくあるように(ことだが)彼女は…したがらない

as にはいくつかの意味があります。そのうち「ように、ような」で訳せるもののいくつかの例ですが、(1)(2)は接続詞、(3)(4)は関係代名詞と「されています」。

また(1)(3)は as の後ろから「~ように、~ような」ととり、(2)(4)は主節の内容を受けています。

(2)「彼女が言ったこと」→「川が鱒であふれていたこと」
(4)「被害者によくあること」→「…したがらないこと」

これらの用法の as は

・自分自身(asの導く節)が「~ように、ような」
・相手(主節)の内容を指して「そのように、そのような」

という働きをもち、いずれも中核にあるのは「同じように(な)」というイメージです。

ここからは「文法のための文法」です。

「接続詞」とされるもの
(1) Do in Rome as Romans do.
ローマ人がするようにローマでは振舞え(郷に入りては郷に従え)
(2) As she said, the river was full of trout.
彼女が言ったように川は鱒であふれていた。
では as 節の動詞 do, say はこれだけで用が足りる動詞(つまり自動詞)と辞書で定義されています。つまり完全な文を率いているので「接続詞」であってもいいのです。これはどういうことかと言えば、

「関係代名詞」とされるもの
(3) Associate with such a one as you can look up to.
尊敬できるような人と付き合え
(4) As is often the case with victims, she doen't want...
被害者によくあるように(ことだが)彼女は…したがらない
においては as 節の動詞 look up to は「他動詞」とされており目的語をとらなければなりません。is には主語がありません。このままでは不完全な文になりますから、as を関係代名詞ということにするのです。

関係代名詞は「文をつなぐ働き」と「主語、目的語、補語」の働きを兼ね備えたものです。

This is the man whom I saw.
whom は文をつなぎ、また saw の目的語になっています。
This is the man who spoke to me.
who は文をつなぎ、また spoke の主語になっています。

まとめれば、働きやイメージは同じか似通っていますが、あくまで文法的観点からは別の品詞と扱われているのです。

なお、#3でおっしゃっているように、様態というより注釈的な使い方ではコンマを使い主節と区切るのが一般的です。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

asの使い方が良く分かりました。
がんばって使いこなせるようにしたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/15 12:51

はじめまして。



ご質問1:
<この最初の "as is(was)" を文法的にどう解釈するのか分かりません。>

1.このasは関係代名詞になります。

2.関係代名詞の非制限用法と呼ばれる用法です。

3.非制限用法とは、付加的、挿入的に説明したり修飾したりする場合の用法です。

4.非制限用法には、関係代名詞の前にコンマが置かれます。

5.一般的な関係代名詞whichを使って、非制限用法と制限用法の違いを説明します。

例:
(1)制限用法:
She sings a song which makes him happy
「彼女は彼を幸せにする歌を歌う」

1)関係詞の前にコンマがありません。
2)関係詞節の方から訳し上げます。
3)「彼を幸せにする歌」と歌を制限しています。
4)先行詞は、a songになります。

(2)非制限用法:
She sings a song, which makes him happy
「彼女は歌を歌い、それが彼を幸せにする」

1)関係詞の前にコンマがあります。
2)主節の方から訳し下げます。
3)「彼女は歌を歌い」「そしてそのことが~」と、付加的に説明を加えています。
4)先行詞は、主節She sings a song全体になります。

6.少し遠回りしましたが、ご質問のasはこのwhichの(2)の非制限用法の働きとほぼ同じなのです。ただ、少し違うところもあるので、以下のようにまとめます。

(1)関係詞節asの前後にコンマが置かれます。(ご質問文はどちらも後にコンマが置かれています。)

(2)先行詞は主節全文になります。ご質問文のように、先行詞が後に置かれることもあります。

(3)訳し方は、as節の方から訳し、「~だが」「~のように」と訳し下げます。

(4)付加的に説明を加えています。

7.わかり易く言えば、先行詞である主節をthat節でくくって、関係詞asの中にもどしてみると、文意が成立します。
例:
(1)
As is often the case with victims, she doesn't want ....
「被害者にはよくあることだが、彼女は…したくない」

→As is often the case with victims, that she doesn't want ....
「被害者にはよくあることだが、彼女は…したくない、ということだ」

→That she doesn't want… is often the case with victims
「彼女は…したくない、ということは、被害者にはよくあることだ」


ご質問2:
<as が 主語なのでしょうか?それとも何らかの主語が省略された表現なのでしょうか?>

1.ご質問文の関係詞as節の中では、どちらも主語がありません。

2.つまり、主語が先行詞となっているわけです。

3.先行詞は主節全文です。主節全文を名詞節(that節「~ということ」)として、関係詞節内の主語に置き換えると、意味が通じます(上記7参照)。


以上ご参考までに。
    • good
    • 7
この回答へのお礼

詳しく説明していただきありがとうございました。

お礼日時:2007/11/15 12:49

asがどういう品詞なのかと言う議論を始めると、いろいろな解釈が可能になってきます。

接続詞とか副詞とか、果ては、形容詞と言うことさえ可能でしょう。

主語は、普通は、is の後に来ているものになります。主語と本来be動詞の後に来るべきものが倒置されていて、一種の強調表現になっています。

ただ、文法的な説明よりも、どんなイメージが As is often the case with victims,などの言い方にあるかを理解しようとする方がいいと思います。

as が来ると、何かと連携している、何かが変化すると同じように as の次に来るものが変化する というようなイメージがします。

As is often the case with victims の場合なら、二つの可能性があります。

1.この文章の前に何らかの関係のある記述がされていて、それを受けて、「そのように」と文を展開している場合
Please do it as he said.「彼が言ったようにやってっください」 の as と同じでしょう。

2.この文の後に関係のあることが述べられていて、そのことを先取りして「よくあることだ」と言っている場合
He is as busy as a bee. の最初の as と同じです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですね、
文法にこだわるより、このような言い方の持つイメージをつかんで行きたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/15 12:47

as は非常に特殊な品詞なんです。

than も同じグループに属します。

この as の用法は、言うなれば、(1)that which と(2)様態の as の用法を併せもったと捉えればよろしいです。
(1)that which はおわかりですか? what と同じ意味です。

What is often the case...

(2)様態の as はご存知ですか? 

He did the job as he was instructed. おしえられた<よう>に
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2007/11/15 12:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


おすすめ情報

このQ&Aを見た人がよく見るQ&A