
この間も文中のnowについて質問させていただいたのですが、(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3513018.html)たまたま今回も文中でnowが出てきて、それをどう解釈すればいいのかわからないでいます。
3人の欲深い兄弟が、父親から何を相続するかということを聞こうと待っていた。という文脈で、次の文です。
Frederick calculated that his possessions would now be worth three million dollars.
(フレデリックは、自分の取り分は300万ドルになるだろうと見積もっていた。)
ここで、どうも訳文には反映されてないように見えるのですが、nowの意味がわかりません。
尚、この後の文章の展開ですが、2時間後、父親からの遺言の詳細を聞くのですが、父親は貧しい人々に寄付することにしたので、結局3兄弟の手には父親の財産はいかなくなります。
ということは、このnowは「『このときはまだ』、フレデリックは300万ドル手にはいるだろうと、そう見積もっていた。」という意味を表すものなのでしょうか?
しかし、たしか副詞は一番近い場所にある動詞を修飾するというようなルールがあった気がします。
もし、自分が考えたように、「『このときはまだ』、フレデリックは300万ドル手にはいるだろうと、そう見積もっていた。」という意味なら、nowは「見積もっていた」のcalculateにかかるわけですから、位置的におかしい(nowはbeにかかることになる。)と思い、わからなくなってしまったので質問させていただきました。
拙い文でホントにわかりにくいと思うのですが(言葉足らずのところがあったらご指摘下さい。)、よろしくお願いいたします。
因みに速読英単語の文です。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
Gです。
こんにちは!! また私なりに書いてみますね。これは、相続があると知った今は自分の財産が300万ドルになると予想した、と言うことで、まだ相続がないとは知らないという解釈を使えば、相続があると知った今では、と言うその時点での「今」なのですね。
しかし、この文章の状況が遺産がこないと分かった後のことであれば、nowではなくnotの誤植であるとも考えられます。(ただご質問の私の最初の理解では、遺言を聞くのはこの文章が起きた後のことのようですので、notではないと言う事になります)
このnowはbeにかかります。
時制を一つ現在に戻して考えると分かりやすいかもしれませんね。
Frederick calculats that his possessions will now be worth three million dollars.
と考えれば特に過去のことと考える必要はない、と言う事なのです。 ただ、予想した、計算したと言う過去になっているからwill nowがwould nowに変わっただけの事、とフィーリングとしては感じるわけです。
つまり、辞書の過去+Nowではなく、普通のnowで、この(今の)状況を基に考えると、と言うフィーリングで、悪いことが起こるようであれば、今となっては、と言う訳になるし、いいことであれば、今に(財産が増える)と言うフィーリングなわけです。
お分かりでしょうか。 フィーリングを感じることが出来ましたか? 「さあ、今に300万ドルになるぞと計算した」と言うフィーリングですね。
今回も時制の一致なんていう名前で覚えさせられても使えないと言うことではなく、名前で覚えるのではなく、フィーリングで覚えると応用できるようになるわけですね。 応用できれば、今度自分がこのフィーリングがあるときにはちゃんと問題なく、分文法用語を考える必要はまったくなくして、このような表現がすらっと出てくるわけです。 表現力が又一歩前に進んだわけです。
参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
No.6
- 回答日時:
Gです。
もう一つ書くのを忘れていました。>このnowは「『このときはまだ』
これは、間違った解釈ですよ。 この文章にはこのフィーリングはありません。 しかし、寄付をするのでこの300万ドルが来ないと分かった時点で、さっきの表現(he calculated、、、、)は結局、没になった、「あの時はまだ」と言うフィーリングを持っただろうと分かるだけのことです。
つまり、この問題の文章には「このときはまだ」と言う意味を出しては以内と言う事なのです。 このNowは「入ることになりそうだ」と言う状況に変わったので使われたのです。
寄付することが分かった時点で、However, upon the new news, he now again had to recalculated と言う感じで、now againで「今またもや」というふうに訳すことは出来るでしょう。
このときはまだ、はあくまでも、読者が感じ取ったフィーリングであり、文章が出そうとしているフィーリングであるわけではないのですね。
試験文法ではフィーリングを感じ取れないから多くの学生は、特に文法に洗脳されてしまった学生は、誤解をしてしまうわけです。 そして、その誤解を文法先生ですら気がつかないのはなんとも残念なことだと私は感じるわけですね。 先生・教師とは言えない人間がいかにも英語を理解でき表現できるような口ぶりで説明してわけですから仕方ないと言えば仕方ないことですね。 しかし、突っ込む学生や中級者が間違った表現や理解を批判できる時代に突入してきたことは大変いいことだと思います。 これからは文法学者さんたちが無駄な抵抗をしていかなくてはならない時代にもなったと言うことですね。 英文に対しておかしな使えない解釈をしたり、日本語文のフィーリングに沿わない。、つまり、使えない英文を作って墓穴を掘り続けていては試験文法は役に立たないと言うことを自分から証明しているのと同じだと言うことが分からないのですね。
では又の機会に。
No.5
- 回答日時:
こんにちは。
11/12のご質問ではお返事を有難うございました。ご質問1:
<ということは、このnowは「『このときはまだ』、フレデリックは300万ドル手にはいるだろうと、そう見積もっていた。」という意味を表すものなのでしょうか?>
だいたいそのような解釈、訳出で問題ありません。
あるいは、「その時は~だろうと思っていた」という訳になります。
ご質問2:
<nowは「見積もっていた」のcalculateにかかるわけですから、位置的におかしい(nowはbeにかかることになる。)と思い、>
確かに訳では、主節の動詞にかかっているように見えますが、この場合「その時は」はthat節内の動詞句、would be worth~にかかります。
ご質問3:
<nowの意味がわかりません。>
1.このnowは前回のご質問で私が回答した、下記の用法にあたります。
『物語の中で使われ、「今や」「その時」「それから」「次に」「その時既に」などの意味で、話の臨場感を出すために一種の詠嘆の用法として使われている用法です。
過去の事柄でも「『今』それが起こっているような」描写法で、読者を話の過去の時点に引き込もうと錯覚させる、一種の叙述技巧的な副詞です。』
2.ご質問文は過去形の間接話法の文で、もともと直接話法で思った内容の単純未来形のwillが、主節への時制一致のため過去時制wouldになったもの、と単純に考えれば簡単に謎が解けます。
3.この文を直接話法に戻してみましょう。caluculateは「見積もる」「計算する」という意味になりますが、thinkなどと置き換えてみると分かり易いです。
例:
Frederick calculated/thought, “my possessions will now be worth three million dollars.
「フレデリックは思った(心の中で計算した)。“俺の取り分は今や300万ドルになりそうだぞ”と。」
4.これを間接話法にすると、ご質問文のような英文になります。間接話法では、nowは話法の法則を受けてnow→thenに変わるところですが、ここは上記(1)の理由、すなわち物語で臨場感を出すためのnowなので、nowを変えないでそのまま残しているのです。
5.ただ、訳だけは、「今」を→「その時」と訳出した方が、時制には合うし、臨場感はそのまま残るというわけです。
6.この臨場感の「その時」は、よくTVのミステリー番組でナレーターが、「~しようとした、その時!」と言ってCMに入るあの言い回しと同じ用法です。
7.以上を踏まえて訳出例は
「フレデリックは、自分の取り分はその時は(まだ)300万ドルになるだろうと見積もっていた。」
となります。
ご質問にある「この時はまだ」の訳出がすっと思い浮かぶのも、かなり英文、解釈に慣れていらっしゃる証拠です。
以上ご参考までに。
No.3
- 回答日時:
「事と次第では」、「このままの経過を見れば」、「順調にいけば」、「うまく行きそうだな、そうならば」、「かなりの大きな期待も込めて」、、、、これらが総てぶち込まれていると、、、実際こんな文を最近書いたような微かな(笑)記憶が、何しろ記憶力が段々、、、意味としては「now」は殆ど訳されませんが、内容表現としてはかなり重要です。
The total prospective amount after hard negotiation continued
from last week would now turn out to be around 2.5 Million
Yen, which is almost same as we all had expected.
No.2
- 回答日時:
こちらの辞書の最初の3番目の意味がいいのではないでしょうか。
http://dictionary.reference.com/browse/now
>at this time or juncture in some period under consideration or in some course of proceedings described: The case was now ready for the jury.
今回の文ではフレデリックが頭の中であれこれ計算しているわけで、その段階でのざっとの見積りでは、という感じでnowが使われているのではないかと思います。
nowは後のbe worth three million dollarsを修飾しているのではないでしょうか。「自分の取り分はこの分だと300万ドルくらいかな」というふうにすると一応nowも訳したことになりますかね。
回答ありがとうございます。
>>nowは後のbe worth three million dollarsを修飾しているのではないでしょうか。
やっぱりそうなんですか。
こういう就職のされ方もあるんですね。
もう少しだけ回答を待ってみたいと思います。
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