電子書籍の厳選無料作品が豊富!

H19年にアパート一棟を購入し賃貸しています。

確定申告にあたり、この不動産所得が赤字となるため、損益通算を
行おうと思っていますが、土地取得のための借入金利子に相当する
赤字の金額は損益通算できないようです。

現在、銀行からのローンを返済していますが、この借入金利子には
土地と建物の両方が含まれていて、土地取得のための利子分がわか
りません。

どのようにすれば土地取得のための借入金利子を計算できるので
しょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

納税者有利の原則で、たとえば


アパートの取得価額 5,000万円(建物 2,000万円 土地 3,000万円)借入金が3,000万円 負債利子100万円 自己資金が2,000万円の場合には、

借入金3,000万円のうちアパートの取得価額2,000万円にまず充当し、土地等の借入金は、3,000万円-2,000万円=1,000万円として算出する。

すると土地の取得に係る負債利子の金額は
100万円(負債利子)×1,000万円(土地取得に係る借入金額) / 3,000万円(借入総額)  =333,333円
となる。

たとえば、不動産所得の計算結果が -333,333円以下なら、この赤字は土地取得に係る負債利子からなると考えるので損益通算できなくなります。

一方、たとえば不動産所得が -100万円なら、100万円の赤字のうち333,333円は土地の取得に係る負債利子の金額なので、
1,000,000円-333,333円=666,667円が損益通算の対象となる。

こんなイメージかと。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
借入金をまず建物に充当した残りとして、土地分の負債利子を
計算するのですね。
とても分かりやすい説明で助かりました!

お礼日時:2008/02/10 00:02

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!