ずばりタイトルの通りなのですが、当方は30代前半で既に意匠設計に数年携わってきたものです。
これから構造設計で生きていきたいのですが、学部時代は意匠で院にいくことも考えていたのですが、当時は意匠で院に行っても学歴が付いてくるだけだなと考え、学部卒でここまでやってきました。
そこで構造設計という分野においても、実務経験がものを言うのはもちろんだと思いますが、実務とは別に研究期間として構造で院というのは将来的にも必要(ここは主観になりますが)、また有益でしょうか?
年齢・経験等考慮して頂けたらと思います。
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
>バイトで構造設計事務所に通いながら、夜間開講の院で構造設計を学ぼうと考えてます。
無謀でしょうか?・・・・構造設計の分野で働きたいのであって、構造の研究者(大学とか民間企業の研究所)とか特別大手設計事務所を狙うのではないですよね。
院での研究は構造の中でも特定の分野のスペシャリストですので、実験やプログラム開発などかなりの労力が必要です。
その知識は実務にも役立ちますが、それは実務のほんの一部に対してです。
また、学部時代の構造の知識も当然ですが、卒業して数年経っており、その間の技術革新や法改正などにより、当時習っていないことも今では常識として知っていないと、院での研究は難しいように思います。つまり入学した時点で学部時代からそのまま院に進んだ場合より構造の知識を持っていないと最先端の研究は難しいように思います。
また実務は法律に則して行うものですが、最先端の研究ではかなり常識になりつつことでも、法律などに取り入れられるのには時間差があり、そのあたりのギャップを感じることが実務と平行していくとあるように思います。
そして下手に実験の多い研究テーマを選ぶと、バイトの方まで手が回らなくなり、実務経験がおろそかになる可能性もあります。
転職という面で考えると、新しい分野への挑戦は30歳後半になると、採用がかなり厳しくなりますので、院に進むことより、多くの実務経験を積む方が構造設計者としていきていくには早いような気がします。
No.3
- 回答日時:
勿論院へ進む事をお勧めします
それと同時に建築で扱う数学のレベルが
他の理工学(特に物理関係)から見ると
大変低い事は否めませんので
同時に構造力学以上の数学力を身に付けられる
事を提案いたします
私は原子物理関係ですが
建築士免許を取得した数年後に
建築構造専門の先生を相手に講義をしたことが有りました
其の時は其の先生方が講義に使っていた教科書を使いました
講義中にその教科書に一箇所間違いが見つかりました
それを知らずに長年其の教科書で学生に講義をしていたそうです
其の時の印象ですが
こんな程度でも判らないのか
建築で扱う数学は低レベルだなと思ったことです
つまり建築で扱う数学は他理工学よりも簡単だと言う事です
老婆心ながら貴殿の向学心を愛でる意味で
苦言をあえて申し上げます
院へ進むと同時に建築構造で用いるよりも
もっとハイレベルな数学力を付けられる事を提案します
将来必ずお役に立つと思います。
No.2
- 回答日時:
お礼の中の補足について
全然無謀ではありません。
貴方の気持ちと考え方次第です。
意匠屋さんの悪口は、言いたくはありませんが、中には構造の知識に乏しく、構造計算が出来ない様な図面を持ってくる方もいます。
私の場合は、建築専門学校卒で構造は独学ですが、一応意匠と構造のできる二足草鞋です。
木造と鉄骨は、得意分野です。
RC造やその他の構造も、不得意ではありません。
一応なんでもこなします。
構造設計一級建築士になる為には、一級建築士の資格が必須です。
一級建築士の資格を得てから構造計算・構造設計及び工事監理の実務経験が5年以上必要ですので、人生計画を確り立てて頑張ってください。
ご参考まで
No.1
- 回答日時:
高度な構造計算知識を得るためなら、大学院へ行くのが宜しいでしょう。
現在における構造計算の殆どは、コンピューターソフトによる業務が主力です。
構造設計者は、その計算結果に間違いが無いかに注意して作業を進めなくてはなりません。
コンピューターソフトによる間違いは、意外とあります。
殆どが入力データの間違いです。
希にソフトその物のプログラムの欠陥もあります。
実務が豊富な方の場合は、出力データを見るだけで間違いに気づくと言われています。
間違いに気づくためには、高度な構造計算知識があれば、鬼に金棒でしょう。
私は、まだそこまでいっていませんが・・・
また今年の11月から改正建築基準法が施行されます。
構造設計一級建築士の制度も始まります。
建築士事務所登録をする際は、管理建築士の資格も必要となります。
建築技術教育普及センター
資格制度関連URL
http://www.jaeic.or.jp/
貴方に構造計算・構造設計の実務経験が既にあるなら無理に大学院に行くまでもありません。
むしろ構造設計一級建築士をめざして頑張ってみては如何でしょうか。
この資格を得る為には、一級建築士として構造計算・構造設計の実務経験が5年以上必要です。
ご参考まで
早速の返答ありがとうございます。
当方は構造設計の実務経験は全くありません、意匠設計に5年ほど携わっただけです。
やはり実務経験がまず必要かと思うのですが、NO1さんのような専門家が言うように高度な構造計算知識を得ておきたく、またそれには若いうちがよいかと思い、バイトで構造設計事務所に通いながら、夜間開講の院で構造設計を学ぼうと考えてます。無謀でしょうか?・・・・
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