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 私は現在27歳で、フリーターです。少し長くなりますが、質問にお答えいただくため、まずこれまでの経緯を並べます。
 
 (1)大学は京都大学(総合人間学部)に現役で入学しました。
 (2)大学時代、フランス関係に関心があったことから、大学卒業後の8月に外務省専門職員試験という試験に一度目で合格し、外務省の内定をいただきました。
 (3)が、色々と考えるところもあり、その内定を辞退し、司法試験の勉強を始めました。勉強開始からおよそ3年半が経過し(この間フリーター生活)、現在にいたります。残念ながら試験には合格できていません。

 平成17年ころから司法試験の論文試験は、(信じてもらえないかもしれませんが)筆記速度が相当重要なものとなりました。ところが、勉強開始当初まったく考えてもいなかったのですが、私は尋常でなく筆記速度が遅いことが分かりました。私が思うに、京都大学の入試や、専門職試験という程度では、考える力か作業力のいずれかがある程度優れていれば合格可能です。これまで筆記速度の遅さはまったく気にもならなかったのです。ネットでの情報収集、ペン習字教室の受講、筆記速度の速い知人への聞き込み・観察等々、相当行いましたが、筆記速度は改善されませんでした。筆記速度が敗因の全てだとはさすがに思いませんが、最低限度の筆記速度がない以上、土俵にも立てません。受験科目の理解の向上は毎年感じますが、筆記速度の向上は全く目処が立ちません。

 つきまして、司法試験はあきらめようかと考えています。そして、業務内容や将来性といった点から、司法書士試験ではなく、公認会計士試験の受験を検討するに至りました。

 受験勉強自体は不得手ではないと思います。司法試験の短答試験は、勉強開始から半年の猛勉強で合格点の1点下まで達し、翌年には無事合格しました。
 そこで、とりあえず1年間は集中して勉強できるだけの資金を集めることに専念し、1年間~2年間での合格を目指そうと考えています。
 そうすると、仮に計画通りに試験に合格できたとして、合格時の私の年齢は29歳~30歳になるわけです。
 つきまして皆さんにお尋ねしたいのですが、私のようなものが仮に29歳~30歳で試験に合格できたとして、大手監査法人に就職できる可能性はあるのでしょうか?正社員の経験もありませんので、厳しいだろうとは思っています。
 司法試験をあきらめ公認会計士試験を選択するという選択自体にもご批判はおありでしょうが、その点については度外視した上でご回答いただければと思っています。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

特に問題はないと思います。



私は今年論文式試験を受け、現在合格発表待ちです。
すでに内定ももらっております。

ご存知かとは思いますが、会計士は、8月の論文式試験が終わったらすぐに就職活動をし、9月には内定をもらい、合格発表後受かっていたら12月から働きはじめます。

というわけで、論文式を受けた人はほとんどみんな就職活動します。
私はまだ20代前半ですが、友達には28歳の人や31歳、32歳の人と、色んな年齢層の人がいます。
あくまでも今年(平成20年度)の就職状況では、それらの人はみんな内定もらってました。全員大手4大監査法人です。
逆に、もっと若い人でも、内定をもらえない人もいました。
私が面接等受けた印象では、社交性や協調性のある人材、そして目標や考えなどがしっかりしていて、合格可能性のある人が優先的に採用されていました。(面接で、模試の成績などを聞かれたりしたので。)
学歴や年齢はあまり関係ないと感じました。
社交的な高卒、27歳の友達も内定出てたので。

また、東京の方が地方よりも就職状況が若干厳しく感じられました。
やはり人がたくさんいるせいだとは思いますが。
ですので、、単に「大手監査法人」に就職したいのであれば、つまり地方でもどこでも良いのであれば、きっと問題なく就職できるかと思います。質問者様がコミュニケーション能力に長けた方であればさらに可能性は高まるでしょう。

ちなみに去年は就職天国でした。
ほぼ全員が内定もらえる勢いでした。
今年は去年に比べて若干厳しくはなりました。
来年以降がどうなるかはわかりませんが、それだけの学歴をお持ちで、「就職できないかもしれないから」で諦めるのでしたら辞めておいたほうがいいとは思います。
「何が何でも受かって、就職してやる」という気迫があれば、多分就職できると思いますよ。そういう熱意を伝えられるような面接はしてくれますから。話はちゃんと聞いてくれます。

余談ですが、論文式は、書く「量」はありますけど、書くスピードはそこまで重視されないと思います。もちろん1文字1文字丁寧に書いてる時間はありませんけどね。
電卓の速さはそれなりに必要だとは思います。
おまけですが、電卓は左打ちの練習を初期からしたほうがいいですよ。
私は電卓も書くのも右手で、論文前に腱鞘炎になりましたから。
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この回答へのお礼

 詳細なご回答ありがとうございます。実際に内定をいただいた回答者様のご回答が、努力次第では報われうるという感じのもので、だいぶ勇気付けられた気がします。
 ところで、書く「量」はあるも書く「スピード」がさほど必要でないというのは、公認会計士論文式試験ではそれだけの量を書き上げるに見合ったある程度の時間的余裕は与えられているということでしょうか?ちなみに、司法試験論文式試験では、ここ数年で(新試験の影響からか)問題文が複雑化・長文化したことで、書く「量」がどうしても多くならざるを得ないにもかかわらず、そのような問題文の分析には(かなりの訓練をしていても)ある程度長い時間をかけざるを得ないことから、どうしても書く「スピード」が一定程度必要でした。
 ご回答者様ないし論文式試験受験経験者でこの点にお答えいただける方がいらっしゃれば、(お手数ですが)とても有難いです。自分で判断するのは、どうしてもある程度首を突っ込んでからでないと難しいと思いますので。

お礼日時:2008/11/10 23:10

経歴を拝見する限りでは、計算が重要となる科目が問題なくクリアで


きれば、試験の合格はできるように思えます。
ただ、会計士試験の合格者も増加しているので、年齢がいっていると、
それだけで少し厳しくなるのが現実です。
きちんとコミュニケーション能力があり、組織で上手くやっていけて、プライドが高くなければ可能性は十分あるのではないでしょうか。
就職も大変かもしれませんが、試験に合格することも大変です。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。確かに合格者が増加している以上、就職は厳しくなるのは間違いないでしょう。・・・プライドの方は(良くも悪くも)高くないと思いますが。私のような凡人が、それなりに能力を向上させられたのは、むしろプライドの低さ(?)ゆえという感じがありますので。
 私の中で、会計士試験の受験はまだ完全には固まっていないのですが、受験を決意しましたら、とりあえず大変な試験に合格できるように大いにがんばろうと思います。

お礼日時:2008/11/15 21:56

#2の者です。

再び失礼します。

>ところで、書く「量」はあるも書く「スピード」がさほど必要でないというのは、公認会計士論文式試験ではそれだけの量を書き上げるに見合ったある程度の時間的余裕は与えられているということでしょうか?

そうですね、おおむね1科目が2時間ですから、時間的な余裕はあると思います。

計算科目(簿記・管理会計・租税法)は、計算のスピードは必要ですが、書く量はそこまで多くありません。数字を埋めるのが多いですし。

次に理論科目(監査・企業法・財表・選択科目)ですが、まず財表は簿記と一緒に「会計学II」として出題され、時間は3時間ありますので、計算(簿記)が速ければ財表の理論を書く時間は十分あります。

監査は2時間で解答用紙4枚。4枚といっても1枚1枚にびっしり書くような量ではないので、書く量としてはだいたいレポート用紙2枚分といった分量でしょうか。

企業法は2時間で解答用紙2枚。こちらはびっしり書くのでやはりレポート用紙2枚分ですかね。

選択科目ですが、私は経営でしたので、量はあまり多くありませんでしたが、民法は量が多いと聞きますね。でも民法はどうせみんな全部は書ききれないみたいですよ(友達談)。

ちなみに私が実際に試験で書いたスピードは「あいうえお」なら5秒といったところでしょうか。
ただし、このスピードなら、何度も修正テープで直して書き直すぐらいの余裕はありました。
質問者様が「あいうえお」を5秒で書けるのならば、筆記速度に多分問題ないかと。


>ちなみに、司法試験論文式試験では、ここ数年で(新試験の影響からか)問題文が複雑化・長文化したことで、書く「量」がどうしても多くならざるを得ないにもかかわらず、そのような問題文の分析には(かなりの訓練をしていても)ある程度長い時間をかけざるを得ないことから、どうしても書く「スピード」が一定程度必要でした。

司法試験は経験してないのでわかりませんが、会計士試験の問題はある程度の分析は必要でも、そこまで長時間かけて考えないと書けないようなものではないです。
典型問題・典型論点などを頭に叩き込んでおきますので、だいたいがそれをちょっと変えれば書けます。だから、問題分析といっても、「これはどの論点を書けばいいのか?」という、論点ズレしないための分析であって、それさえわかれば後は頭に叩き込んだ論点から引っ張り出せば済みます。

逆に全く知らない・聞いたこともない論点だと、たいていの人が書けません。考えて何とかなるものでもないからです。実際に勉強を始めるとよく先生に言われることですが、「みんなが出来るところを出来るようにすれば受かる」試験なのです。
みんなが出来るところ、つまり、みんな知ってる論点を、ちゃんと知っていればいい、ということです。
みんなより頭が良いから受かる、という試験ではないんです。

話が長くなりましたが、あくまで参考までに。
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この回答へのお礼

 私の厚かましい質問にお答えいただき、本当にありがとうございます。
 やはり「数字」を扱う科目は、書く量は少ないようですね。民法は会計士試験の答案例をぱっと見た感じ、書く量は多そうでしたので、司法試験でかなり勉強してきたつもりではありますが、パスするつもりです。そうなると、書く量がやたらと多い科目はなさそうですね。
 重ねて、本当にありがとうございました。「みんなが出来るところを出来るようにすれば受かる」とのご回答者様のアドバイスを肝に銘じてがんばります。

お礼日時:2008/11/11 22:22

私は30間際のフリーター会計士受験生です。


私も旧司法試験を何度か受験した後に断念して、会計士試験に転向して1年弱の勉強で今年の短答には合格しました(論文は駄目でした)。
今年の会計士論文を受験した感想としては、筆記速度は重要でなく、幅広く基礎力を身につけることが重要だと思いました。
会計士も大量合格時代になり、高齢受験者の来年以降の監査法人への就職状況はかなり厳しくなりそうです。
でも司法試験を断念した敗者にとっては監査法人に就職できなくとも、敗者復活のために会計士に挑戦する価値はあると思います。
監査法人以外にも会計事務所・税理士法人・コンサルなどの就職先候補はある訳ですから。
そして会計士に挑戦するなら親に借金するなどして、今すぐ勉強を始めるべきです。
というのも制度改正で来年から短答試験が年2回になるからです。
貴方のように優秀な方なら今すぐ始めて必死に勉強すれば、来年12月の短答、再来年8月の論文に合格することは十分可能だと思います。
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この回答へのお礼

 私と似たような境遇にある方から、こんな時間にご回答を頂戴でき、本当に有難く思っております。回答者様が17年以降の論文試験を受験されていたかは分かりませんが(私は、17年以前と17年以降とでは、論文試験で求められる作業力にかなりの差異があると考えています)、旧司法試験受験経験者からみて筆記速度の重要性は感じられなかったというのはとても貴重な情報です。
 親に借金してでもという回答者様のアドバイスは本当にもっともなものだとは思います。しかし、残念ながら私は親とは絶縁しています。
 重ねまして、親身なご回答を本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/11/10 01:10

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