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次の商品の3勘定から、決算に必要な仕訳を示し、各勘定の記入面をしめしなさい。勘定は締め切らなくて良い。ただし、期末商品棚卸高は\460,000である。なお、商品売買益(あるいは損)はいくらであるかをこたえなさい。

(1)(借方)仕入350,000   (貸方)繰越商品 350,000
(2)(借方)繰越商品  460,000 (貸方)仕入 460,000
(3)(借方)売上 1,560,000 (貸方)損益 1,560,000
(4)(借方)損益 870,000  (貸方)仕入 870,000

純売上高-売上原価=売買益
1,560,000-870,000=690,000

売上原価=純仕入高+前期繰越高-期末卸高
870,000=980,000+350,000-460,000
前期繰越高を仕入に振替えたり、期末卸高を繰越商品へ振替えたり良く理解できません。
特に、(3)(4)に至ってはなぜこうなるのか全く理解できません。
(1)(2)(3)(4)の意味が良く理解できません。

解説をお願いします。

A 回答 (3件)

貸借対照表と損益計算書から説明した方が良さそうですね^^;



貸借対照表はその会社の持つ資産(現金など)と、その資産を調達した方法(借入金など)。
損益計算書は収益(売上など)と、収益を得るために要した費用(仕入など)が記載されています。
貸借対照表は持っている資産やその為に借りた負債などが載っているので、
次の期になっても繰り越しますが、損益計算書は当期で締め切り儲かったか赤字かを計算し、
翌期からは再びゼロから始めます。
繰越商品はその名のとおり、前期に売れずに残った商品なので、会社の資産として貸借対照表に
載せます。
それに対し仕入は既に売れた商品の購入額の総額、つまり売上を得るために掛かった費用となります。
前期に繰り越した商品は、通常当期に売れるのでその商品は当期の売上を得るための費用として
仕入に振り替えます。(1)
そして当期に売れ残った商品は、まだ売上を得ず資産として残っているので、仕入勘定から
資産勘定である繰越商品として貸借対照表に載せます。(2)

以上の作業で当期の売上とそれに要した費用(仕入)が適正な数値になったので、
当期の儲け(収益-費用ここでは売上-仕入)を計算します。
上で書きましたが収益・費用は一会計期間で締め切り、黒字・赤字を算出し翌期の為に、
リセットしますので何かの勘定に振り替えてゼロにしなければなりません。
その勘定が「損益」勘定となります。(3・4)(これにより売上・仕入はゼロになります。)
損益勘定の借方が多い場合は赤字、貸方が多い場合は黒字となり、貸借は一致することから、
貸借対照表も同じ数字だけ合わなくなっているので、繰越利益剰余金として計上することになります。

長文になりましたが理解できたでしょうか?
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こんにちは


決算時には、売上原価を求める必要があります。
常に商品の動きを帳簿上で追っていても、帳簿上と実際の差異を確認
するためにも、棚卸を行う必要があります。

【売上原価の求め方】

売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高

この式は売上原価を計算するための一般的な式です。
売上原価勘定を使用して求める場合もありますが、仕入勘定を使用
して求めるのが一般的です。
※売上原価は仕入勘定を使用して求めると覚えておきましょう。

ここでは、イメージしやすくするために売上原価勘定を使ってみます。

まず、繰越商品と仕入を売上原価に振り替えます。
期首に残っていた商品(繰越商品)と当期商品仕入高を足せば、当期
にあった商品の全体がわかりますね。

(1) 売上原価 350,000 / 繰越商品 350,000
(2) 売上原価 980,000 / 仕入   980,000

             売上原価勘定
┌─────────┬─────────
│ 期首商品棚卸高  │
│   350,000       │
├─────────┤
│              │ 当期にあった商品全体 1,330,000
│ 当期商品仕入高  │
│   980,000       │
│              │
└─────────┘

次に期末に商品の棚卸を行い、期末商品棚卸高を求めます。
残っている商品を引けば、なくなった商品、つまり売上原価がわかりますね。
また、この期末商品棚卸高は翌期の繰越商品(期首商品棚卸高)となります。

(3) 繰越商品 460,000 / 売上原価 460,000

             売上原価勘定
┌─────────┬─────────┐
│ 期首商品棚卸高  │ 期末商品棚卸高  │
│   350,000       │   460,000       │
├─────────┤              │
│               ├─────────┘  
│ 当期商品仕入高  │ ←でっぱっている部分
│   980,000       │ なくなった商品分
│              │ つまり売上原価(870,000)
└─────────┘

イメージできましたでしょうか?
この作業を仕入勘定で行うと、仕入の振替仕訳は必要なくなるので

>(1)(借方)仕入350,000   (貸方)繰越商品 350,000
>(2)(借方)繰越商品  460,000 (貸方)仕入 460,000

となります。

次に3と4の仕訳ですが、No1様が詳しく説明してくれています。
決算時には損益に分類される勘定を全て"損益勘定"に振替えて、
勘定科目を締め切ります。

>(3)(借方)売上 1,560,000 (貸方)損益 1,560,000
>(4)(借方)損益 870,000  (貸方)仕入 870,000

             損益勘定
┌─────────┬─────────┐
│ 仕入(売上原価)  │   売上        │
│   870,000       │  1,560,000       │
└─────────┤              │
    690,000       │              │
                └─────────┘
この時点で損益勘定は、売上総利益 690,000が求めらる。

             売上勘定
┌─────────┬─────────┐
│   損益        │   諸口        │
│  1,560,000       │  1,560,000       │
│              │              │
│              │              │
└─────────┴─────────┘ 
 売上勘定を損益勘定に振り替え、貸借が一致して締め切られる。

             仕入勘定
┌─────────┬─────────┐
│   諸口        │   損益        │
│   870,000       │   870,000       │
└─────────┴─────────┘
 仕入勘定を損益勘定に振り替え、貸借が一致して締め切られる。

以上、ちょっとイメージしやすいように図で補足しました。
何かあれば補足してください。
では、がんばってください。
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(1)および(2)は仕入勘定で売上原価を計算するための仕訳です。


まず、(1)は期首商品棚卸高(繰越商品)の350,000を仕入勘定に振り替えて、自分の資産(繰越商品)から費用(仕入)へ移動させます。
なぜこのようなことをするのかというと、仕入れたものしか売れないからです。
前期に残った仕入れ分を繰越商品として一時的に資産に待避させていたので、期首にそれを仕入に戻してやるわけです。(実際に仕訳するのは期末ですが・・・)
そして、前期でもそうであったように、仕入れたけれども残った商品を期末商品棚卸高として繰越商品へ仕訳ます。それが(2)の仕訳の理由です。

(1)と(2)の仕訳によって仕入勘定には、前期から繰り越された商品(期首商品棚卸高)350,000と当期仕入れた商品980,000の合計、そしてそこから当期売れ残った商品(期末商品棚卸高)460,000を差し引いた額870,000が残高としてあることになります。つまり、以下の通りです。
仕入=期首商品棚卸高+当期仕入高-期末商品棚卸高
870,000=350,000+980,000-460,000

つまり、仕入勘定が売上原価を表す勘定になりましたので、
売上総利益=売上-仕入
1,560,000-870,000=690,000
売上総利益(粗利)は690,000となります。

(3)(4)の理由は費用と収益の各勘定を損益勘定に振り替えていき、当期純利益(純損失)を計算するために行う仕訳です。ここでは仕入勘定と売上勘定しかありませんが、実際はすべての費用勘定、収益勘定についてこの仕訳を行っていきます。
ですから、損益勘定の借方には費用が、貸方には収益が集まってきますから、左右の合計から借方が少なければ当期純利益、貸方が少なければ当期純損失となります。
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