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95回目の試験の第1問目なんですけど、問題文は、「福岡商店から商品\700,000を仕入れ、代金のうち\450,000については同店振出し、大分商店受取りの為替手形を呈示されたため、その支払い引受け、残額については福岡商店宛の約束手形を振り出して支払った。」
で、答えは、「(借方) 仕入 700,000 (貸方)支払手形 700,000」 と書いてあるんですけど、どうして、(借方) 仕入 700,000となるんですか?普通、仕入れ先に、為替手形を呈示された場合は、当店が福岡商店の変わりに手形を大分商店に払うわけだから、そのかわり、買掛金を減らすことを条件として、引き受けると思ったのですが。そして答えが「(借方) 買掛金 700,000 (貸方)支払手形 700,000」になると思ったのですが、どうして(借方) が買掛金ではないのですか?この問題に類似したものが94回目の試験の第3問目に出ていたんですけど、問題文は、「仕入先から振出された当店宛の為替手形引受高 \55,000」で答えが「(借方) 買掛金 55,000 (貸方)支払手形 55,000」です。どうしてそれらの問題は類似しているのに、94回目の試験の第3問目の答えが(借方)が買掛金、95回目の試験の第1問目の答えが(借方)が仕入になるのか、よく分からないので教えてください。

A 回答 (2件)

ん?


少し勘違いをされているような気がします。
為替手形は混乱しがちですから、もう一度3者の関係を考えてみてください。
為替手形は基本的に当事者が3人いますが、2人しかいない特殊なケースがあります。94回はその特殊なケースです。

<95回>
当社   仕入
福岡商店 当社へ売上。大分商店への買掛金がある。
大分商店 福岡商店への売掛金がある。

福岡:「大分さんにツケがあるので、支払のうち250000円は私を通さず直接大分さんに(手形で)払ってもらえませんか?」

当社:「分かりました(引き受けました)。」

○当社の仕訳
 仕入 700000 / 支払手形450000(大分への為替手形)
           支払手形250000(福岡への約束手形)

○福岡の仕訳
 受取手形 250000 / 売上 700000
 買掛金  450000

*受取手形=当社からの約束手形
*借方の買掛金=大分へのツケが無くなった

○大分の仕訳
 受取手形 450000 / 売掛金 450000

*受取手形=当社からの為替手形
*貸方の売掛金=福岡への売掛が無くなった
 


<94回>
仕入先が特殊な為替手形、「自己受為替手形(自己指図為替手形)」を振り出して当社が引き受けたのです。

当社  買掛で仕入
仕入先 当社に売掛で売った

仕入先:「先日のツケなのですが、ツケだと支払期日もはっきりしませんし不安なので、手形にしてもらえませんか?」

*仕入先振り出し、当社宛て、仕入先受取の手形。
 仕入先が、当社が仕入先に払うように指図した手形を振り出した。

当社:「分かりました(引き受けました)。」

○当社の仕訳

買掛金 55000 / 支払手形 55000

○仕入先
受取手形 55000 / 売掛金 55000


ということですね。
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この回答へのお礼

すごく分かりやすく教えてくださってありがとうございます。

お礼日時:2003/02/24 23:27

95回は、「仕入」をした。


だから、仕入●●/支払手形●●

94回は、例えば、
1.1月に掛けで買っていて、仕入時には買掛金で計上していた。
1月 仕入●●/買掛●●
2.2月に買掛金の支払として、為替手形を引き受けた。
2月 買掛●●/支払手形●●

というながれば、2月の部分を問う問題です。
1月~2月にかけて、買掛金の消し込みがすみ
95回の仕訳と実質同じにはなりますけどね。

簡単に言えば、
95回は、納品時に直接支払を済ませ仕入計上する場合。
94回は、納品時(月)には、直接支払しない。後(月)に支払をする場合。

の違いがあります。
実務上では、94回の場合が多いと思いますが、95回もないわけでは有りません。実務上は、両者混在はすると思います。
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この回答へのお礼

すごく分かりやすく教えてくださってありがとうございます。

お礼日時:2003/02/24 23:27

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