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試薬で、例えば硫酸銅その他多くのものが、「無水物」
と「結晶水を含む」ものがあります。それぞれ使用目的
の違いはありますか?「こういう場合は無水物でなくて
はダメ」みたいなことはあるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

水溶液にする場合は、No.1の方の回答にもあるように、


 滴定の標準溶液など、溶解した時点で精密な濃度が必要
  →潮解/風解しないもの
 濃度の精度が不要、もしくは標定によって濃度決定が可能
  →使い分けは不要
ということになるかと思います。
(標準溶液:他の溶液の濃度を確認する際に、基準となる溶液)
(標定:作成した溶液の実濃度を、標準溶液を使用して決定すること)

また、「無水塩/水和物」で色変化をするもの、例えばご質問で
挙げられている硫酸銅(無水=無色/五水和物=青色)のような
ものには、「水分の検出」という用途もありますので、こういった
ときは「無水塩が必須」ということになり「ます。

また、何らかの反応の触媒に使うようなもの(フリーデル・クラフツ
反応での無水塩化アルミニウムなど)にも、「無視塩が必須」と
なる例があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA% …
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この回答へのお礼

詳細な回答ありがとうございます。
非常によくわかりました。

お礼日時:2009/06/06 00:52

空気中での安定度の高い物の方が「使い易い」、潮解性のある物は「標準物質」には使えません。


特に定容分析の第一次標準にする場合非常に重要です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
納得です。

お礼日時:2009/06/06 00:50

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