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エベレスト登頂の映像を見ていて、浮かんで来た疑問なんですが、理論上地球で一番高い山というのは、どのくらいの高さが可能なのでしょうか?
地球にある材料として、海抜ゼロ以上の自然にある普通の土や砂や岩だけを使います。
山の土台としては、ユーラシア大陸を全部使っていいことにします。
材料を運ぶエネルギー、時間、技術は、あるとします。
で山を作るわけです。
山ですから、山の形をしています。
以上です。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

>山の土台としては、ユーラシア大陸を全部使っていいことにします。



関東直下には、厚さ25km、幅100kmの岩盤があるそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/ecocoffee/diary/20081 …

これがもし、何らかの造山活動で地表に出て来て、偶然、両方の岩盤から押され、垂直に立ってしまったと仮定します。そして、その「垂直に立つまでの時間」が充分に短く、風雨で侵食されるよりも早く「垂直に立ってしまった」としたら。

直立する為に、半分が地殻に埋まり、半分が地表から上に出たとしても、大陸地殻は30kmくらいあるので、100kmの半分の50km分が埋まって下部分が地殻の下に突き出たとしても、50km分は地表から上に突き出る事に。

そうすると、高さ50kmの超巨大山脈が出来てしまう訳で。

しかし、地球みたいに柔らかい天体は自重で球に近付こうとするので「50kmもある出っ張り」は、地殻よりも下に沈んでしまうでしょう。

なので、どんだけ大陸部分に「盛り土」をしても、どんどん沈んでいきます。盛った土が沈むよりも早く盛れば、ある程度は高く出来るでしょうが、高さを維持するには「沈むのと同じだけ常に盛る必要」があります。

盛るための材料は無限にある訳では無いので、いつかは「高さを維持する為の材料」が底を突きます。

地球の大陸地殻みたいに「下に支えのない、薄っぺらなもの」を土台にしたって、盛れる高さは「たかが知れてる」でしょうね(盛ってる最中の「瞬間最大」は、それなりに高くなるけど、維持できなきゃ意味がない)

高い山を作ろうと思うなら、まず「大気が無い事」「天体の中心まで冷えて固まっている事」などの条件が必要でしょう。なので、地球では無理です。
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この回答へのお礼

chie65535様
早速、ご返事ありがとう御座いました。
「地球みたいに柔らかい天体は自重で球に近付こうとするので「50kmもある出っ張り」は、地殻よりも下に沈んでしまうでしょう」というのには、思わず「へー、沈むんだ。柔らかいいんだ。」と思ってしまいました。
私の頭の中で、50キロメートルの山がタイタニックにようにズブズブと沈んでいきました。そういう可能性もあるにはあるのですね。
聞いてよかったと思いました。

お礼日時:2009/09/16 09:52

火星のオリンポス山は地表から27000m、標準標高面から25000mです。

まあ、火星には海がないので海抜ではありませんが、地球の最大の推進をさっ引いても17000mになります。これは、プレートのない火星でホットスポット上に延々と溶岩が噴出し続けた結果と考えられています。なお、すそ野だけで東京~大阪がすっぽり入る巨大さになります。

また、ハワイのマウナケアは海底からだと10200mあります。移動するホットスポット上でも、活発なところであれば10000mくらいにはなると言うことですから、ユーラシア大陸の真ん中にホットスポットがあれば(地質学的にあり得ないんだれど)、エベレスト以上の標高になる可能性はあります。10000mくらいはいけるでしょう、ただ、余り高くなると、中央部が陥没してカルデラになるので、20000mは無理かも。
ただ、
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この回答へのお礼

ultraCS様
ご返事ありがとう御座いました。
裾野だけで、東京~大阪がすっぽりというのも驚きです。
リアルな数字で面白いです。あまり高くなりすぎると陥没しちゃうんですか!?
でかいカルデラ湖になるんでしょうね。

お礼日時:2009/09/16 10:00

>思わず「へー、沈むんだ。

柔らかいいんだ。」と思ってしまいました。

地球は「表面だけ冷えて固まってて、中身はドロドロ」ですから「天体の中では、比較的に柔らかいほう」です。

地殻は、分厚い場所でも「たった30kmしかない、とても薄っぺらい物」です。地球の直径は約12756kmですから、仮に地球を10cmの大きさに縮めれば地殻の厚さは0.2mmしかありません。

直径10cmのドロドロの溶岩のボールが、表面0.2mmだけ冷え固まった状態を考えてみましょう。人間レベルで考えれば地殻はとても硬いですが、天体レベルで考えれば「ゴムみたいにブヨブヨ」です。

とは言え、貴方が生きている間(と言うか、人類文明が存続している間)には、沈みきるのを見れないでしょう。それだけ「ゆっくり」沈みます。

確かに人間レベルでは「ゆっくり」ですが、地球規模で言えば、そんなにゆっくりでもありません。

もし「地球誕生から今まで」を1日に縮めて観察すれば「タイタニックにようにズブズブと沈んで」いくように見えるでしょう。

いや、もっと早く沈むかも。ちょっと計算してみましょう。

「地球の年齢は45~50億歳」「日本列島は年に1mm沈降している」と言うデータがあるので、年に1mm沈むとすると50km沈むのに500万年かかります。

50億年を24時間に縮めれば、500万年は「約1分24秒」に縮まりますから、タイタニックが沈むよりも早いですね。

因みに、タイタニックが氷山に衝突してから沈没するまで、2時間40分かかってますし、当時の生存者は「タイタニック号は船尾を持ち上げ、ゆっくりと海中に沈んでいった」と証言しているそうですから、映画で見るように「ズブズブ沈んで行く」のは「視覚効果の為に誇張した、映画の中だけ」です。
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この回答へのお礼

chie65535様
追加の説明有り難う御座います。
こちらの妄想に、裏づけとなるデータで説明していただけるとは思いませんでした。
地球規模で考えると世界は、随分違って見えるものなんだと実感しました。
もっと「カチカチの硬い」星に行かないと、「高い山」にはお目にかかれないですね!
ちょっと、残念です。

お礼日時:2009/09/19 09:58

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