プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

TOEICのリスニングのスコアが伸び悩んで困っています。
私のTOEICのスコアは
2008.11 L310 R210 = 510
2009.5  L340 R290 = 630
2009.9 L345 R345 = 690
でした。見ての通りリスニングのスコアの伸びがよくありません。

Amazonの公式問題集のレビューなんかを見ると公式問題集を暗記するほどやればスコアが上がると書いてありますが、いまいちそれで本当にリスニングのスコアが上がるのか不安です。11月末のテストでは確実に730点を取りたいので、このまま続けるとこれからの2ヶ月のリスニングの勉強がまたスコアに反映されなさそうで怖いです。

今までは海外ドラマを字幕なしで見たりTOEICのリスニング対策の本も3冊ほどやりました。パート1はほぼ正解できますし、パート2も正答率は7割ほどで問題を多くこなせばもうちょっと改善できそうですが、パート3とパート4がいまいち手ごたえがありません。今の正答率は6~7割ほどです。文章で書いてあれば簡単に解ける問題ばかりで、知らない単語もあまりありません。間違った問題を見てみるとほとんど聞き逃していたり、集中が足りなかったりというようなものが原因のようです。

残り2ヶ月どのようにリスニングの勉強をしていったらよいでしょうか?問題を解きまくるというような勉強法で確実にスコアは上がるでしょうか?

A 回答 (3件)

伸びから見ると、非常によく勉強しておられるように思います。

ただ、リーディングは順調に上がっているのにリスニングがのびないというのは、英語の知識を理解して覚えることにがんばっていて、英語を英語のままで素早く理解する訓練をあまりしていないのだろうと思います。

Part1と2はわかるというのは、音は聞き取れているのだと思います。それでPart3と4は読んだらわかるのに聞き取れないというのは、まさに速度の問題でしょうね。試しに、例えばPart3の会話文かPart4のアナウンス文を意味をきちんと理解しながら読んで、その時間を計ってみてください。それから、CDで読み上げられる速度を測ってみてください。読んで理解する速度が追いついていないのではないでしょうか。

英語を理解する速さを鍛えるのは、英文を繰り返し音読して、自然にすらすら暗誦できるまでにしてしまう方法と、ナチュラルスピードで読めるレベルの英文を大量に読む方法があります。

前者については、こちらが参考になると思います。
http://www.daisan-shobo.co.jp/books/ISBN4-8086-0 …
中学教科書の音読とか、もしくはアメリカ大統領の演説を丸暗記してしまえばよいといった学習法は、だいたいこの考え方だと思います。

後者は、こちらが参考になると思います。
http://www.seg.co.jp/sss/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。みなさん丁寧に詳しく回答してくださり感動しました。

音読が効果があることは以前にも聞いたことがありましたが、「音読やだなぁ」くらいの気持ちでずっと敬遠したままでした。ですがTOEICのスコアもそこそこのところまできたし、そろそろ腰を据えて音読に挑戦してみたいと思います。

多読は以前やっていまして50万語ほど読みました。TOEICに本腰を入れてからはTOEIC用の勉強に切り替えたのでしばらくはたまに読む程度でした。

お礼日時:2009/10/09 22:38

最近のスコアを拝見すると、RとLのバランスがよく取れていますね。


今後のトレーニングによって双方のスコアが共に上昇するかもしれません。
しかし、リスニング単独をもっと伸ばせないかをを考えてみます。

「文章で書いてあれば簡単に解ける問題」がリスニングで解けないのは、
「目にはインプットできている英語が、耳にはインプットされていない」
ということです。
活字では覚えているのに音では覚えていない英語があるということです。
また、後ろから訳していたり、解釈のため途中で止まる癖があるなどし、
聞こえてくる順番・速度で解釈するのに慣れていないこともあるでしょう。

パート1、2は英文が短いので、解釈が遅くてもあまり影響がありません。
つまり、耳でよく覚えていないものを(ちょっと時間をかけ)頭で考えて、
活字英語に置き換える時間があり、また、短いので単語の順番の問題も生じません。

しかし、パート3、4では英文が長く、どんどん言葉が流れていきます。
即座に解釈されなかった音は、ほぼ記憶に残らず忘れ去られてしまいます。
この状況では、聞いた英語を活字英語に置き換えたり、
頭の中で順番を組み換える余裕はありません。
初めから、英語を直接耳で(音で)覚えていなければならないのです。
単語の順番や話されるスピードも含め、覚えている必要があります。

今聞いた英語の音が、「前に聞いたことがある音」や
「既に意味を知っている音」であればこそ、
それらの記憶をヒントにして、ある程度瞬間的に解釈ができるのです。
ほとんど記憶が鮮明な語ばかりだったり、大きな固まりとして記憶されていれば、
高速音声でも容易に解釈できます(また、意味が予想できる場合など)。
初めて聞くような記憶にない、ヒントも全然ないような音は、
解釈もできず、ほとんど記憶に残りようもありません。

つまり、まずリスニング向上には「音によるインプットが必要」ということです。
単語のみならず、連語、良く登場する文など、
英語の含む様々な要素の「音によるインプット」が必要なのです。

また、インプット(=記憶)のみならず、
音として聞こえてきた英語の「聞き方」を習得する必要もあるといえます。
例えば、関係詞で続く長い文でも前から解釈できるようにしたり、
文型、並列関係その他の「文の構造」を把握できるようにする、もしくは、
必要な個所に注目して聞く(P2では「最初の1語」が重要だったり…)
など、いろいろな、音の英語の「聞き方」を、身体にしみ込ませることです。

「それら必要なことを身につけるにはどうすべきか?」ということですが、
「TOEICの問題を解きまくる」…それもいいでしょう。
しかし、機械的にCDを聞き、ただ選択肢を選ぶだけでは不十分かもしれません。
教材を利用し、地道に必要とされるインプット作業を進めていき、
聞き方のトレーニングをきちんと意識して行っていく必要があります。

「音によるインプット」ですが、初めてではよく解釈できなかった音を、
次からは聞いて解釈できるよう、覚えるまで何度か反復して聞き返すことです。
地道なインプット作業の積み重ねこそ、リスニング向上の方法です。
そのような作業を、毎日コツコツとこなしていけば、
必要な「聞き方」も自然と身についてくるはずです。
「一期一会」の精神で、出会った教材をしっかり消化・吸収してみてください。
(でも、消化しきれないもの(今の自分にとっての不要部分)には、
こだわりすぎず、あっさり流すこともかなり大切です)

既にパート1、2にある程度自信があれば、
今後はパート3、4に特化してトレーニングしてみてはいかがでしょう?
「先読み」なども研究してみると、いいかもしれません(検索してください)。
(一時的に他の部分を譲ったとしても)これらのパートを攻略することは、
将来的に高得点を狙うために、とても意味のあることだと思います。
私の「リスニング特化集中のススメ」みたいなのを、↓ここに書きました。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5330180.html

語学学習は、今の自分に合った正しいトレーニングを積み重ねていけば、
必ず上達していけるものだと思います。
壁とは、それをぶち破って自分が成長するためにあるものだと思います。
自分の潜在能力を信じて、ぜひ頑張ってみてください!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。こんなに詳しく回答していただいて本当にうれしいです。

ここで質問して改めて感じましたがリーディング135点アップに比べてリスニングは35点しかアップしてませんね。。。

ye11owさんの他の質問への回答も見させていただきました。私の今までのリスニングの勉強法はほとんど聞き流す程度の勉強が多かったので今度は内容を理解した上でしつこく何度も聞いて音読して勉強していきたいと思います。一か月ほどはリスニングに集中した勉強で行きたいと思います。今の一日の勉強時間が2時間ほどなのですが2時間聞いて読んで理解してを繰り返していけば効果ありますかね?

それと1つ質問があるのですがye11owさんの他の質問への回答で「、1か月リスニングの集中練習をし、リスニングのみ65点アップを果たしました。」とありましたが、この時リーディングの点数はダウンしましたか?

お礼日時:2009/10/09 22:45

人の脳には、その時々で「発達しやすい領域」というのがあるようです。


最近までのnekohiroshisanさんにとっては、それが
リーディング(以下Rと表記)に関する領域だったのかもしれません。
その領域を決めている要素といえば、それまで蓄えた知識や認知能力、
身につけていた行動習慣、思考習慣など、自分が持つ様々なものです。

「発達しやすい領域」を自分で変えていくことは可能だと思います。
長い期間で蓄えられた「知識や知能」は、急には変化しないはずです。
自分でコントロールできるのは、「行動・思考の方法や習慣」です。
「Lの集中訓練をしよう」という心構えの形成で、練習量を増やせます。
さらに、「Lの成果が上がらない学習方法・習慣」を工夫・改良することにより、
英語に関する脳の発達領域を変えていくことが、きっとできるでしょう。
現在の結果を変えるためには、現在とっている方法・習慣を変えることです。

「一日の勉強時間が2時間ほど」ということですが、
ひとまず、時間的にはそれくらいに決めておいていいような気がします。
しかし、ときおり、もしくは徐々に、
夢中になってもっとたくさんの時間を割くようになるというのが理想です。
試験が近づくにつれ、どんどんとテンションが上がっていき、
「追い込み」に移行していく、というような精神状態が欲しいところです。

時間という「量」ばかりでなく、学習法という「質」も大事な要素です。
ちょっと無責任な言い方かもしれませんが、
「自分に適した学習法とは、自分で編み出していくもの」だといえるでしょう。
私の方法は私に向いた方法なのであり、
「学習法の本」に書いてある方法は、著者にとって最も良い方法です。
他人の方法をヒントにして、
「自分にとって確実に効果のある方法」を見つけてみてください。

復習をしてみることで、理解がはかどっているかを確認できますし、
たびたび時間を計って問題を解くことで、力がついているかが分かります。
自分を振り返りながら、より良い学習法を考え続けていくことです。
自分が進歩していくにつれ、当然のように学習法も進歩していくものです。
一旦「学習法」に精通すると、様々な資格試験や受験にも強くなれます。

ところで、私が、Lの学習に徹するため、R対策をせずに
試験に臨んだときのRのスコアですが、445⇒410(35点ダウン)でした。
運動不足で体がなまるように、練習不足でRの能力もなまるようです。
しかしながら、Lの徹底対策の成果が十分に得られ、
苦手だったLが大幅にアップし、とても嬉しかったことを覚えています。

練習不足で少々なまったとしても、一旦脳に刻み込んだ回路は、
トレーニングを再開することで、容易に再活性化させることが可能です。
トレーニングの仕方が、既に脳に刻まれているというせいでもあります。
なので大切なのは、最初の“産みの苦しみ”を苦にせず、それを乗り越え、
常に「新しい回路を脳に築き上げる」という努力を怠らないことです。

自分が得意なことだけにしがみつき“楽ばかりしない”こと。
一旦築き上げたものに頼ってしまい、さらなる努力を避ける人は、
ある一定の壁を決して破ることができず、
そこがその人の限界点になってしまいます。
まさに、「現状維持だけで成長しない人」です。

逆に、常に新しい回路を自分で築き上げられる人にとっては、
限界点は無いようなものです。
あらゆることに自信を持っており、常に直面した壁を破ることができて、
そのことによって無限に自分を成長させていける人です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事遅くなり申し訳ございません。

早速徹底したリスニングの聞き込みと音の把握、音読を始めました。11月の受験に向けて全力でリスニングの強化に望みたいと思います!

この度はありがとうございました。

お礼日時:2009/10/14 22:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!