一回も披露したことのない豆知識

ブロイラーに代表されるような、狭い鶏舎に押し込められて人口飼料で育てられるニワトリに対して、「地鶏」という語にピッタリの英語って何でしょうか。「ケージに入れられてなくて、自分でミミズとかをとって食べていて・・・」とか長々説明すれば、分かってもらえるのですが、一言で簡潔に表現できないでしょうか。
外国人(英語のネイティブではない)の友人はtraditional chickenでどうだ、と言いましたが、やや舌たらずの感も。
御教示を。

A 回答 (14件中1~10件)

Gです.



一応これを最後としますね. 

きわめて、小さな史上である、本物の放し飼いの鶏についての認識が、興味のない人、マーケットにいった事のない人、にはないのは十分当然な事と考えられます.

地鶏について、辞書の解釈と政府の解釈とをはっきりした違いを理解している日本人はどのくらいいるでしょうか. 一般的に理解されてる事が、今回の質問で、かなりの違いがあることが私にもわかりました.

アメリカの全ての人がすべての事を強いているはずはありません.

つまり、私のいいたいことは、どの単語を使うかではなく、前後の文章で、放し飼い、なのか、特有種、なのかと言う事を明記すればすればいいことですね.ということです.

もしPastured chickenを使うのであれば、Though this word is not popular yet but ,,,,,また、Frann-rangeを使うのであれば、Though this does not mean "raised in open field", because it is well used word, ,,,,,などと、誤解を避ける、言い方も、英語を使う藻にとっては、また、自分の伝えたい事を伝える為にも、はっきりさせる事が必要だと信じます.

Free-rangeとPasturedの違いは巣では分かっているわけですから、誤解を及ぼす可能性のある言い方は、正確さを尊ぶといわれてきた人には、とても、簡単にはFree Rangeも、Pasturedも使えない、と言う事でもあります.

また、これからは、地鶏、と言う日本語も、簡単には使えなくなってしまった、と言う事でもありますね.

私がmurashikimaiさんにお伝えしたい事は全て書いたつもりです. これからも頑張ってくださいね。 Cioa for now.
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この回答へのお礼

ご専門の立場からいろいろお教えくださり、ありがとうございました。
どう定義しても抜け道を見つける業者がいるのは、業種にも、洋の東西にも関わらぬ事のようですね。
精密に言いたければ、参考に示してくださったHelbertのように、All Natural Old Fashioned Home Grown Fresh Pastured Chicken とでも長ったらしく表すことになってしまうでしょうね。いや、それでも、抜け道はあるかな…。
24時間放し飼いの鶏を標榜して、cageless chickenなんて名乗る業者が、そのうち出てこないでしょうか。そんな飼い方はできないのかな? またアホなこと申してますか。
日本と違って、米国では血筋を問題にしないのも面白いですね。英国だとまた違うのでしょうか?
話が広がって、本当に勉強になりました。仰る通り、正確さの要求される文脈では、「地鶏」も"free-range"も注意して用いることにします。

お礼日時:2003/05/23 13:29

何か、ややこしい話が多く、本来の質問の趣旨が忘れられているようですが、そもそもmurasakimaiさんが求められていた事は、



「ケージに入れられてなくて、自分でミミズとかをとって食べていて・・・」とか長々説明すれば、分かってもらえるのですが、一言で簡潔に表現できないでしょうか。」

という事で、一言で簡素の英単語を探しておられると理解しております。前後の説明文章を求めているのでは無いと考えます。

「使える英語」の定義の一つとして、限られた人しか知らない専門用語より、一般の人が理解する英単語を意味すると思います。少なくともここで質問者が意図された「地鶏」とは専門用語として投稿された事ではないでしょう。だからこそ、不特定多数の人々がスーパーなどで見かけるような英単語を選び、説明させて頂いたつもりです。

鶏肉に限らず、毎日我々が摂取している食料品全ておいて、何らかの「裏事情」があります。残念なことですが、そのような時代であります。気にし始めたら本当にキリがなく、殆どのものが食べられなくなってしまうでしょう。

でも、お試しになられていないのなら、名古屋コーチンの親子丼などを是非一度食べてみてください。美味しいですよ。
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この回答へのお礼

私のうかつな質問でお手数をかけましたが、全5回にわたる詳しいご教示、深く感謝しています。
「地鶏」の意味、ついこの間まで私も持っていたイメージと、日本の役所の定義と、国語辞典の語釈とで、相当ずれがあることも解りました。
free-rangeを手元の英和辞典でひいてみたら、注に<英>つまりイギリス英語となっていますが、事実はアメリカで公的な定義が出来てる位浸透しているんですね。そして、それが「厳しくなく」て、事実上放し飼いと言い切れないような養鶏にも適用されてしまうということも、驚きました。業者が微妙に異なる定義をしているのもややこしいですね。
今後ともよろしくお願いします。

お礼日時:2003/05/23 13:05

一般消費者を相手とするオーガニック・自然食品販売の米国大手であるWhole Foods Marketの情報が参考になるかと思われます。


http://www.wholefoodsmarket.com/company/

ここでは、このように定義しているようです。
「In our Meat Department you will see the term "free-range". It means the animals are raised in an environment where they can move around freely out of doors. 」
http://www.wholefoodsmarket.com/annarbor/meat.html

さらに、Whole Foods Marketの品質に関し、独自の社内規定を設けているようです。
http://www.wholefoodsmarket.com/products/meat_st …

又、Whole Foods Marketでは"pastured chicken"との言い方は使われていないようです。


纏めです。一般消費者の認識として通常のブロイラーとは異なる放し飼いで育った鶏肉をfree-range chickenと呼ぶのが一番適切である事がおわかり頂けたと思います。一方「地鶏」の定義は存在し、飼育条件・血統などが日本JASで厳密に定められています。残念ながら、これが一般消費者が持つ「放し飼い」のイメージとは異なる部分も少なくありません。但し、これは鶏肉に限った事ではなく、Specific Pathogen Free (SPF) Porkである無菌豚肉の定義も多分一般消費者が認識する「無菌」のイメージとは異なるものでしょう。

少なくともその業界で使われる専門用語とそれらの定義と、一般消費者が認識する売手のマーケティングを経た商品名と説明をきちんと区別する必要があるかと思われます。

結論ですが、free-range chickenとの呼称は英語圏で既に浸透しており、一般消費者が放し飼いのイメージを持つ鶏肉の種類です。
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Gです。



つまり、「日本語の辞書も怖い」、と言う事なんですね. <g>

そして、Free-rangeも地鶏も各々の国の政府で決められたかなり辞書からかけ離れた基準になっている、と言う事でもありますね. だからこそ、本当に放し飼いさせている農家はFree-rangeと言う言葉を使わず、Pastured chickenと言って、Free-rangeと区別しようとしているわけですね. ですから、スーパーマーケットでは、Free-rangeとPasturedと二種類あるわけです.

ただ、Free-rangeと言う言葉の方がよく知られている、と言うだけの事です. 

ただ、英語の場合は、放し飼い、かどうか、と言う違いだけで、日本語の地鶏の血統と言う事は含んでいないんですね.

ですから、murasakimaiさんが、一般のイメージと言う事を重要視するなら、放し飼いと言う意味の地鶏とFree-rangeが一致すると言う事にもなるでしょうね. これは、あくまでも、イメージだけですが。

ということは、人によって、解釈が変る、という危険性も伴っていると言う事にもなりま寸。 1)地鶏を特有種と思っている人と2)放し飼いをしている、と思っている人がいる、と言う事ですね.

定義の曖昧さを無視すると、1)の人がFree-rangeと言う単語を聞いたら、おかしくなる、と言う事ですね.

と言う事は、使える英語としては、ただ単に単語を日本語から英語に変えるだけではなく、前後した文章で、その単語が与えるかもしれない誤解を取り除かなくてはならない、と言う事にもなるわけですね. それがコミュニケーションに使える正しい英語と言う事になるわけで、辞書の意味、専門用語の定義枠、一般市民が持っているイメージ、専門分野での常識定義等の違いを知る事も、今回のように、重要だと言う事ですね.

今回は、皆さんいろいろ時間をかけて調べてくれたおかげで、私もひとつ利口になりました. ありがとうございました. (普通の鶏のことをこの業界ではCommodity grade chickenと言って区別しています。普通に売られているに鶏肉の事です)

12個入りの卵の箱が$1.00(116円)以下で売られているわけですから、農家も大変だとは思います. 余談でした. ではまた。
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「地鶏」の定義そのもですが、以前はかなり曖昧であったようです。

1997年にやっと農水省により特定JAS(日本農林規格)が対象品目に加えられたので、多少明確になりました。

この定義のポイントはいくつかあります。一つは、ブロイラーでは一般的に55日前後で出荷される飼育日数を80日以上に限定したところ。又、飼育数を1平方メートル当たり10羽以下に決めた事。一方、血統に関しては、農水省の基準ではオス、メスのどちらかが日本古来の純血種であればよいとされています。但し、生後4週間はゲージ飼いでも良いとの基準であり、欧米でも同様の基準がある為、この基準だけを見る限り、地鶏はfree rangeと言えます。

質問者の方がお持ちの地鶏のイメージは、多分名古屋コーチンのような、有名な鶏で、育成に手間はかかるが、昔ながらの伝統の”味を持った鶏”であると理解します。因みに名古屋コーチンなら、上記規格をはるかに上回る特別なものであり、一般の鶏肉との味の違いは素人にも明白です。

地鶏の定義そのもの(規格)は別として、自然の環境で育った鶏を指していると考えれば、イメージと規格の意味でfree-rangeが適切だと思います。

要するに、日本人の「地鶏」のイメージと欧米人の"free-range chicken"のイメージが同じだからです。


Meursaultさんの「バタリー飼育の鶏」は当然battery farmed chickenの事と思いますが、これは主に卵の量産技術として確立されたもので、鶏肉の場合、"grower house"と呼ばれるところで99%以上の米国鶏肉生産が行われています。free-range chickenに対し、私ならsupermarket chickenと呼びたくなりますね。
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本当ですね…地鶏の意味。

日本では「地鶏」と言うと、「ケージに入れられてなくて、自分でミミズとかをとって食べていて…」という意味はなく日本特有のもののようですね。その意味で「地鶏」でしたらやはりその特有の名前か、"locally grown in ○○(地名)"という事になると思います。

「バタリー飼育の鶏」はそのままbattery chickenですが、勿論それでは売れないのでbarn chickenとかfarm chicken(これは卵でも)とか呼ばれています。定義がかなり広いので、free-rangeでもorganicでなければ「自由に歩き回って育った」とは限りません。というわけで話は戻りますが、質問者の方への回答は前の投稿通りです(organic free-range chicken)。その意味で知りたいという質問でしたので。
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この回答へのお礼

定義が広いので、free rangeでも名目だけの放し飼いであるというのは、おっしゃる通りなんですね。
遅くなりましたが、ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/23 12:37

Gです。



さすが、ご自分をBAさん、と呼ぶだけの年季が入っていますね. 敬語を使うとおBAさん、それとも、おBAあさん? <g>

脱帽です! (でも、なんで、日本語の解釈で終わって、回答は書かなかったんだろう?)

と言う事で、BAさんの日本語解釈に基づいて、私なりに、再度、回答に挑戦してみますね. (ア、でも、知らなかったな、いままで、外で飼育されたにわとり、と言うイメージがあった、恥ずかしいと同時に、We learn something new everyday!でした。)

二つの意味があるんですね. 日本各地で古くから飼われているニワトリ、という意味と、日本各地の地域固有の在来種を親とするひなを,特別な飼育方法で育てた食用鶏の意味があるとの事です.

地元で飼育されたにわとり、と言うのであれば、locally grown chickenと言う事になりますね. でも、その土地特有のと言う事になると、regionally indigenous chicken/broilerかな。 

また、在来種を親とする、、、と言う意味であれば、もっと難しくなりますね.

a special breed of indigenous chicken/broilerかな。

これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。 
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BAです。



皆さん話が盛り上がって、お楽しみ中のところ恐縮ですが(俺って、性格わりぃー)、「地鶏」という日本語には「放し飼いのにわとり」の意味はありません。gooの国語辞典も広辞苑も調べたけど、「地域特有の鶏」の意味しかありません。地鶏の地は地酒の地であって、地面の地ではない、ということでしょう。

ところで、恐縮ついでに、「放し飼い」はfree-range chickenで分かりましたが、「バタリー飼育の鶏」はなんと言うのでしょう。教えて!
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この回答へのお礼

議論を正しい方向に導いてくださって感謝するとともに、赤面しています。私はこれが、教えてgooデビューだったので、気がるーに質問してしまって、皆さんを混乱させました。若葉マークに免じてご寛容を。
考えてみれば「地酒」という言葉も、ローカルな酒という意味しかないのに、灘あたりの大手メーカーのように桶買いをせずに伝統的な醸造法で作られた酒というイメージがありますよね。そうである保証なんかないんですが。
それにしても「地鶏」は、全く地面の「地」から来ていると思い込んでいたので、私の間違いでした。
地鶏の正しい意味のみならず、こういう場合に上手に議論に加わっていく時のテクニックも教わった気がします。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/05/23 12:32

皆さん、私からもどうもありがとうございました。


実は私の答えというのは「地鶏 chicken」でググってみただけのものなので、
和製英語しか出なかったのでしょう。私自身も大変勉強させていただきました。
「英辞郎」も今回は役に立ちませんでしたので、早速報告したいと思います。
murasakimai さん、混乱させてしまったならごめんなさい。m(__)m
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簡潔に表現したいのなら、"Free-range"が一般的に知られている単語なので、誰にでも意味がわかりやすいと思います。

スーパーなどに行けばこのようにラベル表示されているので、一般の人が目にすることもある表現だと思います。

後は、Free-run chickenともラベル表示されているのを見かけます。これもFree-range chicken と同じ意味だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/23 12:22

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