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師走に入り、冬期中間レポートの課題が出題されました。
私は電気エネルギーの輸送システムについて論述しよう想い、時間を見つけては文献を読みふけっているんですが疑問が生じました。

電線路のシステムの中性点接地方式で、非接地を除いて直接接地、抵抗接地、消孤リアクトル接地の例証を調べていくうちに
発電所からの変圧箇所はデルタ結線に統一されているように思えるのです。
結線の方法として私はスター結線があることも記憶していますが、
中性点接地方式ではデルタ結線が多いのでしょうか?
仮にデルタ結線が多い、ないしデルタ結線のみならば、結線をデルタにする理由もご教授願えると幸いです。

P.S 稚拙な文な上、読み辛いとは思いますが、電気系の道を歩まれている先輩方お教え願います。

A 回答 (1件)

まずは間違いの指摘として、Δ結線では中性点はありませんので中性点接地方式は出来ません。


(電位的に0となる部位がないため)
Δ結線で接地を取るには、どれか1相から取るしかありません。
恐らく1次側がΔ結線、2次側がY結線の変圧器で2次側に中性点接地がある設備と勘違いされている
のかと思います。

発電所などの昇圧に利用する昇圧用TrでΔ-Y結線の変圧器が使われる理由としては、

Trの1次側(発電側)は低電圧・大電流ですので、Δ結線の場合流れる電流が1/√3となるため、
使用する線の断面積を細くすることが出来ます。

Trの2次側(送電側)は高電圧・小電流ですので、断面積の比較的細い線を使用でき、相電圧が
1/√3になるY結線が利用されます。
また、送電端ということで地絡事故時の異常電圧・電波障害の抑制が出来る中性点接地設備を容易に
設置できるというのもあります。
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この回答へのお礼

ご指摘の通りでした、見直した限り反対に一次二次をとっていました。
解説を踏まえてより多角的にアプローチしてみようと思います。
自分の不知を露呈するような質問でしたが、
丁寧なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/19 11:23

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