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非斉次の微分方程式の問題です。
y'+y=cost
y(0)=0
この問題が斉次ならわかるのですが、
非斉次の場合の解き方がわかりません。
どなたか解説してくださいませんか?

A 回答 (6件)

ラプラス展開を使ってしまうのが手っ取り早い。


無理やり斉次に変形するなら、
d/dt (sin(t)+cos(t)) = -sin(t)+cos(t)
となるので、
z = y + 1/2 (sin(t) + cos(t))
として、zについての微分方程式を考えるとか、
いろいろ方法はありそう
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この回答へのお礼

まだラプラス変換は習っていないんです^^;
いろいろ試してみます。

お礼日時:2010/05/04 00:21

(dy/dx)(exp t) + (y)(exp t) = (cos t)(exp t)


を積分すれば、いんじゃね?

右辺の積分は、
∫(cos t)(exp t)dt と ∫(cos t)(exp t)dt を
部分積分を使って、連立一次方程式へ持ち込む
のが定石。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
早速解いてみます。

お礼日時:2010/05/04 00:22

まず斉次方程式


y' + y = 0
の解を求めて
y = A e^(-t)。
係数 A を A(t) と見なして
y' = (A' - A) e^(-t)。
元の非斉次方程式に代入して
A' e^(-t) = cos(t)。
A = ∫cos(t) e^t dt
 = sin(t) e^t - ∫sin(t) e^t dt
 = sin(t) e^t - [-cos(t) e^t - ∫(-cos(t)) e^t dt]
 = {sin(t) + cos(t)} e^t - A + c
A = [{sin(t) + cos(t)} e^t + c] / 2
y = {sin(t) + cos(t) + c e^(-t)} / 2
y(0) = (1 + c) / 2
   = 0
∴ c = -1
y(t) = {sin(t) + cos(t) - e^(-t)} / 2
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
まだ習いたてでよくわかりませんでしたが、
ようやく理解できました^^

お礼日時:2010/05/04 00:38

y'+y=cost は,1階線形常微分方程式です.しかも,


求積分法で解ける方程式です.定数 cost を仮に,Aと置きます.

y'+y=A

y を移行します.

y'=A-y

この式は,x を独立変数と考えて,

dy/dx=A-y

と書けます.これを解くと

dy=(A-y)dx

dy/(A-y)=dx

∫(1/(A-y))dy=∫dx+C,     C は積分定数です.

-log(A-y)=x+C

log(A-y)=-x-C

A-y=exp(-x-C)

y=A-exp(-x-C)

この式が,一般解です.

y(0)=0 を計算すると,

0=A-exp(0-C)

0=A-exp(0-C)

0=A-exp(0)・exp(-C)

0=A-exp(-C)

exp(-C)=A

-C=log(A)
C=-log(A)

です.つまり,積分定数 C が,-log(A) です.
したがって,

y=A-exp(-x-C)

y=A-exp(-x+log(A))

y=A-exp(-x)・exp(log(A))

y=A-exp(-x)・A

y=A-A・exp(-x)

y=A(1-exp(-x))

この式が答えです.y=A(1-exp(-x)) を微分すると,

y'=A・exp(-x)

与えられた式 y'=A-y に入れると

A・exp(-x)=A-y

A・exp(-x)=A-A(1-exp(-x))

A・exp(-x)=A-A+A・exp(-x))

A・exp(-x)=+A・exp(-x))

A・exp(-x)=A・exp(-x))

となるので,y=A(1-exp(-x)) は正しい答えです.

exp(-x) は,e^(-x) のことです.
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#4は,間違えでした.すいません.cost を const と読み違えました.削除して下さい.

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
削除方法がわからないのでこのままにしておきます^^;
読み間違いでも詳しい解説ありがとうございます。

お礼日時:2010/05/04 00:24

y'+y=0 の解は y=ce^{-t}



D=d/dt とする

y'+y=(D+1)y=cost=(e^{it}+e^{-it})/2

(D+1)e^{it}=(i+1)e^{it}
e^{it}=(D+1)e^{it}/(i+1)
(D+1)e^{-it}=(1-i)e^{-it}
e^{-it}=(D+1)e^{-it}/(1-i)

(D+1)y=cost=(e^{it}+e^{-it})/2=(D+1)(e^{it}/(i+1)+e^{-it}/(1-i))/2
特殊解は
y=(e^{it}/(i+1)+e^{-it}/(1-i))/2=(cost+sint)/2
一般解は
y=(cost+sint)/2+ce^{-t}
y(0)=1/2+c=0
c=-1/2
y=(cost+sint-e^{-t})/2
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます
いろいろな解き方があるのですね^^

お礼日時:2010/05/04 08:04

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