限定しりとり

炭水化物はどうとるべき?

栄養のカテゴリで反応が思わしくないので、再投稿します。

おなかがすいたらすぐにパンなどをたべてしまう癖があります。
でも、グリコーゲンなどでブドウ糖は蓄えられているし、おなかがすいただけではパンなどを食べないほうがいいのかなとも思います。
すぐに炭水化物をとると、インスリンの分泌などがおかしくなるんじゃないかという懸念ももっています。
栄養に詳しい方、炭水化物のうまいとりかた、グリコーゲンを効果的にブドウ糖にかえる方法など、炭水化物のとりかたに関する情報を教えてください。

A 回答 (1件)

お腹が空いたときには、血糖値が下がっているときです。

体の反応は、グルカゴンと云う血糖値を高めるホルモンを膵臓のα細胞が放出して、肝グリコーゲンをグルコースに分解して、血中に放出します。30分から1時間ほどで、血糖値が上昇されて空腹感は減る筈です。
よって、暫し空腹に耐える、つまり、肝グリコーゲンが分解されるのを待つ、と云うのも一つの方法です。

しかし、肝臓に蓄えられるグリコーゲンは容量も少なく、使い果たされることも多いので、十分な血糖上昇が果たされないと、次には、アドレナリンやノルアドレナリンなどのストレス時に分泌されるホルモンを使い、筋肉や血液等のタンパク質を壊して(体を傷害しながら)糖新生されます。この種の糖新生時には活性酸素が大量に発生し、これを体が消去できないと様々な疾患を生む原因となります。
この状態を繰返さないのが、健康維持の秘訣です。

> すぐに炭水化物をとると、インスリンの分泌などがおかしくなるんじゃないかという懸念ももっています。
< ブドウ糖、果糖、蔗糖(砂糖等の精製糖)などを摂り過ぎると、血糖が急上昇してインスリン過剰分泌になり、作り出された大量のエネルギーが使い果たせなくて脂肪合成が進み、肥満へと向かいます。搾り出されたインスリンが血中に残ると、次には低血糖へと移行しますので単純糖質、並びに、糖質のみの食事はあまりお勧めできないかもしれません。

糖質の消化には、胃は全く関与しないのであっという間に糖分は小腸へ移行して、食べて30分も経つと血糖値が上がり始めて空腹感は失せます。
タンパク消化には胃内の作業時間が長く、2~3時間ほども胃に滞留することもあります。この間、胃内は胃酸に満ちていて、そのPHは1.5にもなります。強酸に耐えられるほど胃壁は丈夫にできているのですが、肌に付けると火傷するほどの強い酸でタンパク質は分解されるのです。
この糖質とタンパク質の消化の違いを利用して、食べ方を工夫すると、血糖値の急上昇を妨げて、尚且つ、インスリンの過剰分泌を防げます。

食べ方ですが、最初に野菜等の高繊維質を摂り、次には高タンパク食を摂り、最後に糖質食を食べます。タンパクの粗消化には胃内が強酸性になり、その上2時間もかかるので、胃の出口(幽門)は閉じられて、糖質と共に胃の中に滞留します。胃内が中和されるまで、十二指腸への移行は遅れるのです。
その結果、食べても血糖値は急激に上がらないし、空腹を感じる時間帯も遅れます。強いては、肥り難くなります。

答がご質問の趣旨とずれてしまったらお許し下さい。
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この回答へのお礼

参考になるご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/08/08 18:33

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