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ケンブリッジ英検についてCAE
ケンブリッジ英検CAEについて
今度の12月にケンブリッジ英検のCAEを受けます。FCEは取得済みです。
そこで、CAEもしくはCPE保持者に質問があります。よろしければ回答お願いします。

1、リーディングにおける、語彙レベル。

英文を読み問題を解く際に、やはり語彙レベルでの難しさを感じてしまいます。それでも、6か7割の正解率は得られるので、語彙の勉強をしようか迷っています。というのも、ライティングや、グラマーのほうにその分の時間を当てた方が効率的なような気がするので、語彙だけにしぼってやる事に若干躊躇しています。

そこで質問は、保有者のみなさまは、リーディングの時に語彙の難しさは感じていましたか?
また、語彙にしぼった勉強はしていましたか?またどのような語彙強化方法でしたか?



2、ライティング
どのような方法で勉強していましたか?


3、リスニング
どのような方法で勉強していましたか?


4、どのくらいの英語力から、CAE合格まで期間はどの程度かかりましたか?


5、日本での認知度(低いことは重々承知です)は実際どのようなものですか?特に就職活動時。
当方現在大学2年です。学部は経済学部で、商社やコンサル系を視野に入れています。


6、また恐縮ですが、その勉強過程における英語力の変化も教えていただければ幸いです。(始めて2ヶ月でリーディン グのスピードが上がった。など)




12月に受けるので、残り2ヶ月弱しかありません。そこで、もしアドバイスなどあれば是非お願いします。
苦手分野はこれといってないのですが、CAEがなかなか手強くて少し滅入っています。
しかし絶対に合格したいので、質問への回答、またアドバイス、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

CAEを持っています。



(1)リーディングの語彙でつまずくのは、専門用語や熟語的な言い回しではないかと思われます。もし、動詞や形容詞でつまずくようなら、単語勉強はあとちょっと必要だと思います。文章把握が難だと、文法応用と解釈の勉強が必要ですね。分裂文や比較の応用は私も悩まされました。目安として、英検1級に相当する単熟語をマスターすれば余裕を持って読解に取り組めるでしょう。

ただし、2ヶ月だと語彙にしぼった勉強は非効率です。今回の出来を見て、合格が難しいと判断したらそれらの勉強が多少必要になると思います。英語はなんだかんだ言って、結局は語彙力ですから。私はトータルで2年近く集中的に語彙の勉強をしました。インプットだけなら楽ですが、アウトプットには時間がかかりますね。

(2)私がしたライティングの勉強は、
まず高校の文法・構文を完璧にし→パラフレーズの訓練をする→IELTSやTOEFLのライティングを通してエッセイ法を学び→毎日最低でも1課題を100日ほどする。これに慣れたら、今度は英字新聞や英雑誌の記事等を自分の言葉でパラフレーズして語彙を増やす。これはおすすめ勉強法です。英文解釈が上達しリーディングのスピードも上がります。そして、最後は※ラジオやテレビを聞いて書き取る勉強で、一応各種試験のライティングは網羅できます。

(3)リスニングは上記の最後にある※が一番の勉強法ですね。聞いて解答するだけの勉強はヒアリング、つまりニュアンスや知ってる単語を拾って解答するものです。リスンニングを鍛える=集中力を養う事だと理解してます。書き取りは100%聞き取れてるか一目瞭然なので効果があると思います。それができたら、次は英語で大意要約ですね。

(4)CAEは英検準1級と1級の間くらいです。がしかし、スピーキングに対応するには1級の力、ライティングはそれ以上が必要だと思います。自己紹介し1問1答で答えられる英語力から、リベートに通用する自己主張力と分析力、発音、そして確かな会話文法力が必要だからです。ケンブリッジの難しさはここにつきます。CAEは2度目で受かりました。勉強期間はFCEから約1年ほどでしょうか。もともとスピーキングは発音も含めて得意だったのでそれほど苦労はなかったですが、やはり語彙力とエッセイが課題でした。

(5)CAEだと海外ではある程度通用しますが、日本では微妙です。しかし、質問者さんは大学生なので英語を必要とされる会社だと認めてくれる可能性は大きいと思いますよ。ただ、英語を専門とする転職では、TOEICや英検の方が圧倒的有利です。なので、CAE取得後は英検1級やTOEICもとっといた方が良いと思います。CAEの実力があればTOEICだと余裕で高得点とれるでしょう。1級だと語彙の勉強が少し必要になると思います。スピーキングとライティングは1級の方が楽ですね。

(6)英語の成果がでるのは、だいたい半年~1年サイクルです。勉強方法にもよりますが、難易度の高いテストだと効果は比較的緩やかです。2ヶ月だとライティングと語彙力は多少アップするでしょうが、速読は難しいですね。精読と多読+語彙力が必要ですから、必然的に時間がかかります。リスニングも形式慣れすれば多少アップするかもしれませんが、やはり量と精聴が必要なので、本来の力をアップするには時間がかかります。

まとめると、今の状態で合格に近づく手段は、まずライティング、そしてリーディングに特化した語彙強化(専門的名詞や動詞)と形式に慣れるためのリスニングですね。スピーキングと速読は2ヶ月だと厳しいので、今ある実力を維持すれば良いのではと思います。

参考にしてみてください。
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この回答へのお礼

非常に詳しい説明ありがとうございます。

スピーキングに関しては問題ないので、やはり問題はどれだけネイティブなwriting skillを会得できるかですね。
それと比例してリーディングのリスニングのレベルもさらに上がってくることが確認できてよかったです。
idioms や、独特の言い回しが難しいと感じているので、それも平行してやっていこうと思います。

リスニング、ライティングの細かな勉強方法がとても為になります。
もっとディクテーションにしぼって勉強していこうと思います。

ケンブリッジ英検を勉強していると、本当にやる事が多く大変ですが、英語力がついてくるのが自分でもわかります。


おそらくまた壁に当たると思うので、その際は再びここに質問させていただくと思います。
またご教授していただければ幸いです。

お礼日時:2010/10/05 01:34

先ほどの補足です。



ケンブリッジ英検の日本での知名度は確かに低いです。しかし、商社やコンサル系など世界を舞台にした仕事を希望されるのであれば、ケンブリッジ英検の方が認知度は断然高いです、TOEICとは比べ物にならないくらい。世界標準の資格ですからね。

また、これは個人的な意見ですが、TOEICでの高得点は必ずしも保持者が高い英語力をもっていることの証明ではないと思っています。TOEICはマークシート式で、コツさえ掴めばそんなに英語ができなくても点数は取れます。一方ケンブリッジ英検では、読解/リスニング/ライティング/スピーキング能力の全てが試されます。CPEに至っては5~6時間の長丁場で、これは相当の英語力がないと決して受からない試験なんですね。そこのところも十分なアピールポイントになるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスありがとうございます。
tokyobluesさんが書かれていた通り、どれだけ英語脳に近づけられるかを意識しつつ
勉強進めていきたいと思います。当方イギリス映画が好きなのでさらに見続けます。

イギリスの有名新聞社の記事さっそくいくつか買って実践しています。
FCEのライティングの際もそのような勉強法で進めていたんですが、若干アプローチの仕方が違ったみたいで
CAEに対応出来ていませんでした。両方のアドバイスを参考にしながら、ネイティブの感覚に近づけるように努力します。


就職活動のためにTOEICも取るつもりです。しかし将来の視野を広げるため、世界で通用するケンブリッジに今はしぼります。

tokyobluesさんはCPEをお持ちなんですね。そのレベルに早く近づけるように精進します。

お二人とも詳しく機知に富む回答ありがとうございました。非常にためになり、また励まされました。

ベストアンサーはきめる事ができないので、一番最初に回答してくださった方にさせていただきます。

お礼日時:2010/10/08 22:54

CPEを持っています(2007年12月受験)。



先のkarlkgさんが詳しく勉強法を伝授していらっしゃるので、基本的にほぼ同感と言ったところでしょうか。
8歳から高校まで英会話の勉強をし、その後大学での専攻が英文学でした。社会人になってからも英語の勉強はスクールなので続けていたので「英語は得意」という自信はありました。しかし、正式な資格を持っていたわけではなく、また留学の経験も全くなかったので、自分の英語がどこまで通用するのかを知りたい、という気持ちからケンブリッジ英検を受験しようと思い立ちました。また、自分は日系ブラジル人なので私情で日本に移住するにあたり、自分の英語力を証明できる資格を取る必要もあったわけです。

結論から言うと、CPEの取得には1年かけました(FCE、CAEは受けていません)。地元でのCPE対策コースに1年間通い、12月の受験に向けて、8月辺りから対策コース+問題集をひたすら解く、といった形です。最後の追い込みの次点では一日平均して少なくとも4時間は問題集と向き合っていました。(教材は、アマゾンで購入するのが一番速いでしょうね)。

そのため自分の経験からいうと、問題集をやることが一番効果的に思えます(ストップウォッチで時間を計りながら)。加えて、リスニング力をアップするのに最も効くのはやはり、洋楽を聴くこと、映画やドラマを観ながら耳を慣らすことでしょうか。この時、聞こえて来るものをいちいち翻訳しないことが大事だと思います。要は、日本語ではなく、英語ベースの頭にするということです。

またkarlkgさんがいみじくも指摘した通り、語彙はインプットするだけでは自分のものにはなりません。アウトプットして初めて「知っている」から「使える」言葉になります。従って、ライティング力を鍛えるためにはイギリスの The Gardian や The Times などの一流紙の記事を選び、それを読み、最初はひたすらコピーしていくことがおススメです。いわゆる「写経」といった感じでしょうか。不思議と英語の文章の書き方、論理の立て方が少しずつ身に付いてくるものです。肝心なのは、何かについて表現したり説明したりしようと思った時に、自分の脳みそは日本語ー英語なのか、それとも元から英語でものを考えられるか、だと思います。なぜなら、CAEレベルともなると自分の意見や感情など、細かい部分まで的確に表現できる(言葉どおりADVANCEDな)英語力が求められるからなんですね。さらに言えば、ライティングで重視されるのは、受験者が物事についてきちんとした意見をもっているかどうか、これに尽きます。例えばCPEの試験になると、article / essay / letter / proposal / narration から2つ選び、1時間半のうちに作文を書くことが求められる、といった具合です。

受験までには確かに時間があまりありませんが、何かのお役に立てれば幸いです。大学2年生で既にFCEをお持ちのこと、また将来を見据えてしっかりと計画を立てようと努力していらっしゃる姿、素晴らしいと思います。ケンブリッジ英検の難易度は非常に高く、めげそうになる気持ちは良く分かります。でも、仮に今回がダメでも、受かるまで挑戦し続ければいいのです、まだ大学2年生ですものね。そして、就職活動の面談などで自分をアピールする時「FCEを持っています」、と堂々と言って下さい(世界においてのケンブリッジ英検の位置づけの説明ももちろん忘れずに!)。周りがみんなTOEICしか取得していない中、自分は人にないものを持っている、これはスゴイことだと思います。不安であれば、TOEICも受けてみればどうですか?FCE所有者であるならば、余裕で高得点が取れること間違い無しです(TOEICのコツを掴むための準備だけすればOK)。

語学のブラッシュアップに終わりはありません。CPEまで上り詰めた後は、定期的に英語力のメンテをしながら、今度は第2の外国語の習得も視野に入れて下さい。現在の世の中、英語はできて当たり前だとされています。自分に付加価値をつけるため、自分が求められる人材として市場で生き残っていくためには何が必要なのかを常に念頭において、頑張って行って下さいね。
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