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(1)連結キャッシュ・フローに為替換算調整勘定の増減額がないのはなぜでしょうか。
将来のキャッシュに係るBS差額ではないからでしょうか。

(2)その場合、将来のキャッシュに係りのないBS差額はどのような処理をするものなのでしょうか。

A 回答 (1件)

連結キャッシュフロー計算書は、その期の現金の流れを表示するものです。


現金の流入・流出がない項目は記載されません。
(間接法でも直接法と表裏一体のため、同じ考え方です)

特に、為替換算調整勘定は、在外子会社の貸借対照表を邦貨で換算した際に
発生するもので、その時点で子会社を手放した場合に計上されるであろう、
未実現の為替差損益の意味があります。

この意味では、「将来のキャッシュに係るBS差額」になるでしょうか??

ただ、為替換算調整勘定は、単なる換算差額であり、現金の移動がないため、
キャッシュフロー計算書には計上されません。


また、為替換算調整勘定の処理ですが、日本基準では、貸借対照表の差額
ということ以外、特に処理はありません。
(株主資本等変動計算書で差額を記載するくらいです)

国際財務報告基準(IFRS)や米国会計基準では、包括利益計算書上、
「在外営業活動体の換算差額」として反映されます。
(こちらも、持ち分変動計算書で変動額は記載します)


最後に、間接法では為替差損益をキャッシュフロー計算書に表示するのに、
為替換算調整勘定は表示しない理由は、
「税引前当期純利益」の計算に、為替換算調整勘定が含まれていないためです。

この回答への補足

無事、理解と解決ができました。
連結財務諸表等におけるキャッシュ・フロー計算書の作成に関する実務指針
在外子会社の資産及び負債の増減額の換算
18と44参照

補足日時:2011/04/28 13:13
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この回答へのお礼

ありがとうございます。もう少し整理して考えてみようと思います。

お礼日時:2011/04/28 13:06

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