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「金融商品に係る会計基準」によれば、「時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券(売買目的有価証券)は、時価をもって貨借対照表価額とし、評価差額は当期の損益として処理する。」とされていますが、売買目的有価証券を時価評価する根処について、どのように理解するべきですか?時価評価に伴う評価差額については、実現利益であるとする見解と未実現利益であるとする見解がありますがそれぞれの論処はなんですか?どうしてもはっきりわかりませんので、このことについて詳しくわかる方、ちょっと説明していただけませんか?

A 回答 (1件)

「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」には、投資者にとっての有用な情報及び企業にとっての財務活動の成果は有価証券の期末時点での時価に求められると考えられる。

したがって、時価をもって貸借対照表価額とすることとした。また、売買目的有価証券は、売却することについて事業遂行上等の制約がないものと認められることから、その評価差額は当期の損益として処理することとした。と記されています。

私見ですが、実現利益である見解と未実現利益である見解は、未実現利益は 権利確定主義及び債務確定主義の見地からは、未確定のものを収入及び費用に計上することは適当ではない。
実現利益であるという見解は、時価の意義において、時価とは公正な評価額をいい、市場において形成されている取引価格、気配又は指標その他の相場(以下、「市場価格」という。)に基づく価額をいうこととした。また、デリバティブ取引等において、個々のデリバティブ取引について市場価格がない場合でも、当該デリバティブ取引の対象としている何らかの金融商品の市場価格に基づき合理的に価額が算定できるときには、当該合理的に算定された価額は公正な評価額と認められる。
 なお、金融商品の種類により種々の取引形態があるが、市場には公設の取引所及びこれに類する市場の他、随時、売買・換金等を行うことができる取引システム等が含まれる。とあり、企業は実際に売買さてなくても何時でも任意に市場において、時価という価額において売却出てきるため、実現していることと同意であるというという風に考えます。
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この回答へのお礼

完璧な文章ありがとうございました。返事遅れて申し訳ございません!家に帰ってきて、superdogcurryさんのご回答を読んで、思わずスゲーと言ってしまいました。本当に分かりやすく、勉強になりました!!

お礼日時:2004/07/17 14:26

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