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「ROE=当期純利益÷自己資本」という式があります。

これについて、「自己資本(純資産)」と解説しているものと、「自己資本(≒純資産)」と解説しているものがあります。

「自己資本」と「純資産」は、どう違いますか?

A 回答 (4件)

昔は「資本の部」を「自己資本」、「負債の部」を「他人資本」と呼んでいた名残で説明している方も居るのかもしれませんが・・手抜きですいませんが、下手な説明文よりも分かり易い解説サイトがあったので、先ずは↓をご覧ください。


 https://globis.jp/article/5067

と言う事で
 「株主資本」+「その他の包括利益累計額」=「自己資本」
 「自己資本」+「新株予約権」など=「純資産」
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この回答へのお礼

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早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/03 10:46

文脈次第です。



自己資本は、証券会社の規制や経営指標などにも用いられるものです。(そのため「通称」などという足元のおぼつかないものではありません。。。)ただ、使う場面で定義が異なっているので、どんな使い方をしているのかを読み取る必要があるんです。

狭い意味ですと、株主資本と同義で使っていたり、よく読むと資本金と同義で使っていることすらあります。株主資本に引当金あたりが加わる使い方もあります(証券会社の規制はこれですね)。広い意味ですと、純資産と同義で使っています。

とはいえ、一般的には、株主資本よりは広く、純資産よりは狭い使い方をしますね。株主資本にその他包括利益累計額を足すか、それに近い定義をして使うのが一般的です。


ご参考に、純資産は、会社法でも各種業法でも普通に出てくる用語で、決算書に表示するよう法定されているものです(例えば会社計算規則76条)。「株式公開会社の貸借対照表で使われる高度な表示」という回答もありますが、そんな狭いものではありません。小規模の非公開会社も法律に従い「純資産」を使う必要があります。(「一般の会社の貸借対照表では、企業会計原則の「資本」を使えば充分」は、いくらなんでも、あまりにも。。。)
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この回答へのお礼

Thank you

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/03 10:53

会計では「資本」は正式な用語(=会計用語)ですが、「自己資本」は通称であり会計用語ではありません。


一方、「純資産」は会計用語です。

ですから、通称としての「自己資本」と会計用語としての「純資産」との差異を問われても、合理的な回答をすることができません。よってここでは、会計用語としての「資本」と「純資産」の説明をします。



貸借対照表では、借方(資産)と貸方(負債+資本)が同額です。一円たりとも差異は生じません。


①大蔵省の企業会計審議会が公表した企業会計原則によれば(最終改正:昭和57年4月20日)、

資本の中身は、
・資本金(法定資本)
・剰余金(資本準備金、利益準備金、その他の剰余金)
であるとしています。

しかし、

②平成17年に企業会計基準委員会は、企業会計基準第5号「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」において、「資本」に代えて「純資産」を正式名称とすると公表しました。

純資産の中身は、
・株式資本(資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式(△))
・評価、換算差額等
・新株予約権
・非支配株主持分(連結会計のみ)
としています。

なお、企業会計基準の「純資産」は、株式公開会社の貸借対照表で使われる高度な表示であり、一般の会社の貸借対照表では、企業会計原則の「資本」を使えば充分です。
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この回答へのお礼

Thank you

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/03 10:51

自己資本100万円で事業を開始し、


まず100万円の不動産を購入し、
その不動産を200万円で売って、
税金などを払って残りのカネで150万円の不動産を買ったとしましょう。

この段階で、
自己資本は100万円のまま。
純資産は150万円に増えています。
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この回答へのお礼

解決しました

時系列で考えれば良いのですね。

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/03 10:20

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