No.2ベストアンサー
- 回答日時:
のれんというのは超過収益力を表すものです。
例えば時価100万の機械を120万で買ったら、その差額はのれんにはなりません。20万円分は単に相手企業に対する贈与になりますね。つまり100万円で機械を購入し、それとは別に20万分の現金をあげたことになります。
しかし仮に時価10億円の企業を11億で購入した場合はどうでしょうか。
等価交換を前提とすると、この場合1億円余分に払っているから損をしたということにはなりません。
なぜなら、企業の価値は、個々の資産、負債の時価を単純に足し合わせただけの10億円ではなく、それぞれの資産が有機的に結合した結果10億円以上の価値を生み出すこともあるからです。
この場合、資産が単独で存在している場合の10億円とそれらが組み合わさった結果、新たにに価値が増大した11億円との差額が超過収益力であり、のれんということになります。
質問の答えですが、のれんは相手企業を完全子会社化していなくても、持分比率に応じて計上されます。詳しくは連結会計を学べば分かります。
あとtaisetuさんへのコメント、簿記でものれんという勘定を使いますよ。
No.1
- 回答日時:
営業権=のれん
このように考えてよいでしょう。営業権=平均的な利益水準をこえる利益をあげる企業は超過収益力を持つわけであるが、この超過収益力を”のれん”という。
これは商号、商標などが顧客の信用を集めたり、店舗の立地条件が恵まれていたり、技術水準がすぐれている・・・・などの理由に基づく。”のれん”は無形固定資産であるが、貸借対照表に無形資産として計上できるのは他企業の買収、合併の際に限られ、これを営業権と呼ぶ。
このような質問はメッタにないが”のれん”(暖簾)と言う言葉があるのだから簿記の本等でも扱ってほしいものですね(^・^)
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 法学 全部取得条項付株式の取得と引換えにする株式の発行 申請書について 1 2022/12/21 17:32
- 法学 全部取得条項付種類株式について 1 2022/12/20 21:45
- 訴訟・裁判 株主地位確認調停、訴え 1 2023/01/11 21:04
- 投資・株式の税金 一般口座で同一銘柄の総平均法のことで 1 2023/02/27 22:08
- 法学 会社法 吸収合併 749条1③カッコ書きについて 1 2022/04/28 09:59
- 日本株 【郵政グループの株式上場】日本郵政、日本郵政の完全子会社の日本郵便、郵便局、ゆうちょ銀 2 2023/03/14 22:00
- 確定申告 株式の一般口座の給与所得者20万円以下、不要と言われている件で 5 2023/02/28 19:35
- 法学 全部取得条項付種類株式について 3 2023/01/28 10:53
- 法学 株式会社が設立の登記をする場合において、その定款に設立費用にかかる定めがある場合、 5 2022/12/17 05:41
- 投資・株式の税金 住民税の計算の件で 5 2023/03/01 16:33
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
1株当たり情報の端数処理
-
資本金をあまり増やさずに純資...
-
在外子会社の連結
-
外貨建ゴルフ会員権の決算時の...
-
【連結キャッシュ・フロー】為...
-
クリーンサープラス(ダーティ...
-
評価・換算差額等って何ですか?
-
貸借対照表の「株式等評価差額...
-
子会社の資産・負債の時価評価...
-
連結会計の全面時価評価法につ...
-
含み益
-
資本の欠損に関する定義の意味...
-
役員への株式譲渡について
-
TOBにより子会社を取得した時の...
-
デリバティブ取引、ヘッジ取引...
-
のれん(有償取得した)の評価
-
売買目的の社債の期末時会計処理
-
「自己資本」と「純資産」は、...
-
株の贈与
-
全部資本直入法と部分直入法とは
おすすめ情報