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簿記の理論問題でいまいち理解出来ない問題があります。
問題は下記です。
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問題.
保険差益とは、保険対象資産について、保険金支払対象となる自己が生じた際に、
受け取った保険金の金額と、保険対象資産の被害直前時価との差額をいう。
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回答.
×
保険差益とは、保険対象資産について、保険金支払い対象となる事故が生じた際に受け取った保険金と、被害直前簿価との差額をいう。
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この問題で私は○をつけたのですが、
被害直前簿価というのは、結局は被害直前の時価ではないのですか?
例えば仕訳で、
減価償却累計額150/建物500
減価償却費75/
火災未決算275/
というような仕訳をきった場合、被害直前簿価が275という事を言っていると思うのですが、
結局は、直前の減価償却費等を考慮している時点で時価と言えるのではないのでしょうか?
この建物は時価275ですと言えないのでしょうか?
時価と簿価というのがどうしてもしっくりきていないのです。
時価はその時の価値(275)を表すのではないのでしょうか?
違いを教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>結局は、直前の減価償却費等を考慮している時点で時価と言えるのではないのでしょうか?


結論から申しますと、被害直前簿価は時価ではありません。
なぜなら、時価とは(ざっくり表現すると)現時点で売却できる価格をいうからです。
火災で焼け焦げた建物を被害直前簿価で買ってくれる奇特な方はそうはいません。
当然ながら、火災の影響などを総合的に鑑みて買う値段を決めますよね??
例えば、帳簿上には100百万円残っていても、火災で建物が全焼していれば時価は0です。

逆に簿価というのは、時間の経過などで価値が減価するのを考慮した価額です。
帳簿上の価額であり、現時点での売却価値ではありません。

以上です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても理解しやすかったです。
みなさんの回答はとても分かりやすく甲乙つけがたかったのですが、
迷いに迷った末、ベストアンサーはshosyu-rkさんにさせていただきます。
ありがとうございました。
今回はとても勉強になりました。

お礼日時:2012/03/06 11:27

簿価


企業の帳簿の上で減価償却費を引いた額。
帳簿上の価格なので、簿価という。

時価
企業の持つ減価償却資産を実際に自由経済市場で売りに出した場合につく価格。
簿価が20万円でも、プレミアが付いてるものなら50万円で売買されてることもある。
おすし屋さんなどでの「時価」は「毎日仕入れ値が違うので、それによって変わります」という意味。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
みなさんの回答はとても分かりやすく甲乙つけがたかったのですが、
何度か読んでみて、自分のノートにメモるなら、shosyu-rkさんの文章が一番いいかなと思い、ベストアンサーはshosyu-rkさんにさせていただきます。
すみません。
hata79さんありがとうございました。

お礼日時:2012/03/06 11:23

イメージとしては会社の内部(帳簿上の)価格が簿価


市場価格が時価だと思ってかまいません。
この場合、減価償却を考えていてもそれは簿価です。

資産の売却を考えれば分かりますが
自分では275円だと思っていても
実際は300円で売れることもあるし
200円でしか買ってくれないこともあるわけです。

300円、200円が市場の価格 = 時価
275円が会社の内部価格 = 簿価

です。

仮に時価275円ならば損益は出て来ません。
今は損益の出しかたの話をしているので
「275円のものがなくなって300円もらえたら…差が益だ」
という話をしているのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても理解しやすかったです。
みなさんの回答はとても分かりやすく甲乙つけがたかったのですが、
何度か読んでみて、自分のノートにメモるなら、shosyu-rkさんの文章が一番いいかなと思い、ベストアンサーはshosyu-rkさんにさせていただきます。
すみません。
sage-nightさんのもかなり迷いましたが、本当にハナ差ぐらい?でshosyu-rkさんの回答をベストアンサーとさせていただきます。
今回は勉強になりました。

お礼日時:2012/03/06 11:26

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