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生産性がない上に、苦しい生産者から金を取ってしまう可能性の高い金融業は必要?
起業をする人にとっては利子というリスクはしょうがないと思いますが、
もっといい方法が何かないでしょうか。

詳しい知識がほしいです。

A 回答 (8件)

>現金による売り買いはできないので、両替商は必要。



先に書いたように、企業の多くは、モノを買うときに、持っているお金を支払っているのではなく、その買ったモノを使って稼いだお金を払っているんです。
たとえば、お店で、商品をお店に並べたときに、その代金を商品を仕入れたときに仕入れ先に払っていたら、お金が足りなくてお店が続けられなくなります。商品が売れた後に、お金を払っているんです。これを可能にしているのが、手形という制度です。
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この回答へのお礼

あー!!!なるほど!手形っていつもわからず終いだったんですけど、そうなんですね!
やったー!なんかスッキリです。ありがとうございます!

企業ってそういうふうにやりくりしてるんですね。。約束手形ってやつですか?

本当に経済の回り方等把握したいんですけど、理屈は手形とか同じような仕組みを一つずつ理解すれば経済の流れは把握できるでしょうか。
流れを把握するにはどんなことを抑えればいいでしょうか?(手形等)何か思いあたるもの上げていただけませんか?よろしければお願い致します。

お礼日時:2012/06/22 10:46

民間の金融機関が「生産性がない上に、苦しい生産者から金を取ってしまう」というのには激しく同意しますが、そうは言ってもお金の調達手段は多ければ多いほどいいので、民間の金融機関は必要でしょう。



起業に際して資金が必要だというのなら、投資家から直接金融で資金を調達すればいいのでは?
もっとも、日本にはそのような市場がないので、一から始める事業が直接金融による資金調達は実質不可能ですが。

サンフランシスコあたりに行くと、街のスタバやマクドナルド等で、野心を持った若者が起業を目指して日夜ミーティングをしているそうで、米国の投資家はそういう場所に投資先を探してフラッと表れるそうですよ。
本当の野心があるのなら、挑戦すべきは米国、シリコンバレーあたりになるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

おおー。ワクワクする例をありがとうございます。
野心に溢れる若者..なりたーーーい!野心を持てるほどの知識をつけなきゃダメですね、私の場合。
社会の流れが全くわからない。

回答ありがとうございます。たしかに、金融はそういう部分で必要なのですね。自分で生計を立てたことのない私にはピンとこない話だったので、お恥ずかしいことを聞いてしまいました。

生計を立てたことのない私に何か、野心の持てるような若者になるためのアドバイスありませんでしょうか。泣

お礼日時:2012/06/21 00:07

個人に対しての融資は必要。


企業に対しては、株式などをはじめとする債券市場が、昔からの形態だけでなく、ネットを活用した最新の方式を含めて存在しているので、私は本来は不要だと思っています。
ただし、現金で売り買いをするわけにも行かないので、それを媒介する「両替商」という仕事は必要です。

企業活動の本質は、持っているお金を増やすのではなく、借りているお金を増やす活動です。それが、銀行などの金融からなのか、はあまり関係ないかと。

ちなみに、日本の両替商のはじめは、江戸時代に、江戸、大坂間の送金などに利用されたのが始まりです。また、日本の武士階層は、給金が米だったのはご存知ですよね。米は年に1回の支給または領地からの収穫になります。でも、実際の生活は金銭で成り立っていたので、武士階級の人たちは、これを担保にお金を借り、生活に使っていました。今で言う融資もこの頃に始まった制度です。
ご質問の意図と少し外れますが、金融は必要から生まれたもので、決してご質問の内容のようなものだけが目的ではなかったんです。
PASMOやSuicaとか、ボーナス一括払いが無いと困りません?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね。金融にマイナスイメージが先行してしまいましたが、始まりと仕組みを抑えてから質問するべきでした。お恥ずかしい。

お米が給料だったとは...!よく米俵を何とかって聞きますけど、本当に米のみがお給料だったんですか?!知らなかった..。

あと回答文のなかで、
現金による売り買いはできないので、両替商は必要。とご教授いただきましたが、いまいち理由がわからないので泣、そこのところをもう少しお聞きしたいのですが、お願いできますでしょうか?

お礼日時:2012/06/20 23:57

> 悪徳金融とは例えばどんなものなのでしょうか?高利だったり?



高利だったり、一見低利に見える高利だったり、わざと返済不可能な人へ貸し付けたり、過剰なペナルティを課す契約が顧客にわかりにくく仕込まれていたり、悪どい取り立てや追い込みだったり、手法は様々です。

多くの人は「金融機関は審査をして信用できる人にお金を貸してその利子を得る」という商売をしていると考えています。ところが金融規制がゆるいと、あくどい金融商売人は「信用できる人」ではなく「社会的に信用されない人」へお金を貸し付けます。金融事情に疎かったり、お金に無頓着な人へ貸し付けるのです。あるいは手当たり次第に貸し付けるという事をします。
常識的に考えて無謀であり、そんなことはそもそも商売として成り立たないと多くの人が思うのですが、世間の常識とは逆でその方が金融は儲かるのです。

お金を貸し付け、返済の延滞などが一度でもあるとペナルティとして高い延滞料や違約金を請求し、徐々に返済が不可能になってくると更に追い込みをかけて利子と高い違約金だけを支払わせるように仕向けます。しばらく利子や違約金で絞り取って、もう利用価値なしとみなすと、最終的にはその人の家財等々売れるものを二束三文の評価で没収してそれを売ってボロ儲けという手法です。

オバマ政権で規制が厳しくなりましたが、つい最近まで金融の規制緩和が進んだ米国ではこのような事を大手金融機関が行ない、国家が後押しをしていました。有名どころがサブプライムローンなどです。暴力的な取り立ては違法であっても、精神的に追い込む方法が徹底され、何より社会保障番号(国民背番号)などを金融業者が利用できる法整備が成されていたことで債務者は徹底的にどこまでもどこまでも追い込まれるという事が公然と行われていたとのことです。
「米国を手本にして日本も金融立国を」などと唱える政治家や経済関係者によって金融改革が進められかけましたが、リーマンショックやオバマ政権の誕生で、日本ではそのような金融制度はギリギリのところで阻止されました。
(日本で金融の規制緩和が進められ始めた頃に、波に乗っていたのがSFCGでした。その後の米国バブル崩壊で自らころぶことになりましたが。

歴史的に見ても借金を作らせて奴隷とすることなどが多くの地域で散見されています。金融業者と政治家が結びつくと非常に質の悪い規制緩和が行われるというのが歴史の教訓ということのようです。
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この回答へのお礼

おおーー。ものすごくタメになります。ありがたい知識をありがとうございます。youtubeの動画も興味深く、私の全く知らない世界です。
ずうずうしくもまだお聞きしたいのですが、何かお勧めな書物はありませんか?
基礎が作れるような。

また、これから生きて行く上で、何かアドバイスみたいなものがありましたら、ぜひお聞きしたいです。

お礼日時:2012/06/17 23:38

 金融というのは、いわば、余っているところから必要とされるところへお金を手渡しする産業です。


 必要な人にはお金を貸してくれる存在がいるのであれば、お金を借りて生産活動をする人間は無用な資金集めに奔走することなく生産活動に専念することができます。すなわち、彼らの存在は、経済の生産性向上に貢献しているわけです。

 とはいえ、古来より金融にはネガティブなイメージが付きものです。
 どうしても貸す側の方が優位に立ってしまう事や、経済の生産性に寄与する投資(個人向けでも、住宅や教育に関する融資は投資に入るかと思います)ではなく、人の射幸心に付け込んで、お金を取ろうとする(ギャンブルの穴埋めに金を貸す…等)傾向などがその原因かと思われます。
 そんな経緯があり、また、金融システムが万全ではないという事もあり、金融には多くの規制がかけられています(個人で言えば、無担保個人貸し付けの総量規制などは典型的な例でしょう、色々批判はあるのですが、合理的な判断ができない人間の存在を考慮し、利息は低利におさえつつ借入金額の総量を規制してしまうのは一つの解決策です)。問題点が放置されているというよりは、古来からの問題に立脚し、あれこれ問題を抱えながらも改善が続けられているというのが現在の金融システムという見方が適当かな、と思いますが、いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ものすごくわかりやすいです。私の金融に対する安易な概念も考慮してくださり、ありがとうございます。
回答文にもあるとおり、金融業に対するマイナスイメージに先行されて、原理に頭が向いていませんでした。
金融ができてからの流れも大きくですが意識できる感じがします。
先の私は金融のメリットを考えていませんでした。
Pllmandsgさんは何か経済に関する専門分野を学ばれている方なのですか?私が知りたいことがドンピシャでした。
とにかくありがとうございました。

お礼日時:2012/06/16 17:34

必要です。


問題は規制の内容です。
悪徳金融業に優位な規制緩和などが進められると、悪徳商法を行わないと生き残れなくなります。
必要な規制、適正な規制が必要です。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
悪徳金融とは例えばどんなものなのでしょうか?高利だったり?
民間の金融は悪徳をできない仕組みになっているのでしょうか?

補足日時:2012/06/16 09:01
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この回答へのお礼

お礼と補足逆です。すいません

お礼日時:2012/07/08 22:29

 民間の金融業者ではなく、国家や自治体など公的な組織がが公的金融業をやりますと、東京都が作った銀行のように、生産性がない上に、苦しくない詐欺師たちにもカネをばらまいたり、本当に苦しい生産者に金を貸して倒産されたりして、税金を無駄遣いしてしまうので、納税する住民・企業にとって弊害が大きいのです。



 気楽に貸して、気楽に回収を断念した人間は、「公務員」という立場に安住して、全然責任を取ろうとしませんので、それもまた納税者には許容しがたい話です。

 「苦しい生産者から金を取って」しまえる金融業ですが、実際には、苦しい生産者から金を取れないで、あげてしまう場合のほうが多すぎるので、金融会社を「企業しようとする人」は皆無に近い状態です。

 皆無に近いと書きましたが、新たに企業しようとする人は「皆無」と言っていいでしょう。これだけ多数の国民がいて、たくさんの企業が行われているのに、新規は10年程度のスパンで1社あるかないかくらいですからねぇ。

 むしろ、合併合併で数を減らしてきています。


 広く世界を見渡しても、世界中の国々で、必ず「民間の金融業者」育成を行ってきましたし、現在も行っています。

 したがって、人類の知能をもってしても、もっと良い方法というのはないのでしょう。

 国家の金融について勉強したいなら、いまあるかどうかわかりませんが、中公新書の「ルワンダ中央銀行総裁日記」をお薦めします。

 ルワンダが独立したころ、日本人が行って中央銀行総裁になってルワンダの基礎を作るのに尽力した話です(民間金融の育成にも尽力)。

 後に、ルワンダ内戦で亡くなる大物たちの名前(同一人物かどうかは不明)も出てきます。

この回答への補足

詳しいご回答ありがとうございます。私が疑問に思っていることが大分明るみに出ました。
本の紹介もしていただいて、本当に助かります。探してみようと思います。

公的機関に金融を任せるというのは、今の社会の仕組みからして人の性的に難しいのですね。
起業が10年に一度のスパンというのも初耳というか初意識というか。。


しかし、私の知り合いの話では、生産性のある仕事をしているものよりも、金融を営んでいるものの方が裕福だと聞きます。
このことについて何かが引っかかっているのですが、頭がこんがらがってしまうのです。

私の意識が、社会に対するお金の役割ということをまだちゃんと把握できていないところが大きいと思うのですが、
何かアドバイスいただけないでしょうか?

乱暴な質問で申し訳ありません

補足日時:2012/06/16 08:24
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この回答へのお礼

すいません。補足とお礼をまちがえていました

お礼日時:2012/07/08 22:27

では あなたが無利子で貸してあげたらいかがですか?



金を貸すリスクというものを嫌でも実感できますよ。
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この回答へのお礼

たしかに。自分でその立場から見てみないといけませんね。

お礼日時:2012/06/16 09:15

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