dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

  40代の会社員ですが、先日会社からFP2級を受験するよう指示され、3か月くらい勉強した結果合格することができました。一応会社が要求しているのは2級までなので1級は目指さなくてもいいのですが、せっかくなので将来収入につながりやすい資格を今のうちに取得しておこうと考えています。

  そこでこのままFPの勉強を続けて1級を目指すか、社会保険労務士か行政書士の資格を取るかのいずれかにしたいと思います。難易度は多分どれも同じくらいだと思いますが、実際の収入になりやすいのはどの資格でしょうか。会社員である以上、合格しても身入りには関係ありませんが、将来脱サラして個人で事務所を構えた場合や、専門の事務所に勤めた場合を想定してアドバイスいただければと思います。個人的には社会保険労務士が一番難しそうな感じで、求人も多そうな気配ですが、実際のところを教えてください。
 よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 行政書士試験は,民法・行政法などを中心に基本的な法律の理解を広く問われます。

一流大学の法学部出身者なら比較的簡単に取れますが,法律を全く勉強したことが無く,しかも高齢の方だと難しいかも知れません。
 行政書士試験は,試験の内容と実務の内容が著しく乖離していること,胡乱な資格ビジネスが横行しているため,試験に合格しただけのペーパー行政書士資格者(登録料が高いので行政書士登録はしない)が溢れている資格としても有名です。行政書士になって,具体的にやる仕事のイメージが掴めているのならよいですが,そうでない場合には合格しても実際の収入には全くつながりません。
 社会保険労務士試験は,総合的な難易度では行政書士とあまり変わらないと言われていますが,労働関係・社会保険関係の特殊な法律を勉強するため,大学の法学部出身でも特に有利にはならないこと,学習内容の多くがFPのうちライフプランニング・リタイアメントプランニングの内容と重なる(ただし,FP1級以上にかなり細かい事項について学習することになります)ことから,FP学習者であれば勉強しやすいかも知れません。
 ただし,行政書士よりはいくらかマシとは言え,社労士も資格を取って即収入につながるような資格ではありません。しかも,社労士関係の法律は頻繁に改正されますので,合格して何年もしてから脱サラして事務所を構えようとしても,受験時の知識の多くは既に役に立たないものになっています(そもそも忘れてしまっている場合が多いと思います)。
 わざわざそんな人を採用する事務所は基本的にありませんが,会社の業務上FPや社労士の知識を多く使うというのであれば,その経験を転職時や独立開業時に活かせる可能性はあります。
 
    • good
    • 3

追記させていただきます。


金融機関にお勤めでのFP資格のようですね。

融資関係に強いコンサル系も行う士業者を目指されてはいかがですかね。
税理士や公認会計士であっても、あくまでも経験による融資アドバイスにすぎません。ですので、金融機関内での経験を持つFP資格者であり、行政書士としての許認可法務などの顧問や社会保険労務士としての人事労務・社内組織や規則などの顧問から幅を広げてもよいでしょう。

場合によっては、中小企業診断士などを取得しての経営コンサルタントの専門分野が融資や保険などということも考えられるかもしれませんね。
    • good
    • 2

独立開業・士業事務所勤務で考えれば、社会保険労務士が一番有用ではないですかね。


社会保険労務士であれば、そこそこの規模の民間会社であれば、人事系の職種への応募でも評価されるかもしれませんからね。

ただ、難易度は高いと思います。
難易度の高さほど、収入が見込めないかもしれません。
出来る限り複数資格を目指され、現職の職種を生かすような専門領域を持たれるべきだと思います。

私も年齢は近いですが、修業のための就職も厳しくなると思います。経験者であればまだよいですが、民間会社での経験では専門職の経験にくらべ薄く感じますからね。

行政書士や社会保険労務士資格に比べると、FP資格は独立時等ではあまり役に立たないように思います。保険会社や金融機関などFP業務に直接かかわるような職種でなければ、役に立ちにくいですし、士業業うとして扱う範囲であれば、FP資格者としてある程度幅広い視野がある程度で見られるかもしれませんからね。

私であれば、行政書士を目指し取得出来たら社会保険労務士を目指します。行政書士だけ、社会保険労務士だけでは、すでに資格者が多くいますので、幅広い業務を扱えるように複数の資格を目指しますね。ただ、行政書士兼社会保険労務士、行政書士兼司法書士などはすでに多くいますので、それでも難しいかもしれませんがね。

私は税理士兼社会保険労務士事務所に補助者(無資格)にて働いたことがありますが、士業事務所の多くは個人事業がほとんどであり、個人商店などと変わりません。給料が安いところも多く、会社のような福利厚生も少なく、安定性も低いと思います。法人事務所や総合事務所などで経験を積んで開業されるほうが良いかもしれません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

丁寧なご回答をいただき、ありがとうございます。今や資格は単独では武器にならなさそうですね。いくつか組み合わせてアピールするしかなさそうです。私の場合金融機関に勤めているので、証券外務員やFPの資格を持っていても、所詮会社の中で「資格を持っている」というだけなので、将来的にはストレートに収入につながる資格を持ちたいと思っています。50代半ばくらいで早期退職をし、その後独立するか事務所に勤務したいと思います。アドバイスのとおり、行政書士+社会保険労務士をまず目指そうかと思います。有難うございました。

お礼日時:2012/06/18 21:52

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!