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布基礎のサイズは最低限以下を満たす必要があるとありますが
実際はどれぐらいで工事されているのでしょうか。

土台部分の高さは150mm以上
立ち上がり部分の高さはG.Lから300mm以上
土台下端よりG.Lまでは240mm以上
立ち上がり部分の幅は120mm以上

一般的に鉄筋は太い方が良いでしょうか?
立ち上がり中央の主筋が太い(D16以上)方がいいとありますが
実際はどれぐらいの太さが使われているのか知りたいです。

A 回答 (3件)

建築基準法施行令第38条及びH12建告の規定は、お分かりの物として言いますと。


立ち上がり布幅は、120mm以上(土台寸法より若干大きく)
立ち上がり高さは、設計FLから計算してGL+300mm以上を確保。
根入れ深さは、建設地の凍結深度により決定しています。
底盤厚さは、150mm以上
底盤幅は、接地圧を計算して決定しますが、450mm以上を採用しています。

配筋は、布主筋1-D13を基準とし、大きな開口部部分は、荷重検討して2-D13とする場合があります。
布せん断補強筋は、布基礎幅の割合(0.2%)以上により布幅120の場合、D10@250を採用しています。
底盤横筋は、接地圧に応じて計算して出しますが、普通D10@250 負担荷重が大きい時には、D13@250を採用しています。
底盤端筋は、D13
計算外として布腹筋をD10@300で配筋しています。

木造2階建ての場合、余程の偏荷重が掛からなければ、主筋D16以上を使う機会は、少ないのではないでしょうか。

本来基礎の主筋は、基礎に掛かる荷重の負担面積及び負担荷重を計算して求める事となっていますから、必ずしもD16にすれば良い物ではありません。
建築予算にもろに掛かってくる問題でもありますからね。
設計予算を低く抑える様に設計するのも設計者の務めです。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。地盤良好な土地に平屋建てでD16の出番はなさそうですね。
立ち上がりの布幅や高さ、底盤厚さと幅も大変勉強になりました。最低基準より若干余裕を持って組まれているのがわかります。ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/28 14:07

一般的な配筋は縦横ともにD10となり端部筋(横筋の一番上や縦筋の隅角部)D13です。


あくまでも一般的布基礎での鉄筋径となります。
地耐力により基礎形状が変わったりもしますし、配筋ピッチも変わります。(一般は150~200mm)

この回答への補足

ありがとうございます。縦横の配筋にD13を使って配筋ピッチを200ミリにするのとD10を使ってピッチ150ミリにするのはどちらが強い基礎に仕上がるでしょうか。配筋ピッチのことはあまり考えていなかったので大変参考になります。

補足日時:2012/07/26 23:00
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一般的な木造在来の4号建築物のことでしょうか。



まず、布基礎を選択するに当たり、地盤が良好であることが前提です。
そのうえで、立ち上がりの巾は最低で120ミリとなっています。
一般的には135ミリ~150ミリで施工されることが多いと思います。
基礎の天端はGLから400ミリ位が一般的です。
基礎屋さんの型枠が600ミリだったりするため地中埋設分を考慮するとそんなものでしょう。
また、主筋は13ミリが一般的。

まずは地盤、次に基礎で耐力を出したければベタ基礎にし、配筋ピッチで調整。

この回答への補足

ありがとうございます。床面積58m2木造北米式ツーバイフォー平屋の4号建築物です。
丘陵地で地盤は良好な若干の傾斜地です。(傾斜角9度)

いろいろ参考にさせて頂きます。勉強になります。

補足日時:2012/07/26 22:50
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