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薬を服用し、それが血管で吸収されて全身を血液に乗って循環し、弱っている臓器に作用すると理解しました。しかし、その薬の排泄は、最終的には腎排泄、肝排泄となるようですがそれぞれどういう意味なのでしょうか?それぞれの違いを教えてください。腎排泄とは、尿により対外に排出されるということでしょうか?それでは肝排泄となると便ということになるのでしょうか?
その辺をわかりやすく、説明してください。

更に
たとえば、腎不全患者は、腎排泄の場合、その副作用が大きく出たりするものでしょうか?それを排出させるのが腎臓に変わる透析ということになるのでしょうか?血液透析の場合、1日おきに行われるのでその間に薬を飲んだりすると、さらに副作用の出る確率も高くなるのかな、ましてや高齢者だと更に副作用の出る確率も高くなるのかなと思ったりもします。

尿として排泄できないわけですから、血管の中に蓄積され副作用
が出やすくなるのは当然のように思いますが、いかがでしょうか?

あわせてご回答をください。お願いします。

A 回答 (2件)

【~小腸で吸収されるわけですが、その後全身を循環して調子の悪い臓器に作用した後、残りの成分が肝臓まで来て胆汁に変化するということなのでしょうか?】



薬を効かせたい臓器に達したあと、肝臓で・・・・ではなく、最初から肝臓を通って、それから全身へ・・・です。
たまたま、目的臓器が含まれているだけのように。
だから、それ以外のところで作用するのが、’副作用’

そして、何回でも肝臓を通る。
そのたびに、元の薬としては少しずつか、いっぺんにか分解されていく。
その道中での’一部壊れた形?’の代謝物でも、薬効があったり、悪さ・副作用があったりもする。

【それで、長時間体をぐるぐるするということでしょうか?】

胆汁になって、糞便中に出るまで、あるいは、水溶性になるまで分解されて、・・・で腎排泄になるかまで、何回でも、ぐるぐるとまわります。
さらに、道中、あたかもベンチでお休み?のように、体脂肪にとけて、勝手に一休み?するようなことをして、
薬の効き目に関与しないようなストックとしてあることにもなる。
このあたりの’ぐるぐる’をすくめて、出るまでをウォッシュアウトといいます。 


【小腸で全部が吸収されるわけではないとは、大腸に流れていくということでしょうか?】

違います、吸収されてから、肝臓を通り、一回りして、また、さらに脂肪で一休みなどもして、2回目肝臓をとおり・・・・。
3回目もまた・・・。
などなどの、ぐるぐるです。

一番わかりやすいのが、アルコール。
アルコールの形で吸収されて肝臓をとおる、ぐるっと回るので、酔っぱらう。
道中、脂肪にもアルコールは溶けて、その’効き目’が徐放し、長持ちする。

一部はアルデヒドになって、だんだん、気持ち悪くなる。
更に、分解されて、二酸化炭素と水。

アルコールの間は酔っ払い、アルデヒドの間は気分が悪く、これをさらに二酸化炭素と水までするに、
酵素が2段階。
何度でも肝臓をぐるぐるして、それぞれの、段階へステップするまで、血中にあるものの’作用’を受ける。
最後、二酸化炭素と水にまでなるので、便には出ない。

ちなみに、アルコールは’呼気’にも排泄されます。
飲んで、消化器をとおり、肝臓も通り、ガス交換のためにたまたま立ち寄った肺で、
外に出る、気化するから。

これで、酒気帯び検査をするわけです。
もう、酔ってない・・・と思っても、脂肪に溶けているアルコールが、徐々に出てきたりするので、
○時間後でも、出たりする。

【血管の中に蓄積され副作用
が出やすくなるのは当然のように思いますが】

口からの飲むということは、全身に・・・ですから、それ以外のわからないで作用する部分が大きいのです。
もちろん、蓄積するということは、薬の量が、結果的に多くなるということになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

回答をいただいて、すでに拝見はしていました。
御礼が遅くなってすみませんでした。


内容を読んで、自分の理解を書いて、質問をしてこの場で解決したいと思っていたので、時間が空いてしまいます。

分からないことがあったら、改めて質問をさせていただきます。
 

お礼日時:2013/04/07 11:43

【腎排泄とは、尿により対外に排出されるということでしょうか?それでは肝排泄となると便ということになるのでしょうか?


その辺をわかりやすく、説明してください。】

主に水溶性の薬物は、腎排泄、脂溶性だと、肝臓での代謝を受けて胆汁に’排泄’そして、便・・・、そうそう間違いはないです。
肝臓だと、いろいろな分解酵素によって、体に合うように?代謝経路に乗せるわけですが、
酵素を無駄使いすることもあったり、ほかの物質と酵素をいわば奪い合う?ような状況だと、薬物が長時間体をぐるぐるするわけです。
ただ、脂溶性の薬物は、全部が血管ぐるぐるではなく、吸収されると、
かなりの量が、’脂肪’に取り込まれて一種、不活化されて(無駄にストックを先取りするとでも思ってください)
それから、やっぱりいらない・・・・と判断するわけじゃないですが、血管内に放出されるような動きをします。



【尿として排泄できないわけですから、血管の中に蓄積され副作用
が出やすくなるのは当然のように思いますが、いかがでしょうか?】

その通りです。
それ以上に、水溶性でありながら、どうしても腎臓のフィルター?を通らない、通るときに腎臓をいじめていく、
イメージとして、フィルターを無理やり通るような構造だと、’腎毒性’があるという表現になります。

どっちか、ということでもなく、どちらでも代謝されるという薬物も多いです。
構造が大きければ大きいまま(肝臓で代謝)、酵素が小さくして(肝臓で)、小さくなったら、腎でもokとか。

ですので、透析患者には、腎排泄の薬物はなるべく避けるということになっている。

この回答への補足

食べものは食道をすとんと落ちた後、袋の形をした胃の中に一旦とどまります。強い酸性の胃液とよく混ざるためです。胃の中で食べものはドロドロに溶かされ、その後十二指腸に移動します。十二指腸では消化液と混ざります。その一つは胆汁で、胆汁は肝臓で作られた後、一時的に胆のうに蓄えられ、胃の動きが活発になるとその刺激が胆のうに伝わり、胆汁が一気に十二指腸へ流れ込みます。また、胆汁はアルカリ性なので、十二指腸で胃酸を中和する作用を持っています。胃の裏側にある膵臓からは消化酵素が分泌されます。消化酵素は食べものをブドウ糖やアミノ酸と言った栄養素に分解します。食べたものは胃の中でドロドロの状態ですが、その後消化酵素のはたらきで目には見えない栄養素に分解されます。そしてこの栄養素は小腸を進みながら体内に吸収されていきます。消化酵素によって分解された栄養素は、小腸で吸収されますが、食物繊維などの消化されなかったものは、消化液の中に混ざったままです。大腸に入ります。食物繊維は、完全に水のような状態です。大腸で主に水分や電解質が吸収され、食べもののカス(食物残渣)だけが集められ、それが固まりとなったものが便になります。


脂溶性だと、肝臓での代謝を受けて胆汁に’排泄’そして、便・・・、そうそう間違いはないです。


たとえば経口薬であれば、口~食道~胃~十二指腸~小腸で吸収されるわけですが、その後全身を循環して調子の悪い臓器に作用した後、残りの成分が肝臓まで来て胆汁に変化するということなのでしょうか?

それで、長時間体をぐるぐるするということでしょうか?


肝臓だと、いろいろな分解酵素によって、体に合うように?代謝経路に乗せるわけですが、
酵素を無駄使いすることもあったり、ほかの物質と酵素をいわば奪い合う?ような状況だと、薬物が長時間体をぐるぐるするわけです。
ただ、脂溶性の薬物は、全部が血管ぐるぐるではなく、吸収されると、

かなりの量が、’脂肪’に取り込まれて一種、不活化されて(無駄にストックを先取りするとでも思ってください)

小腸で全部が吸収されるわけではないとは、大腸に流れていくということでしょうか?


それから、やっぱりいらない・・・・と判断するわけじゃないですが、血管内に放出されるような動きをします。


難しいですね。

補足日時:2013/03/31 12:04
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

回答は、その日のうちに拝見したんですが、お礼を書いたつもりでいました。
いまお礼を書いてないのに気づきました。

本当にすみません。

お礼日時:2013/03/31 11:29

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