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PLの下端の方、税引前当期純利益の下に法人税等、と入っていて例えばそれが30万円だった場合、

法人税の世界で言うと、それは損金経理されている30万ということですかね?

つまり4表加算する金額ということでしょうか?

またこの30万の中には納税充当金が含まれる場合もある、と聞きましたが、なぜ納税充当金がこの中に含まれるのでしょうか?納税充当金はBS科目みたいなもので、PLと関係ないかな?と思ったのですが…

納税充当金繰入額だとPL科目ですかね?ちょっとまだピンときません…

すみません、質問がダブってしまいましたが、どちらかだけでも、お分かりになる方いらっしゃいましたら、ご教授願えませんでしょうか?

A 回答 (3件)

『PLの下端の方、税引前当期純利益の下に法人税等、と入っていて例えばそれが30万円だった場合、


法人税の世界で言うと、それは損金経理されている30万ということですかね?つまり4表加算する金額ということでしょうか?』

←そうです。


『またこの30万の中には納税充当金が含まれる場合もある、と聞きましたが、なぜ納税充当金がこの中に含まれるのでしょうか?』

← ご質問の『法人税等』には、中間分と期末分の合計額が表示されます。

 中間分支払時    (借) 法人税等 150000円 / (貸) 現金預金 150000円

 期末分見積り計上  (借) 法人税等 150000円 / (貸) 納税充当金 150000円

 と仕訳されるわけです。

 この場合、P/Lの『法人税等』は300000円となり、この中には『納税充当金が 150000円含まれ   る。』 ことになります。



『納税充当金はBS科目みたいなもので、PLと関係ないかな?と思ったのですが…
納税充当金繰入額だとPL科目ですかね?ちょっとまだピンときません…』

← 正解です。『納税充当金』はB/S科目で、『納税充当金繰入』はP/L科目です。
  ちなみに、『納税充当金』は『未払法人税等』と同じ意味です。

  要は、期末に

  (借)法人税等 150000円 (貸)納税充当金(未払法人税等) 150000円

  と仕訳をするわけですが、それは、

 (借)納税充当金繰入150000円 (貸) 納税充当金(未払法人税等) 150000円

  と同じ意味だという事です。
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この回答へのお礼

なるほど、分かりやすかったです!ありがとうございます!

お礼日時:2013/10/15 21:45

PL計算の時税引前当期利益が出ます。

その下に法人税等充当額がきて当期利益となります。この利益がBSの貸方の資本の部の剰余金の下に記載してBSの出来上がりなのです。
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設例


当期の法人税等30万円、内中間納付税額15万円(法人税10万円、住民税2万円、事業税3万円)、期末未払法人税等15万円

会計処理
中間納付時の仕訳
  法人税、住民税及び事業税 150,000 / 現金預金 150,000
期末の仕訳
  法人税、住民税及び事業税 150,000 / 未払法人税等 150,000

法人税申告書別表4の加算
  損金経理をした法人税 100,000
  損金経理をした道府県民税(利子割額を除く。)及び市町村民税 20,000
  損金経理をした納税充当金 150,000

この別表4では以上のように加算します。しかし、中間納付事業税については加算不要です。
事業税は、原則として翌事業年度の損金とされます。しかし、中間納付分については、納付年度の損金とされるので、上記のとおり別表4において加算の必要はありません。事業税の翌期納付分は、損金経理をした納税充当金 150,000に含まれて一旦加算されますが、翌期の申告書では「納税充当金から支出した事業税等の金額」欄で減算されます。

なお、復興特別法人税、源泉徴収所得税については説明を省略しています。
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この回答へのお礼

なるほど!ご丁寧な解説、ありがとうございます!

お礼日時:2013/10/15 21:44

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