アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

父親が80歳で肺がんとの診断。

2センチほどの腫瘍あり。

手術して肺を切り取るか、放射線治療するかで悩んでいます。

高齢なためどちらも負担、リスクあるため決めかねています。

手術したほがいいという医師もいれば、無理してしないほうがいい

という医師もいます。

同じような高齢者の治療経験をしたかた、いましたらご意見おねがいします。

本人、家族で結論をだすのですが参考になればと。

A 回答 (4件)

高齢者の治療経験はありませんが、回答してみたいと思います。

肺腺癌の体験者です。
判断に苦しむ問題のようで、お迷いになるお気持ちはよくわかります。

まず、肺癌の第1治療選択肢はごぞんじのように手術で、多少の無理があっても外科医は手術にもちこもうとします。肺癌を治すには手術して癌を切除するしかないというのが”常識”となっていますから、外科医には「手術して治してあげたい」という思いが強く、同時に「癌は外科医にしか治せない」という自尊心のようなものもあります。こういったことから、外科医は手術にこだわります。

しかし、お父上の場合は「無理して手術しないほうがいい」という声もあるということですが、本来は手術にこだわるはずの医師がそう言っているのなら、相当リスクが高いことがわかっているからでしょう。私は56歳の時に左肺上葉を切除しましたが、後々まで後遺症を引きずりました。80歳の方が肺の手術するのは、体力的に非常に厳しいことです。身体的な各種の機能で個人差はあると思いますが、お父上は手術しないほうがよいと思います。

手術して切除しないでいると、転移するのではないかと危惧されることでしょう。しかし、もしお父上にできた癌に転移能力があるのなら、まだ形としては見えませんが、すでに転移しています。ご存知のように、転移した肺癌は手術の対象になりません。まだ見えないけれど、もし転移しているなら、手術すると状況は悪くなるだけです。転移しているというのはあくまでも仮定ですが、この仮定のもとでは体力云々にかかわらず手術しないほうがいいと思います。

お父上の癌に転移能力がない場合は、ほんとにこうだといいのですが、無理に手術して身体を痛めることはありません。転移能力がない癌は、ひどい悪さをしませんし、そのうち消えてしまうこともけっこうあるようです。ですから、転移能力がない癌だと仮定すれば、なにもしないで様子をみるというのも立派な選択肢になります。つまり、転移能力があっても、転移能力がなくても、手術には世間で”常識”化しているほどの大きな意味はないのです。

しかし、なにもしないというのは、とても困難なことです。不安で耐えられないかもしれません。ですので、お父上には放射線治療をお薦めします。放射線は怖いものですが、治療用の放射線は十分コントロールされています。手術で開胸するよりも、はるかに身体の負担は軽いものです。学会のガイドラインには載っていませんが、肺癌治療の第1選択肢に放射線治療を推す医師もいるほどです。放射線治療の最大のリスクは、遅発性の発がんでしょう。しかし、失礼ながらお父上の年齢を考えれば、深刻に考える必要はないかと思います。放射線治療をして、元気な身体でやりたいことをおやりください。
    • good
    • 9
この回答へのお礼

手術に対しては、体力の問題と肺機能の低下が一番の心配です。

少しでも長く生きていたい気持ちはあっても、鼻にチューブを

着けてまで生きたくないと本人は言っています。

回答たいへん参考になりました。

お礼日時:2013/07/29 19:38

手術はお勧めしません。



その理由は、肺の機能が落ちるからです。
老人の死亡原因の上位は、肺炎です。
つまり、呼吸機能の劣化は、命の問題となる
可能性があるのです。

放射線治療をお勧めします。
しかも、ただの放射線治療ではなく、
IMRT(強度変調放射線治療)ができる施設。
できれば、さらに、VMATができる施設での
治療をお勧めします。

お金の問題がないならば、重粒子線・陽子線という
選択肢もあります。

抗癌剤治療はお勧めしません。
抗癌剤をすることで、再発予防になる可能性はありますが、
副作用との戦いを考えると、メリットは小さい。

金銭的な問題がないならば、
自由診療の免疫療法をサブとして追加するのも、
良いと思います。
    • good
    • 10
この回答へのお礼

重粒子線だと治療できる病院が限られてきますね。

参考になりました。

お礼日時:2013/07/29 19:41

生理機能検査で手術に耐えられるということでしたら手術がいいと思います。




放射線治療ですと、あわせて化学療法もするのでしょうか?


まずは手術 再発などは放射線+化学療法 という順番が多いようです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/07/29 19:42

私の実父は胃癌でしたが、家で倒れて81歳頃に胃の3/4を摘出しました。


摘出手術は、医者は悩んだようですが、緊急でもあり、実母が「この人はシベリア抑留されても生き延びたので、身体は丈夫です」と理解不能な説明で医者を説得したみたいです。

退院後、旅行等にも何度か行っていました。

ところが、やはり転移していて、85歳の時に約半年入院して大往生しました。

本人も「転移しているはずだ」と日頃から言っていましたが。


肺と胃では状況は違うと思いますが、まだ本人に判断力がありますから、本人の判断が最優先されるでしょう。
本人の「生きる意志」が「手術に勝つ」最大の武器になることは間違いありません。

あと10年以上も寿命は残っていますよ。

私なら、「手術しよう」という前向きな医者を本人に勧めます。
だって、あと10年は、薬だけでは勝てないのでしょうから、きっと。


私には「リスク回避」は、逃げ腰の医者の常套句にしか聞こえません。

後期高齢者は、厚労省指示により、手術方法や手術時間、麻酔方法はかなり制限されています。
開腹開胸手術ではなく、負担のかからない内視鏡手術等でできる医者をできれば探してあげてください。

以上参考まで。
お大事に。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

参考にします。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/07/29 19:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!