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日商簿記2級の勉強をしていますが、消費税の仕組みが良く分らないので、内容を理解することが出来ません。
以下の点について教えてください。
1. 売上/仕入れ時の仕訳
  ・売上時
   売掛金 1,050円/ 売上 1,000円
  / 仮受消費税  50円
  ・仕入時
   仕入 1,000円/買掛金 1,050円
仮払消費税 50円/
 (1)上記の仕訳は正しいでしょうか
    外税/内税、伝票方式/帳簿方式のどちらでも同じですか
 (2)上記の仕訳が正しいとして、仮受消費税と仮払消費税の意味は何でしょうか。(仮受消費税は税務署に納めるために仮に預かっているお金という風に想像しているのですが)
2. 決算時の仕訳
 (1)仮払消費税の合計額が2,000円、仮受消費税の合計額が2,500円の場合、問題によって次の2通り仕訳があるようですが、その違いは何でしょうか。
 (ア)仮受消費税 2,500円/仮払消費税 2,000円
/未払消費税 500円
 (イ)租税公課 500円/未払消費税 500円
 (2)上記で仮払分を差し引く意味は何でしょうか
 (3)上記で、仮払分が仮受分を上回った場合はどうなるのですか。

以上、稚拙な文章で申しわけありませんが、宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

1の(1)


仕訳は正しいです
伝票帳簿方式はいずれでも関係ありません

仕訳は「外税方式」です
内税方式だと、仮受仮払消費税は出てきません
総額が売り上げ仕入れになります
1の(2)
消費税は消費した人が国に納める税金です
でも、実際は販売した人がその税金分を預かり、消費者に代わって国に納めています
原則として事業者は消費税が自分の帳簿を通るだけ
負担もしませんが、頂く事もありません
(原則として、です)
すると、預かった消費税は仮受金
払った消費税は仮払金と言う事になり、決算の時その合計を計算して、預かった方が多ければ差額を支払いますし、払った方が多ければ差額の還付を受けます
想像の通りで結構です
2の(1)
外税方式だと(ア)になります
内税方式だと(イ)になります
この場合の外税内税は記帳方式だと思ってください
内税方式だと消費税は別途計算し、それを租税公課として経費の科目にします
外税方式ならズバリ仮受と仮払の差額です
本来の売り上げは5万円です
外税方式なら売り上げ5万円、仮受消費税2500円となり、正しい数値です
ところが内税方式だと売り上げが52500円と計算されます
間違っていますね
なぜ内税方式があるかと言うと、税務署がどちらでも良いと認めているからです
ただし消費税を預かっても税務署に支払わなくて良い「免税業者」というのがあって、この人達は内税方式しか認められていません
2の(2)
おわかりでしょうが、預かった分と立て替えた分の差額を税務署に払うのですから、当然差し引きます
2の(3)
税務署から還付されます
未収消費税です

この回答への補足

早速ご回答頂き、また大変詳細な解説、恐れ入ります。

念のため、ご回答の内容を確認させていただきます。

・内税方式の場合は、元々消費税に関する仕訳を起こしていないので、納めるべき金額を決算時にまとめて計算して、仕訳をするということですね。
・仮払消費税については、(例の場合は)本来税務署(というか国や自治体)が受け取るべき金額は、2,500円であるため、仕入先が預かって税務署に納めた2,000円を引かないと、税額が4,500円になってしまうからなんですね。

補足日時:2004/05/25 20:10
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内容は#1さんの仰るとおりだと思いますが、


普通は「内税方式」「外税方式」とは言わずに「税込経理」「税抜経理」といいます。(日商簿記では違うのかもしれませんが)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

日商簿記の試験問題でも、「税込方式を採用している」となっていました。
この一文が重要なのですね。

お礼日時:2004/05/26 08:13

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